【総】第15回 定期総会・落語鑑賞会・懇親会 

第15回定期総会は9月24日(土)午後3時からJR国分寺駅ビルのLホールで開催し会員91名が出席しました。小笠原会長の挨拶に続いて、第1号議案(平成27年度活動報告)、第2号議案(平成27年度会計報告・監査報告)、第3号議案(平成28年度活動計画)、第4号議案(平成28年度収支計画)、及び第5号議案(役員等選任)の審議が行われ満場一致で全議案が承認されました。その後、新任役員<渡邉会長(昭40工)、塩井副会長(昭41法)、星野副会長(昭42経)、岩田副幹事長(昭45工)、小林(昭45政)、芳賀(昭47経)、利根川(昭51経)、柚木(昭61経)各幹事、田川会計(昭40経)>の紹介が行われました。
引き続き、米寿を迎えられた天野肇会員(昭26経)にお祝金と花束を贈呈、出席者も盛大な拍手で米寿のお祝いをしました。天野会員は謝意を表すスピーチの中で‘今後、自分の体験を語りつぐことが自らの使命’と考えていると述べられ、その一環として“ヴァイオリン・コンサートと戦争体験談“の催し(11月8日(火)、いずみホール)を開催することをご披露されました。
尚、今回の総会では、初めてレジメとプロジェクターを併用して審議事項の説明を行いました。資料作成には会員有志の多大な協力を必要としましたが、会員の方からも、グラフや画像を取り入れた説明資料は、理解しやすいとの声を頂きました。

総会に引き続き、落語鑑賞会を開催しました。出演者は、立川落語会メンバーの立川亭ポ蘭さんと立川亭三太夫さん。‘出前落語’で経験を積んだお二人は、素人離れした語り口と演技で聴衆を魅了し、会場のあちこちで爆笑の声が聞こえ、瞬く間に予定の1時間が過ぎていくほどの楽しい落語鑑賞会でした。

その後、休憩をはさんで懇親会に移りました。来賓(近隣三田会、国分寺稲門会)を含め100名近くの方々が参加し、平林幹事長の指揮とアンサンブル・ブルーベリーズの伴奏で‘塾歌’を斉唱して懇親会をスタート。開会の辞(宮西副会長)、来賓挨拶(大石立川三田会会長、清水国分寺稲門会会長)、乾杯(小笠原顧問)と続き、暫く会食・懇談した後、14分科会の世話人によるプロジェクターを使用した活動状況の紹介、アンサンブル・ブルーベリーズの演奏と歌等の催しが続き懇親会は大いに盛り上がり、用意したお酒も全て飲み干すほどで、正に国分寺三田会のエネルギーを感じさせる懇親会でした。最後に参加者全員で肩を組み‘慶應讃歌’と‘若き血’を斉唱し、塩井副会長の挨拶で閉会となりました。

尚、今回の総会・落語鑑賞会・懇親会では、プロジェクター用の総会・分科会活動の資料作成、落語用高座・懇親会テーブルの設営、アンサンブル・ブルーベリーズの演奏等、会員有志の多大なるご協力を頂きましたことを併せて報告します。又、プロジェクターで使用した総会資料と分科会資料は、国分寺三田会のホームページの会員専用ページにも掲載しておりますので、ぜひともご覧ください。
以上

総会事務局:田川尚子(昭40経) 高橋伸一(昭45法) 岩田友一(昭45工)
常谷敦彦(昭46政) 池田敏夫(昭47商) 山田 健(昭47経) 野田敏明(昭52経)

 

 

 

【講】国分寺三田会第9回定期講演会を開催しました

第9回国分寺三田会定期講演会
主催:国分寺三田会、 協力:立川三田会、国立三田会
後援:国分寺市、国分寺市教育委員会、国分寺市社会福祉協議会

2016年7月2日(土)に国分寺駅ビルLホールにおいて本年度主要行事であります「第9回国分寺三田会定期講演会」を開催いたしました。講師に医療法人社団慶成会会長の大塚宣夫先生(医学博士、青梅慶友病院・よみうりランド慶友病院創設者)をお迎えし、小笠原国分寺三田会会長の挨拶の後、「豊かな老後は自分でつくる(終活)」という演題で、約1時間半(質疑応答含む)の講演をしていただきました。会員以外の参加者は立川三田会、国立三田会、その他近隣三田会、KP会、国分寺稲門会、欅友会の皆様を始め、今回は特に国分寺・小金井・小平の一般市民の方々も多数参加され、出席者総数は約200名の会場が満席となり、たいへん盛況な講演会となりました。
引き続いて行われた懇親会には大塚先生を始めとして約90名の方が出席され、渡邉国分寺三田会副会長の挨拶、大石立川三田会会長の乾杯のご発声の後、会食・懇談に移りました。

