【蕎】第55回 蕎麦っけの会を開催しました!

第55回「蕎麦っけの会」は、2018年12月22日(土)、お馴染みの国立「きょうや」で満席26名の参加にて恒例の忘年会。

冒頭、渡邉さん(40年工)から「今話題の自動車会社のG氏には、仕事で大変悩まされたことがありました。」との秘話が披露され、乾杯のご発声。

その後、いつもながらの美味しいお料理がスタート。途中、「皆さんが酔わないうちに」、前回同様に新規参加の紅一点・上原さん(59年文)のご挨拶。そして、いよいよ本日のメイン・イベントとして丸山大先輩(30年経)によるマジックがありました。様々に繰り出される手品に、一同やんやんの拍手で一気に盛り上がりました。

お酒は恒例の新潟の銘酒「吉乃川」ですが、皆さんいつも以上にピッチが速いため店の対応がテンワヤンヤ状態。ついに世話役の独断で、一升瓶をそのまま配る事態に至りました。

宴たけなわの頃には、「蕎麦っけの会」恒例の喜寿の方々(加藤さん(38年経)と武田さん(39年法))への花束贈呈。続いて、菅谷さん(37年経)からの闘病記のご報告がありました。また、「きょうや」のご亭主からは「いつも盛大なご利用ありがとうございます!!」との感謝のご挨拶

こうして、楽しい時間を過ごしつつ、美味しい蕎麦をシッカリお替わりした後、締めくくりとして、平林さんの名指揮による「若き血」へと進みました。

ゆく年くる年、「来年こそは、災害もない良い年でありますように」と、一同、心を込めて祈りつつ中締めとなりました。次回は、3月下旬~4月上旬頃に、お花見も兼ねての会を催す予定です。

(世話役。野田(52年経))

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【C】第13回実習を開催しました 

2018年7月10日(火)光プラザ生活実習室で開催しました。
テーマは暑い夏を乗り切る「さらば夏バテ!」 メインは「にんにく煮豚」です。

<にんにく煮豚>
豚肩ロースかたまり肉を焼き色をつけ、にんにくと煮汁(酒、醤油、水、砂糖)を加えて25分ほど煮、更に予め準備したゆで卵を入れ3分程煮る。
肉は竹串をさし透き通った肉汁が出てくればOK! 豚肩ロースかたまり肉は返しながら煮るのがポイント!
なすのトマトソース
なすを強火で炒め、水を加えてふたをして弱火で4分。皿になすを盛りつけソースをかける。
ソースは角切りのトマトとみじん切りのしょうが・にんにく・長ねぎに、しょうゆ・酢・オイスターソースとオリーブ油等をまぜておく。
なすとしょうが・にんにくの組合せが食べやすくgood!
モロヘイヤとえのきのスープ
中華風の簡単スープ。超お手軽!
新しょうがのジンジャエール
新しょうがに砂糖をまぶして30分、更に水を加えて20分煮る。シロップを入れて炭酸水で割る。スッキリ感がたまらない!

世話役 沼野 義樹

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【歴】第87回 歴史をひもとく会 開催報告

南北朝時代の武士と国分寺・府中

祈りの「奈良」、雅の「平安」、相克の「安土桃山」、太平の「江戸」、各々の時代の様相は明らかですが、然らば「室町」は、その時代の相貌は。今回、この問いへの答えを求めて、新進気鋭の国文学者である慶應義塾大学文学部の小川剛生教授にご講演をいただきました。

