【歩】第60回歩こう会「防衛省 市ヶ谷台ツアー」

今回は、現在も当時のまま保存されている旧陸軍省時代の「昭和の遺産」を見学しました。参加者は18名でしたが、これは大変厳しい防衛省の20名募集枠から獲得し実現したものです。

先ずは肌寒い「大本営地下壕跡」へ。一面鉄筋コンクリート打ちで、天井は配線が剝き出しとなっており使用当時の痕跡が至るところに残っています。総面積は1342㎡・高さ4mで大型爆弾に耐え得る厚い壁に囲まれており、ポツダム宣言受諾の御前会議結果を、阿南陸軍大臣が高級幹部へ説明した時に使用された場所でもあります。戦時の緊張感と恐ろしさを今なお感じました。

次いで極東国際軍事裁判(東京裁判)が実施された旧陸軍士官学校大講堂(現市ヶ谷記念館)へ。当軍事裁判は、先の戦争を指導した軍人・政治家を連合国が裁いたものです。丁寧に補修しながら保存され当時の姿を残しており、正に歴史の生き証人とも言うべき貴重な建物です。

また「旧陸軍大臣室(その後は総監室)」「旧便殿の間(陛下の休憩所)」を見学。総監室と隣室を繋いでいるドアには1970年三島由紀夫自害当時の刀傷が残っていました。

防衛省職員の判り易い説明を聞きながらのあっという間の2時間強でした。

見学後JR市ヶ谷駅中のイタリア料理店で、喉の渇きを癒すと共に美味しい料理を堪能しながら、感想を披露し合いましたが「平和の尊さと幸せ」を噛みしめる一日となりました。歩こう会に対する会員の皆様の要望をお聞きする良い機会にもなり、今後の企画に役立てたいと存じます。

 

 

【歩】「第59回歩こう会:高尾山大見晴台と秋の紅葉狩り」

実施日11月21日(火)は、澄み渡る秋空の下、朝は底冷えしたものの風もなく日中は暖かい日差しに恵まれ山登りに相応しい1日でした。高尾山頂での体感温度は約20度に達したのではないかと思います。

当日参加者は16名、6時50分に集合し出発。電車を乗り継ぎ高尾山口へ行き、ケーブルカーに6分乗車、その後約1時間を掛けて頂上を目指しました。

今年の高尾山は、秋になっても暑い日が続き例年に比べ紅葉の進みが遅かったのですが、ここ1~2週間、朝晩が冷え込むようになり色づきが進み、場所により差はありますが、山全体としては見頃を迎えていました。「薬王院」の御本社の鳥居の横にある木、仁王門の傍にある木は特に濃い赤色になっていました。「山頂」にあるビジターセンター付近の木は最高潮に色づいており、綺麗に紅葉している木の前で、皆さん記念撮影をしていました。平日なのに頂上は大賑わいでした。大見晴台からは、冠雪した富士山が青空の下、クリアに遠望できました。

また脚力に自信のある有志は、「頂上周回ルート5号路」を周遊しました。

頂上より約20分下山し、昼食は「薬王院」で「精進料理」を堪能しました。36畳もある大広間の宿坊には書画・壺が陳列され、とても趣のある部屋でのテーブル・椅子席でした。「お吸い物・デザート」を含め11品あり、お酒も進み、食事は優に1時間を超え、疲れを癒し楽しい一時を過ごすことが出来ました。

帰路、高尾山名物「天狗焼き」を買い求められた会員もいらっしゃった様です。

 

【歩】「第58回歩こう会:国立競技場スタヂアムツアーと神宮外苑散策」

実施日6月16日は、約1週間続いていた梅雨特有のぐずつき模様とうって変わり朝から素晴らしい晴れ日!参加者の多くの方より祝福を受け国分寺駅を出発。

先ず「神宮外苑」をゆっくり1時間掛けて散策。現在当地は「再開発」を巡り議論が過熱していますが、銀杏並木は青々とした緑陰でした。

次いで本日のメインである「国立競技場」へ。国立競技場見学は事前予約制なので、3ケ月前には仮予約をしておりました。ルートは、①屋外設置の1964年大会&2020年大会の聖火台 ②B2階にある陸上競技選手のサインウオール ③メダリスト達が上がった「表彰台」。皆さん上に乗り写メの嵐 ④ロッカールーム ➄そのまま続くトラックへ!気分はまるでアスリート!通常一般人がトラックに出る事は不可能です。トラック上には現物のハードル(高さ1m!)・スターテイングブロックあり。➅4階展望デッキから眺める眼下のピッチと、天井からぽっかり見える青空。その対比は言葉になりませんでした。客席のスタンド席を上げた状態「ピクセル模様」も圧巻です。⑦5階「空の杜」のデッキより新宿の街並みを眺めた後、国立競技場を後にしました。