講演概要
大塚先生は、1974年に訪問された姥捨て山のような老人病院の状況に衝撃を受けられたことがきっかけとなり、自分の親を安心して預けられる究極の終の棲家をめざして1980年に青梅慶友病院を、2005年にはよみうりランド慶友病院を設立され、これまでに患者数は10,000人を超え、8,000人以上の方の人生の最後に立ち会われました。今回はそのご経験を踏まえて、豊かな老後をつくるための貴重な知識、ヒントについてご講演をいただきました。

日本は65歳以上の人口が26.7%、75歳以上の人口が12.9%になり、超高齢社会を迎えている。核家族化に加えて家族も高齢化しており家族による介護力が低下していること、高度経済成長と次世代人口の維持を前提として作られている社会保障制度も脆弱化していることから、超高齢社会の重圧は極めて深刻である。
このような超高齢社会において老後を豊かに過ごすためには、①配偶者や子供の世話になることは難しく(親の面倒をみる動物はいない)、自分で老後を考え準備する、②老け込まず(年齢の0.8掛けが真の年齢と意識する)、依存心を捨て、身体の衰えに負けない精神力で自分を元気に保つ、③75歳を超えると臓器が耐用年数を迎え、自己修復力が低下し、認知症への不安が生じてくる等、心身ともに変わることを認識する必要がある。残念ながら認知症は現在の医学では治療ができない。認知症になってしまったらできないことを今やるべきである。
また、お金では幸せを買うことができないが、お金である程度老後の不便さ、不具合を回避することはできる。自分のお金を老後のために上手に使い、確保しておくことが必要である。
老後を迎えるにあたって三つのステージに分けて考え、対応することが重要である。前期(65歳~75歳)では、自分のことは自分で対処し、仕事を続ける等自立を心掛け、健康管理に留意する。一人暮らしのできる人は長生きができる。中期(75歳~85歳)ではあらゆる面での衰えが自他ともに感じられるようになり、認知症や介護の問題が身近になってくる。先行きが不透明だが、今やりたいことはすぐやるように心がける。後期(85歳~)は人生の最終楽章であり、医療の限界を知りジタバタしないことである。
それでも介護、医療が必要になる時が来る。まず、家族介護の難しさを認識すべきである。介護は優しい気持ちだけではうまくいかない。介護は技術・知識・コツ・仕組み・道具立てを必要とするプロの仕事なのである。また、このままだと崩壊が懸念される公的サービスの実態、ピンからキリまである高齢者施設の実態、そして受ける側にとっては苦痛や不安が伴う医療措置や延命を第一優先にせざるを得ない医療現場の実態等について知っておくことも重要である。
介護はプロに任せ、苦痛なく枯れるように穏やかに人生の幕を閉じる。これが家族への最良のプレゼントである。“終わり良ければすべて良し”である。

最後に、大塚先生から超高齢化社会への二つの提言をいただいた。

1. 高齢者の定義の見直し
高齢者の定義を65歳から75歳とし、それぞれが自分の力で生きる努力をする。そうすることで社会は活性化し、わが国の抱える難問の解決法も見えてくる。
2. ヨーロッパ式人生の終わり方
ヨーロッパの老人病院では寝たきりの患者が極めて少ない。動物の世界がそうであるように、自分の力で食べ物が飲みこめなくなったらそれ以上の手段はとらない。我が国もヨーロッパ式の人生の終え方を見習うべき時期に来ている。

老後は誰にも訪れますが、多くの方が十分に準備をせず、ついつい先延ばしにしてしまいます。今回の大塚先生のお話はまさに目からうろこで、「終活」を考える上で重要なヒントをたくさんいただきました。人生を楽しみながら、老け込むことなく、自分で老後を考え準備しておくことの必要性を改めて感じました。

〈大塚宣夫先生プロフィール〉
1942年 岐阜県生まれ
1966年 慶應義塾大学医学部卒業
1968年~1979年まで (財)井の頭病院で精神科医として勤務
1980年 青梅慶友病院を開設し、院長に就任
1988年 同病院を医療法人社団慶成会に変更し、理事長に就任
2005年 よみうりランド慶友病院を開設
2010年 医療法人社団慶成会会長に就任
著書:「人生の最後は自分で決める」(ダイヤモンド社) 他
(文責 髙橋伸一)