第87回講演会は、平成30年12月8日(土)都立多摩図書館2Fセミナーホールにて、歴史をひもとく会の会員46名の参加者の下で行われました。

冒頭、講師は配布資料に書かれた地図を基に、武蔵国の地政学的な解説から説き起こし、府中に置かれていた国府を通じての武蔵国支配の仕組みや、当時の地方豪族であった在地領主が領土を安堵するのに如何に腐心していたかを説明された。彼らは独立志向型で、自分のことは自分でやるという意識が強く、中世期は当事者主義・自己責任の時代であったと切り込んでいます。戦(いくさ)を例にとれば、軍勢を整える戦費はすべて自前で、負けたら没収。当時の武蔵国は、地頭としての小領主がひしめき、形式的にも自己の支配権を保証してくれる幕府の権力に臣従し、その義務(奉公)として彼らは軍役・治安維持・インフラ整備・普請などを負担させられていた様です。
武蔵国を貫く鎌倉街道上道(かみつみち)は、南に相模、北に上野・越後に繋がる幹線道路で、主要な軍用道路でもありました。北に、大領主が多かった北関東と対峙し、南北の流通の支配と権益を賭けて、利根川を軍事境界線としてせめぎ合っていました。やがて時代が移るに従って、公方足利氏と管領上杉氏の抗争に転化して行き、公方側が些細なことを言いがかりにして度々北関東勢に戦いを起こし、上道を利用して出兵を繰り返し、軍事的プレゼンスが半ばセレモニー化していたのが時代の様相であり、まさに道が時代を作ったと云えましょう。

さて、学問上のネックは、室町期の研究に必要な資料が極めて不足しており、京都から遠く離れた地方については、当時を紐解く資料は殆ど見当たらないのが実情です。然し乍ら、大正時代に発見された高幡不動金剛寺の本尊である不動明王の胎内に残されていた古文書(70通の書状断簡)は、当時の様相を知り得る貴重な手掛かりとして資料的価値が高いものであることが判ってきました。
約30年前から解読が開始され、50通は小領主の山内経之の書状で、内容は家族への恋慕と戦場での窮状に伴う補給の無心等を訴えているものと判明しました。当時の武士階級の実情を把握する貴重な資料として更なる解明が待たれる。
講師は、配布資料を原典購読風に解説し、分かり易く現代語に翻訳してくれています。近在の馴染みのある寺院からの出土品にまつわる興味深い話が次々と紹介されて、聴衆も中世の武家の世界に大いに引き込まれ、あっという間に講演時間満了となりました。

会場内は咳払い一つ聞こえず、講師の話を聞き漏らすまいと、全員が真剣に配布資料を食い入る様に眺め、恰も、学生時代の教室に戻った様な雰囲気がとても印象的でした。その脳裏には、室町という時代の相貌はどの様に映ったのであろうか。これもまた興味の尽きないところです。

以 上

IMG_8497 (2)・ 講師 慶應義塾大学文学部教授 小川 剛生氏
・  1993年 慶応義塾大学文学部国文科卒
・  2006年『二条良基研究』で第28回角川源義賞を受賞(最年少)
・  2016年 慶應義塾大学文学部教授就任
・  2017年 第3回西脇順三郎学術賞受賞
・  ◇著書「足利義満 公武に君臨した室町将軍」(中公新書)ほか多数

 

【Y】第31回The Young Salon講演会を開催しました

テーマ:「中国問題」

12月15日午後、ひかりプラザにて、48名の参加の下、第31回The Young Salon講演会を開催しました。講師には、1975年慶應義塾大学経済学部を卒業後、国連日本政府代表部公使、上海総領事、香港総領事、カンボジア駐在特命全権大使などの要職を歴任された隈丸優次氏を迎え、「中国問題」をテーマとして取り上げました。講演の骨子は下記の通りです。