千駄ヶ谷駅に近いイタリアンレストランにてランチ。外にもテーブル席を出す、お洒落なCAFÉ。多くの会員より「平生はなかなか行く事の出来ない所へ来る事が出来、とても素晴らしかった」とのお言葉を賜りました。

これからも魅力ある企画を提案して参りますので、ご期待下さい。

 

 

【歩】「歩こう会」再開第1回を終えて

                                          昭和50年 広田 茂
「歩こう会」再開第1回を終えて
 当会は2019年7月「横須賀軍港巡り」を最後に約3年半の実質休会を余儀なくされていましたが、この度世話役の再構築を図り、満を持しての再開にこぎ付けました。当初は新春「柴又七福神巡り」の実現を公表していましたが、事前下見の結果、急遽「寅さんとその故郷柴又帝釈天を訪ねて」と銘打ち、寒い時期ではありますが会員総数19名の参加を得て実施致しました。
 当日朝の集合場所である国分寺駅ホームでは、冷たい北風が吹き荒れ余りの寒さに耐えきれず、皆様ホームの待合室に避難していました。多摩地域の会員にとり馴染みの薄い北総線で江戸川を渡り、松戸市「矢切駅」に降り立ちスタート。先ずは伊藤左千夫の「野菊の墓文学碑」を見学。次に「矢切の渡し場」へ向かおうと、船頭さんへ事前確認電話をしたところ「本日は強風の為欠航」と言われ全員ガッカリ。気を取り直し、1駅戻り葛飾区「新柴又駅」から柴又へ向かいました。定番コース「寅さん記念館・山田洋次ミュージアム」は多くの会員にとり郷愁が蘇った事と思います。また「帝釈天」は素晴らしい欄間と立派で大きな庭園に感動しました。その後「川千家」にて美味しい鰻重をビール・熱燗と共に頂きますと、懇談は頂点へ! これにて解散後、各自参道お土産店へ。4時前には国分寺駅に帰着、満足顔で帰宅されました。会員の計測に拠れば当日の歩数は約11,700歩でした。
 これからも魅力ある企画を提案したいと思います。

【歩】第54回歩こう会「国防男子・国防女子を目指して」をご報告します

≪汽車より逗子を眺めつつ、早や横須賀に着きにけり、見よやドックに集まりし、我が軍艦の壮大を≫と鉄道唱歌に歌われているように昔から横須賀は国防とは切っても切れない地です。7月13日(土)16名が参加の下、連綿と続く梅雨空の中を挙行致しました。午前中は曇天でしたが三笠記念館へ向かう頃より小雨が降りだし記念館を後にする頃はかなりの勢いとなり天候には恵まれない一日となりました。

今回企画の眼目は以下の3点です。

①横須賀「軍港クルージング船」による日米艦隊の艦艇見学

②ドブ板通り散策と美味しい「アメリカンランチ」

③「三笠記念館」見学

では上記3点に付き以下報告致します。

①何と言っても、当日は、改修後に多用途運用護衛艦となる「いずも」がその巨大な雄姿を横須賀港の海上自衛隊バースに係留していた事です。本艦は「空母化」の構想が決定しており、又、先日来日したトランプ大統領・安部首相が同2番艦「かが」艦上で安保条約に基づく日米同盟の絆を表明した事で知られています。なお後日の情報ですが、「いずも」は7月10日にインド・太平洋方面の訓練「日本版航行の自由作戦」から帰国したばかりでした。因みにその大きさは、旧帝國海軍の空母「飛龍」(真珠湾攻撃に参加し、ミュドウエー海戦にて沈没)と凡そ同一サイズです。

②平日のどぶ板通りは人通りもやや少なく、ゆっくり楽しめました。ランチのお店は下見の段階で雰囲気が、如何にも「アメリカン」と云う感じで選定した「ALFURED」。料理は、NAVYバーガーと海軍カレーのコンビで、会員からは少々ボリュウムはあるものの味は好評でした。特にバーガーの「パテ」はマックバーガーとは異なり肉厚で美味でした。因みに先日のトランプ大統領と安部首相との千葉でのゴルフプレイ時のランチはアメリカンビーフのバーガーだったと聞いています。

