【歩】「歩こう会」再開第1回を終えて

                                          昭和50年 広田 茂
「歩こう会」再開第1回を終えて
 当会は2019年7月「横須賀軍港巡り」を最後に約3年半の実質休会を余儀なくされていましたが、この度世話役の再構築を図り、満を持しての再開にこぎ付けました。当初は新春「柴又七福神巡り」の実現を公表していましたが、事前下見の結果、急遽「寅さんとその故郷柴又帝釈天を訪ねて」と銘打ち、寒い時期ではありますが会員総数19名の参加を得て実施致しました。
 当日朝の集合場所である国分寺駅ホームでは、冷たい北風が吹き荒れ余りの寒さに耐えきれず、皆様ホームの待合室に避難していました。多摩地域の会員にとり馴染みの薄い北総線で江戸川を渡り、松戸市「矢切駅」に降り立ちスタート。先ずは伊藤左千夫の「野菊の墓文学碑」を見学。次に「矢切の渡し場」へ向かおうと、船頭さんへ事前確認電話をしたところ「本日は強風の為欠航」と言われ全員ガッカリ。気を取り直し、1駅戻り葛飾区「新柴又駅」から柴又へ向かいました。定番コース「寅さん記念館・山田洋次ミュージアム」は多くの会員にとり郷愁が蘇った事と思います。また「帝釈天」は素晴らしい欄間と立派で大きな庭園に感動しました。その後「川千家」にて美味しい鰻重をビール・熱燗と共に頂きますと、懇談は頂点へ! これにて解散後、各自参道お土産店へ。4時前には国分寺駅に帰着、満足顔で帰宅されました。会員の計測に拠れば当日の歩数は約11,700歩でした。
 これからも魅力ある企画を提案したいと思います。