  1. 中国は人権より国家主権を優先する国として、欧米各国から異質な国として思われ始め、その対応に各国は急速に不安を覚えている。
  2. トランプ氏の「アメリカ第一主義」により、これまで米国主導で世界を支えてきた理念・体制・普遍的価値に変化を来している。米国においても、・ロシア・中国と同じように「力」を基本価値とする考え方が強まり、これが軍備拡張の流れを生み、世界情勢を危険水域に導きつつある。わが国としてはこれまでとは違った自主的な外交政策が必要とされよう。
  3. 中国は文化大革命以降78年から「改革開放」が始まり、その後天安門事件が発生したが、その後の経済発展が中国共産党の弱体化ではなく、むしろその支配の強化に繋がった。2001年に中国がWTOに加盟し、北京五輪がきまったことにより、中国愛国主義が一段と進んだ。中国共産党は改革開放を進めると同時に国内統制を強化した。
  4. 米中関係はこれまでの協調体制から急速に競争関係、敵対関係へと変容を遂げつつある。習近平氏は「中国の夢」の実現を図り米国を超えようとしている。他方、「American First」を掲げる米国は孤立したのでは覇権を守れないとのジレンマがある。
  5. 世界の多くの国において、東南アジアを含め、現在民主化の停滞と強権主義の横行がある。中国は支援、貿易、投資を通じて影響力の強化を図っている。一方欧米諸国は自国(地域)内の問題に忙殺される等、世界各地に手が回らないのが実情。
  6. わが国は三本柱(総合力による外交、日米同盟の堅持、ASEANとの共生)の元、外交活動を活発にし、「自由、民主、人権、自由経済、透明性、法治など」の価値を基本とする世界秩序が守られるように努め、国際連帯を進めることが重要。中国とは、その戦略を注視し警戒しながらも対話をし、意思疎通を図って行くことがこの地域の安定と繁栄のために肝要である。

尚、引き続き行われた懇親会には講師を含め22名が参加し、和気藹々の楽しい懇親会となりました。

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【E】Oh ! Enka の会 年末コンサートを開催しました。

1.日時   平成30年12月 2日(月)14:15~16:45
2.会場   cocobunjiプラザ リオンホール・Aホール
3.出席者  会員 :59名、 国分寺三田会・立川三田会・会員家族・同伴者:70名
・      出演者:10名(ピアノと独唱3名、ポルケタンゴ7名)
4.主催   Oh ! Enka の会とThe Young Salonの共催
5.プログラム
・第1部 ピアノと独唱
・    ピアノソロ:川端友紀子  連弾:早川枝里子、川端友紀子
・    ソプラノ独唱:新倉さやか(ピアノ川端友紀子)
・    ①グリーグ作曲「ペール・ギュント第1集」より「朝」(連弾) ②初恋(ソプラノ)
・    ③「坂の上の雲」より「Stand Alone」(ソプラノ)
・    ④ショパン作曲「幻想即興曲」(ピアノソロ) ⑤チャイコフスキー作曲  バレエ音楽「くるみ
・    割り人形」より「行進」(連弾) ⑥ブラームス作曲「ハンガリー舞曲第5番」(連弾)
・    ⑦ドビュッシー作曲「アラベスク第1番(ピアノソロ) ⑧ウイーン我が夢の街(ソプラノ)
・    ⑨The Prayer(ソプラノ)
・    ⑩ガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」(一部省略)(ピアノソロ)
・    (アンコール)マイフェアレディより「踊り明かそう」(独唱)
・第2部 「ポルケタンゴ」のラテンとタンゴ演奏
・    ピアノ:山田玲子  バンドネオン:安齋眞彦  ヴァイオリン:菅野衛彦、小室明子
・    コントラバス:平澤一夫  歌・ギター:辻 宏一   司会:小林典之
・    ①フェリシア(アルゼンチン・タンゴ)   ②碧空(コンチネンタル・タンゴ)
・    ③キエレメ・ムーチョ(唄)(キューバン・ルンバ) ④エル・チョクロ(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑤カミニート(唄)(アルゼンチン・タンゴ) ⑥コラソン・デ・オロ(アルゼンチン・ワルツ)
・    ⑦ガウチョの嘆き(アルゼンチン・タンゴ)  ⑧リベルタンゴ(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑨ジェラシー(コンチネンタル・タンゴ)   ⑩さらば恋人よ(唄)(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑪真珠採りのタンゴ(コンチネンタル・タンゴ) ⑫ナタリー(唄)(ビギン)
・    ⑬ラ・クンパルシータ(アルゼンチン・タンゴ)
・    (アンコール)小雨ふる径(コンチネンタル・タンゴ)
・蛍の光斉唱(全員)