③三笠記念館見学は、ビデオ鑑賞の後、館内自由見学としましたが、雨脚が酷くなり、個人的にタクシー利用で早目に横須賀駅へ向かいたいとの要望が多く、流れ解散となりました。総括しますと「いずも」に会えたのはまさに超ラッキーでしたが、雨に降られた事は梅雨時とはいえダメージでした。

「歩こう会」は、アウトドア活動ですので、どうしても天候等不確定要因が多くなる事は否定できません。

会員の皆様、これに懲りず、今後共お付き合いをお願いする次第です。

[歩]第53回歩こう会 「大人の社会見学と皇居外苑散策」の報告

31年3月27日午前10時、「衆議院議員面会所」受付ロビーに参加者38名が集合し、衆議院議員松本洋平事務所のスタッフから見学に際しての注意事項を受けた後、愈々国会議事堂見学がスタート。重厚な石造りの建物に入り、赤いじゅうたんを踏みしめて階段を上ります。第14集会室で待機、暫くして現れた松本洋平議員に面会。当日開催中の委員会を態々中座して、議員自らが国会内を案内して呉れます。

普段、テレビでしか見ることができない議事堂内部は、想像以上に荘厳な雰囲気に包まれて。 広くて長い廊下、同じような部屋が続き、うかうかすると迷い込んでしまいそうです。 昭和11年に竣工した議事堂の建物は、全て国産の資材を使用するのを基本として作られ、例外として、輸入資材は3つのみ。それは当時、国内生産が出来なかった本会議場の天井のステンドグラスと、マスターキー付きのドアノブ、それに廊下に設置されている郵便ポストであるとのこと。

選挙後に議員が初めて登壇する中央玄関、それに続く階段を上がると、4階まで吹抜きの中央広間、更にその上の天皇陛下をお迎えするご休所等々。建物として荘重で美しく、貴重な建造物であることが判ります。本会議場の参観者スペースから眺めると、国権の最高機関として国政が行われ、長い日本の議会政治の歴史が伝わってくる感じがします 見学後、衆議院の入り口前広場で、議事堂を背景に松本議員と共に参加者全員で記念撮影。国会議員食堂でのおいしい昼食をもって午前中の国会議事堂見学会は有意義に終了となりました。付け加えるとすれば、今朝、受付ロビーで起こった想定外事項に対する松本洋平事務所スタッフのてきぱきとした対応力のすばらしさ。生き馬の目を抜くといわれる政界で、流石と感じられるものがありました。  

午後は、日本銀行まで、のんびりと皇居外苑を散策しながら、桜の季節を楽しみます。皇居の桜はすでに満開に近く、多くの外国人でにぎわっています。やがて、二重橋に差し掛かると、多くの人々が記念撮影に群がっています。間もなくお代替わりになられる天皇皇后両陛下に思いを馳せながら歩を進めます。

  日本銀行では、前半と後半の2組に分かれての見学です。後半組は、約1時間程、本館前の貨幣博物館を見学しながらの時間調整です。 日本銀行の見学内容は、大別すれば、日銀の果たす機能の解説、歴史建造物の説明、及び営業現場での仕事の理解となります。

日本の中央銀行として金融の中枢であり、紙幣の発行・決済システムの運行・金融政策による物価の安定を担っている訳です。また、建物は、本館と2号館・3号館・新館に分かれ、特に本館は、有名な辰野金吾博士の設計により明治29年に竣工した石積みレンガ造りで外装は花崗岩張り。現在は大規模な免震工事がなされており、残念ながら見学は不可です。実際は5階建てなのに、外観は3階建てに見えるような設計の3号館の壁際で、スタッフの説明と現物を目の当たりにし、今も息づいている貴重な歴史的建造物であることが如実に判りました。   春らしい天候に恵まれ、楽しい1日であったと同時に、参加者からは、数多の事象を自分の目で確かめながら理解できた貴重な経験であったとの感想が多く聞かれました。

以 上

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【歩】第52回歩こう会  「御岳・大塚山」ハイキングとブリジストン保養所「奥多摩園」宿泊の報告 

平成301115日、快晴の空の下、御岳山ケーブル滝本駅の広場で参加者19名が円陣となり、渡辺紀子(S37年文)さんのリードで出発前の柔軟体操です。

体が解れた処でいざ出発。最初は武蔵御嶽神社「産安社」にお参り。ここは知られざるパワースポットとのこと。横瀬靖夫(昭36法)さんを先頭に、爽快な朝の空気の中、枯葉を踏みしめ、周りの景色や紅葉を楽しみながら大塚山の山頂を目指して進みます。途中、休憩の折に小さな事件が発覚。参加者の秋田正光(昭50商)さんが、大切にしている父の形見の水筒(志那事変に出征時の軍用品でレア物)の栓を山道で落としてしまったことに気づいたのです。後続して登っていた広田茂(昭50経)さんが、それを偶然拾い上げたけれど、道の脇にポイしたことが判明。それを傍で見ていた江端真理子(昭52商)さんが、秋田さんに同行して、紛失したと思しき場所まで捜索に下山。2人を見送って一同は頂上を目指すことにしました。やっと頂上に到着し、お昼を食べながら一服。ところが、待てども2人は上がってこない。「これは大変だ、何か事故でも」と心配になり、一同が集まって相談、山のベテランである菅谷國雄(昭37経)さん他2名が捜索しながら下山することにして出発。暫く降りた処で無事登ってくる2人と遭遇。落とした栓も見つかり事なきを得た次第で一同も大喜び。思い出に残るハプニングでした。下りは滑らないように慎重に下山して、全員が無事に今夜の宿泊先であるブリジストン保養所「奥多摩園」に到着。今回、当国分寺三田会の現会長渡邉恵夫(昭40工)さんのご厚意で宿泊の手配をして戴き、宿泊のみの方々も合流し21名がありがたく利用させていただけることになったものです。

ここは、創業者の別荘地を会社の保養所にした所で、かつて天皇陛下も来られた名勝の地。早速、陽のある裡に保養所の脇を流れる多摩川沿いの広大な庭園を散策。中央に生えるもみじの大木が真っ赤に色づいて、将に燃える秋。その下で一同記念撮影し、庭園の奥にある自然の滝を見物したり、思う存分に奥多摩の秋を満喫しました。

おいしい夕食、カラオケルームで楽しんだ後に専用の談話室に集まってみんなで酒盛り。奥多摩の秋の夜は長く、楽しく更けて往きました。

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【歩】第51回歩こう会報告~中山道を歩く(第2回目)

平成30618() 午前9時、今にも降りそうな空模様の下、参加者21名がJR巣鴨駅前に集合。前回同様、加藤芳典学芸員(文教ふるさと歴史館)に同行いただいて、たっぷりと街道沿いの名所旧跡の説明をしてもらいます。

旧中山道に沿って、まずは旧板橋宿を目指して出発。おばあちゃんの原宿と呼ばれる「とげぬき地蔵尊」を右手に見て、賑やかな商店街を進みます。やがて「庚申塚」の名称で名高い猿太彦神社が交差点の右手に現れます。一同お参りも早々に次の見学先「延命地蔵尊」へと向かいます。ここはその昔、旧中山道を往来する旅人が立ち寄り、道中の無事を祈った場所。

さらに進み、埼京線の踏切を超えJR板橋駅に至ると、あちらこちらに「新選組の街」の表示物が目に入ってきます。何と駅前の一角に「近藤勇の墓」があるのです。

見学後はまっしぐらに旧板橋の宿場を目指します。右手に高速道路の高架橋が目に飛び込んでくると新中山道(国道17号線)との交差地点に到達。ここから、旧板橋宿の一つである平尾宿に入っていきます。両側に商店街が続く中を進み。中継点の板橋観光協会に到着。ここでは現地ガイドによる旧板橋宿のガイダンスを用意してくれています。「旧板橋宿は京都から見て上宿、中宿、下(平尾)宿に分かれていました・・・・」。ガイドさんの熱心な説明に全員が壁の表示物を注視。江戸時代の宿場町を想像しました。板橋観光センターを後にして途中、「旧板橋宿(中宿)本陣跡」を右手に見て、更に進んでいくと石神井川に突き当たります。ここに架かる「板橋」(宿場の名称の起源)を渡り、その先にある「縁切り榎」を見学。