・今回は特別企画としての年末コンサートです。年末コンサートは4年前に開催しましたが、その後会場確保が難しく、4月にリオンホールができたことを機会に開催しました。事前にチラシを配り多くの方にPRしたこともあり、129人の方に出席いただき盛大に開催することができました。 Oh ! Enka の会とThe Young Salonの共催で、会場は満席です。
・第1部は3人の女性プロをお招きしての「ピアノと独唱」です。Oh ! Enka の会はスタートしてから13年、第5回目からゲストをお招きしてミニコンサートを開催するようになりましたが、最初のゲストが川端友紀子さんです。川端さんは立川三田会会員でもあり、その後もゲストとしてOh ! Enka の会にお招きしています。早川枝里子さんは川端さんと高校の同級生です。ロシアに10年間滞在し、その後もピアニストとしてロシアと交流しているとのことです。新倉さやかさんは川端さんとフランス留学時代にご一緒でした。ソプラノ歌手として活躍しています。本日はクラシックを中心にポップス、日本の抒情歌まで10曲、曲目を丁寧に紹介しながらの演奏です。最後に演奏した「ラプソデー・イン・ブルー」はクラシックにジャズ的要素が融合された曲で16分かかるところを川端さんがこの日のために一部省略して演奏してくれました。会員の事前リクエスト曲も演奏してもらいました。川端さんのピアノソロ(3曲)も素晴らしいですが、早川さんと川端さんの連弾(3曲)は多くの音が会場に豊かに響き、新倉さんのソプラノ(4曲)は高音が会場に響き渡り、出席者は演奏に聴き入っていました。さすがプロです。アンコールはマイフェアレディより「踊り明かそう」です。川端さんのピアノ伴奏で新倉さんが歌ってくれました。
・第2部は「ポルケタンゴ」の「ラテンとタンゴ演奏」です。司会の方からグループ名の由来の説明がありました。スペイン語porque(ポルケ)は英語why、becauseと同意語で「何故タンゴ?だってタンゴが好きだから」ということで「ポルケタンゴ」と名付けたそうです。タンゴとラテン音楽を中心に演奏活動を行っています。アルゼンチン・タンゴは約130年前にヨーロッパ的な旋律(ヨーロッパからの移民)、黒人系のリズム(アフリカからの労働者)、現地インディオの音楽と踊りが融合してできました。そしてヨーロッパに渡りヨーロッパ調の「洗練された」「上品な」曲となったのがコンチネンタル・タンゴだそうです。ドイツで生まれ、アルゼンチンに渡ったバンドネオンはアルゼンチン・タンゴには欠かせない存在ですが、奏法が難しいこともあり、日本では奏者が少ないそうです。修理するところも少なく、奏者の安齋さんは故障した場合は自分で修理しているとのことです。鍵盤の代わりに両脇にいくつもついているボタン操作で音を出します。アンコールも含めて14曲、タンゴ、ラテンといった異文化の世界を楽しむことができました。
・最後は少し早いですが「蛍の光」を全員で歌い、来年も良い年であることを祈念してお開きとなりました。過去最多の皆様に出席いただき、おかげで年末に相応しい盛会な演奏会を開催することができました。
(追伸)
年内に小島亮一さんによる「白寿のヴァイオリン・コンサート」を開催します(12月28日)。小島さんは98歳の現在もお元気で活躍しており、元気をもらうことができると思います。ご期待ください(年末コンサート出席者にチラシ配布済)。
世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

<出演者プロフィール>
◆川端 友紀子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、慶應義塾大学環境情報学部卒業。パリ・エコールノルマル音楽院高等演奏ディプロムを取得し第2課程(修士課程)修了、及び室内楽クラスを審査員満場一致で修了。2006年度(財)野村国際文化財団、Zygmunt Zaleski Stichting財団奨学生。7歳で東京ニューシティ管弦楽団とモーツァルトのピアノコンチェルト第8番リュツォウを共演。PTNAピアノコンペティション全国大会銅賞、全日空賞受賞。全日本学生音楽コンクール東京大会本選入選。マイエンヌ国際ピアノコンクールファイナリスト(フランス)。ワルシャワ音楽院セミナー、クールシュヴェル夏期国際音楽アカデミー、クレフェルト国際ピアノマスタークラス、ニース国際音楽アカデミー等に参加。これまでにピアノを海老原ゑみ子、多美智子、エルンスト=F・ザイラー、広瀬康、ジャン=マルク・ルイサダ、セシル・ユゴナール=ロッシュ、ジャック・ルヴィエの各氏に、室内楽をシャンタル・ドゥ・ビュシー氏に師事。フランス、ドイツ、日本でのソロリサイタルをはじめ、マコン夏の音楽祭、丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート等、各地のコンサートに出演。ソロのほか、室内楽、オーケストラ、声楽伴奏ピアニストとしても活動している。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室お茶の水教室講師。立川三田会会員。
◆早川枝里子(ピアノ)
新潟市出身。桐朋学園女子高等学校音楽科ピアノ科を卒業後、渡露。チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院本科を卒業後、同学院研究科にてディプロマを取得。現在はソロ、オーケストラ、オーケストラ付き合唱曲の伴奏、室内楽の演奏活動ほか、翻訳、マスタークラスの通訳を行う。2018年6月には「落語を介して日本文化を広める会」の一員としてロシアの極東地域公演にピアニストとして参加。2012年より継続的に行っている。「ロシアより」と題したシリーズコンサートは2018年12月に第11回目を予定している。新潟洋楽協会会員。
◆新倉 さやか(ソプラノ)
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。 パリ・エコール・ノルマル音楽院にて高等演奏課程ディプロム取得。第51回東京国際芸術協会新人演奏会オーディション優秀新人賞。第13回ル・ブリアン・フランス音楽コンクール奨励賞。フランス歌曲、フランス室内楽、古典オペラアリア、日本歌曲を中心としたプログラムで精力的に活動。グノー「ロメオとジュリエット」ステファノ役、メノッティ「アマールと夜の訪問者」アマール役、モーツァルト「魔笛」童子役でオペラに出演。ビブリオクラシック声楽教室専任講師。
◆ポルケタンゴ
故平澤繁氏(慶応義塾タンゴアンサンブル三田会会員)が主宰した、「アンサンブル・ミューズ」を引き継ぐ形で、2012年に安齋眞彦氏が立ち上げたタンゴバンド。音楽ジャンルは、アンサンブル・ミューズ時代はコンチネンタルタンゴやセミクラシックが中心だったが、現在のポルケタンゴはアルゼンチン・タンゴとラテン音楽に演奏主軸が移行している。今回の出演者全員が、慶應義塾タンゴアンサンブル三田会の会員によって構成され、バンドネオンの安齋眞彦氏とヴァイオリンの菅野衛彦氏は慶應義塾大学経済学部卒業、ギターの辻宏一氏とコントラバスの平澤一夫氏は慶應義塾大学工学部卒業、ピアノの山田玲子氏は東京芸術大学作曲科卒業、ヴァイオリンの小室明子氏は旧アンサンブルミューズメンバーで、現apa所属。安齋眞彦氏、辻宏一氏は国分寺三田会会員でもある。

 

【蕎】第54回 蕎麦っけの会を開催しました!