ここを過ぎると、あとはひたすら「志村一里塚」に向かって街道を上って行きます。ゆっくりと旧中山道の旅人になったつもりで歩き、無事に終点の「志村一里塚」に到着。全員で記念撮影をした後、おいしいイタリアンレストランで乾杯しました。生憎の梅雨空でしたが、気温も上がらず却って歩くのには好都合で、街歩きを楽しむことができた一日でした。

 

 

第50回歩こう会「芝界隈の史跡を訪ね、屋形船を楽しむ」の記録

平成30年3月16日(金) に参加者32名で「第50回」歩こう会を実施しました。

今回は節目となる50回目を記念し、我が慶応義塾のお膝元「三田・芝」界隈の史跡・寺社や義塾命名の地を訪ねた後、屋形船で東京港・隅田川の夜景を眺めながら、お酒、江戸前の幸を使った天ぷら、カラオケを楽しむという豪華版。案内役は、「芝」で育った横瀬靖夫会員(当分科会の世話役・S36法)が担当し、同氏の小学校の同級生が経営する船宿「辰金」(芝金杉橋)の屋形船に乗ります。

JR田町駅改札口前に全員集合、生憎の小雨交じりの天候の中を、懐かしい慶応中通りに向けて出発。中通りの入り口付近で「三河岡崎藩水野家」跡を見学後、順々に「勝海舟・西郷隆盛会見の地」跡、「芝浜」、「薩摩藩屋敷」跡を巡ります。途中、海舟と西郷の会見の碑に刻まれた「江戸開城の文字を覚えておいて」と案内役が皆にサイン。やがて、「芝公園の丸山古墳」が見えてまいります。古墳上にある「伊能忠敬記念碑」を見た後に、芝公園から東京タワーを撮影するベストポジションでの記念撮影。全員ニコニコ、パチリ。次は愈々本日の呼び物の一つ、「増上寺」に到着。三門(山門ではなく、通れば三大煩悩が消えるの意)を過ぎて、壮大な境内へ。鐘楼(江戸三大鐘楼の一つ)前の枝垂れ桜が美しい。本堂裏手の「徳川将軍家廟所」に入場。往時の栄華を偲びます。港区役所食堂でコーヒーブレイクの後は、引続き、め組の喧嘩で有名な「芝大神宮(芝神明)」を経て「新銭座(慶応義塾跡地)」を訪ね、散策コースの最終地「芝離宮恩賜公園」へ。雨も上がり、夕暮れの日本庭園の情緒は格別です。時刻も17時を回り、愈々本日のメインエベント「辰金」に向かいます。屋形船は17時半に出船。暮れなずむ東京湾の夕景が見事なシルエットを映します。レインボーブリッジを右に見て、勝鬨橋をくぐり、船は墨田川へ。船内では宴会が始まり、乾杯は、歩こう会の初代世話役の満永行博(S37経)会員、お酒の銘柄は「江戸開城」(地元の銘酒、横瀬会員の差入れ)。スカイツリーが見える頃になると、お酒と料理を堪能して大いに盛上り、カラオケタイムに移行。同乗の辰金の大将(同級生のヨッチャン)の巧みなリードで、指名された人が自慢の喉を披露して更に大盛り上がり。あっという間に船はお台場沖に。時間の経つのも忘れる楽しい屋形船の宴会でした。最後に若き血を合唱し、辰金の大将の音頭で「芝」伝統の三本絞めをもって無事お開きとなりました。参加者全員が名残を惜しみつつ、小雨の残る金杉橋を渡って帰路に着きました。                 以上

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第48回 歩こう会 里山ハイキングの記録

平成29年10月5日(木)第48回歩こう会を実施しました。今回は、去る5月に計画した第47回(悪天候のために中止)の再実施です。

総勢17名が立川駅のホームに集合し、JRで出発点の武蔵増戸駅に向かいます。駅前広場で、渡辺紀子(37文)のリードで入念な準備体操をしてから、晴れ渡った秋空の下、爽やかな外気の中を出発。一路、弁天山(海抜292m)目指して登攀を開始。頂上に到着して小休止。遠くには西武ドームやスカイツリー等々が見え、眺望を楽しみました。

次に城山(海抜330m)に向かいます。途中、多少段差のきつい坂道もありましたが、間もなく頂上へ。軽食の後一路快調に下山して、全員が、定刻通り小網公園に到着しました。

順調にトラブルもなく、秋の里山ハイキングを満喫した一日でした。帰りには、立川に戻り、中華料理店で遅いランチを囲みながら、里山に登った達成感を語り合いました。

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