第54回「蕎麦っけの会」は、2018年11月24日(土)、西国分寺の「潮」で17名の参加にて開催しました。「潮」がある第4小学校の通りには、かつて、もう1店蕎麦の名店があったのですが今は「潮」のみとなり少し淋しいものがございます。。。

さて、「潮」は蕎麦も美味しいのですが料理も絶品です(店主は高級料亭の元・料理長)。このため、お酒が「すすむくん」状態。実は、お酒はコストの関係から当初は鉄板の「菊正宗」と宮城・塩竈の銘酒「浦霞」に限定していましたが、参加者からの熱烈なご要望でチョッピリ価格アップの奈良の銘酒「春鹿」(超辛口なんです・・・)も加えて、大いに盛り上がりました。
宴たけなわの頃には、今回初参加の上原さん(今年・来年の新年会の司会&ピアノ奏者!です)にご挨拶を頂戴しました。蕎麦っけの会では久しぶり(?)の紅二点となり、一同ますます盛り上がりました。

晩秋の夜が更ける中、絶品料理に舌鼓を打ちつつ、お蕎麦も御替わり。お店内の天井に鎮座まします数多くの仏像彫刻(店長自ら彫刻)に「煩悩の深さ」をお詫びしつつ、和気藹々とした時間を過ごしました。
次回は、恒例の忘年会を12月22日(土)夕刻に国立の「きょうや」で行いますが、誠に残念ながら早々に満席となりました。あしからず。

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【ゴ】第56回国分寺三田会ゴルフ会

国分寺三田会第56回ゴルフ会が、12月にしては絶好のゴルフ日和の中、「昭和の森ゴルフコース」で、久しぶりの女性新会員「江端さん」にも参加いただき開催されました。
優勝は長老伊東さん、準優勝は復活平林さん、3位は北村さんがそれぞれ獲得されました。
BG賞は、北村さんが「88」で平林さん・小林(一)さん・鶴谷さんの「89」を制し獲得。
PLAY終了後は、席を変え西国分寺「庄や」で忘年会を兼ねた成績発表会が開催され、ゴルフ会不参加の山田さん、川口さんにも参加頂き、大変盛り上がり楽しい時間をすごすことが出来ました。

第56回国分寺三田会ゴルフ会

・ 開催日   平成30年12月4日 (火曜日)
・ 場 所   昭和の森ゴルフコース(東京都昭島市)
・ 時 間   7:24 out・inスタート 4組
・ 競技方法  新ぺリア方式
・ 競技者   15名

表彰式・懇親忘年会

・ 場 所  西国分寺 庄や
・ 時 間  18:00~
・ 参加者  11名(競技参加者6名不参加 懇親会のみ参加者2名)

【歩】第52回歩こう会  「御岳・大塚山」ハイキングとブリジストン保養所「奥多摩園」宿泊の報告 

平成301115日、快晴の空の下、御岳山ケーブル滝本駅の広場で参加者19名が円陣となり、渡辺紀子(S37年文)さんのリードで出発前の柔軟体操です。

体が解れた処でいざ出発。最初は武蔵御嶽神社「産安社」にお参り。ここは知られざるパワースポットとのこと。横瀬靖夫(昭36法)さんを先頭に、爽快な朝の空気の中、枯葉を踏みしめ、周りの景色や紅葉を楽しみながら大塚山の山頂を目指して進みます。途中、休憩の折に小さな事件が発覚。参加者の秋田正光(昭50商)さんが、大切にしている父の形見の水筒(志那事変に出征時の軍用品でレア物)の栓を山道で落としてしまったことに気づいたのです。後続して登っていた広田茂(昭50経)さんが、それを偶然拾い上げたけれど、道の脇にポイしたことが判明。それを傍で見ていた江端真理子(昭52商)さんが、秋田さんに同行して、紛失したと思しき場所まで捜索に下山。2人を見送って一同は頂上を目指すことにしました。やっと頂上に到着し、お昼を食べながら一服。ところが、待てども2人は上がってこない。「これは大変だ、何か事故でも」と心配になり、一同が集まって相談、山のベテランである菅谷國雄(昭37経)さん他2名が捜索しながら下山することにして出発。暫く降りた処で無事登ってくる2人と遭遇。落とした栓も見つかり事なきを得た次第で一同も大喜び。思い出に残るハプニングでした。下りは滑らないように慎重に下山して、全員が無事に今夜の宿泊先であるブリジストン保養所「奥多摩園」に到着。今回、当国分寺三田会の現会長渡邉恵夫(昭40工)さんのご厚意で宿泊の手配をして戴き、宿泊のみの方々も合流し21名がありがたく利用させていただけることになったものです。

ここは、創業者の別荘地を会社の保養所にした所で、かつて天皇陛下も来られた名勝の地。早速、陽のある裡に保養所の脇を流れる多摩川沿いの広大な庭園を散策。中央に生えるもみじの大木が真っ赤に色づいて、将に燃える秋。その下で一同記念撮影し、庭園の奥にある自然の滝を見物したり、思う存分に奥多摩の秋を満喫しました。

おいしい夕食、カラオケルームで楽しんだ後に専用の談話室に集まってみんなで酒盛り。奥多摩の秋の夜は長く、楽しく更けて往きました。

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【二】秋の二水会を開催しました

開催日時 11月14日 17時50分から20時

開催場所 中華料理店華琳  出席者16人(女性4人含む)

紅葉の季節となり、今年の昭和記念公園の銀杏並木も見応えがありました。世界の複数の政治リスクにより、株価が大きく揺れ動いています。米中の貿易戦争も米国が本気モードです。秋の夜長、様々なリスクは全部忘れて、 食事とビールやお酒を飲みながら楽しいひと時を過ごしました。

和やかで、楽しい会をモットーに運営しています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。時事問題や経済問題だけでなく、趣味や健康などいろいろな話題が出てくる三田会の交流の場になることを期待しています。

開催日時:毎月第二水曜日 18:00ー20:00

集合場所(毎回): 華琳 (国分寺駅ビル9階中華店)

参加方法:自由参加(出席の予約は不要)

<報告者> 金田   <世話人> 金田

【E】Oh!Enkaの会特別講演会を開催しました。

Oh!Enkaの会特別講演会を開催しました

日時:平成30年11月10日(土) 14:30~16:30
講師:東島昭二会員(S38文)
演題:創部から百三十年 慶應義塾大学野球部の年代記
場所:都立多摩図書館セミナールーム
出席者:会員および同伴者54名

開会に先立ち、去る10月13日の例会で行われた天野会員と国分寺稲門会黒川会員の卒寿のお祝いの際に斎藤世話役が撮影した素敵な写真が、額縁入りで塩井世話役代表からお二人に贈呈されました。お元気で晴れやかなお顔と、その瞬間を見事に切り取った写真はとても印象的でした。
今日は、かねてよりご希望が多かったのですがなかなか実現できなかった講演会が実現いたしました。
野球博士・東島会員による濃密な内容の野球談議です。
130年という長い歴史を、数々のエピソードとともに正確かつ情熱をこめて語っていただきました。
慶應野球部の創設から第1回早慶戦、東京六大学野球発足当時の顛末、水原リンゴ事件、最後の早慶戦等が戦前のハイライトでした。
戦後は伝説の早慶6連戦、創部以来初の3連覇、ミッキーマウス・フクちゃん、バトンガールが登場した応援合戦等が話題の中心でした。
各場面で名監督・名選手が枚挙にいとまがないほど、次から次へと紹介されました。
また輝かしい多くの記録の紹介もされました。
予め配布された資料は21ページにわたる詳細を極めたもので、まさに永久保存版ともいうべき東島会員の力作でした。
講演終了後も、会員間で質問や思い出話などに花が咲き、楽しく和やかな講演会になりました。国分寺稲門会の会員も多数参加いただき、会場もさながらミニ早慶戦のようでした。
終了後場所を変えて懇親会を開催しました(参加者33名)。