講演会事務局 前原憲一(S45工)、藤枝とし子(S43文)、髙橋伸一(S45法)、
岩田友一(S45工)、古賀良三(S46経)、久保田宏(S46工)、
池田敏夫(S47商)、沼野義樹(S48経)

大塚先生1

講演すがた1

会場風景1

【講】国分寺三田会特別講演会を開催しました。

1.日時  2016年年 3月26日(土)14:15~16;30
2.会場  国分寺労政会館
3.演題  -戦後70年、封印されてきた真実を語るー “日本にもあった戦争神経症”
4.講師  目黒 克己氏(昭和34年慶應義塾大学医学部卒・医学博士、元国分寺三田会会長)
5.出席者 102名
・     (会員59名、近隣三田会8名、医学部塾員1名、近隣稲門会7名、欅友会23名、その他4名)

・目黒先生と戦争神経症の出会いは、1962年、国立国府台(コウノダイ)病院神経科に勤務していた時に一人の戦争神経症患者を受け持ったことから始まったそうです。戦争神経症とは、通常は軍隊内で発生した神経症のことです。前線で発生したものと内地あるいは後方の兵站基地で発生したものを合わせて戦争神経症としています。今回は①日本軍の戦争神経症の実態、②日本の戦争神経症の研究に関わった人々、国府台陸軍病院とその業績、③終戦と戦争神経症、 ④封印された戦争神経症の20年後の予後調査、⑤諸外国の戦争神経症、⓺第二次大戦における米軍に発生した戦争神経症の予後調査について語っていただきました。
・欧米では戦争医学として戦争神経症の研究が進んでいますが、日本人の精神力を強調する軍は戦争神経症については、一般に知らせていませんでした。しかし、現実には第一次大戦の欧米の経験から「戦争神経症」の対応を重要視して国府台陸軍病院を拠点としていました。終戦時、軍は資料の焼却を命じましたが、病院長の故諏訪敬三郎氏はひそかに8千冊の病床日誌を倉庫に残しました。目黒先生はこれを見つけ、戦後20年の時点で104例を対象に郵送と面接で予後の実態調査を行いました。104例のうち25%が治っていないと答え、治ったという人も神経症的傾向が続いていました。面接した主な4症例は次の通りです。「(症例1)軍隊生活への不適応(古参兵による私的制裁を受けた)」、「(症例2)戦闘行動の非人間性に対する不安(何度も討伐に参加。燃えている家に、消せるはずもないのに手桶で水をかける老婆が母親に似ていた)」、「(症例3)「戦闘による消耗(連日強行軍。作戦中に卒倒)」、「(症例4)心因あり、うつ状態(討伐に参加、古参兵の私的制裁、激しい空襲と食料不足、武器を失い、ひどく叱責される。不眠、うつ状態)」。
・目黒先生は故諏訪敬三郎氏から「今後50年間、論文に記した以外は口にするな」とくぎを刺され、封印してきました。調査当時は研究内容に対する世の中の評価は冷たかったそうです。そして調査後50年経った2015年に朝日新聞の取材に応じました(2015年8月18日付け朝刊:封印された「戦争神経症」)。目黒先生は「①真実は一つ。ただ、時代により評価が変わる。いまでは戦争神経症が新聞に取り上げられるようになった。②戦争は勝った側、負けた側どちらにも心の傷が残る。戦争は悲惨。」と言う言葉で講演を締めくくりました。
・小笠原会長の開会挨拶、天野先輩の閉会挨拶にもありましたが、安保法制、憲法改正等国のかたちが議論される中で今回の講演は戦争の悲惨さについて考える絶好の機会になったと思います。特に天野先輩の戦中、戦後を通じての体験から戦争はこりごりだと言う話は説得力がありました。また目黒先生という戦争神経症の研究者が国分寺三田会の先輩にいらっしゃるということは我々の誇りです。目黒先生、貴重なお話をありがとうございました。
講演記録は追ってHP(会員専用頁)に掲載します。ご期待下さい。
・講演会事務局 前原憲一(S45工)、藤枝とし子(S43文)、高橋伸一(S45法)、岩田友一(S45工)
・       古賀良三(S46経)、久保田宏 (S46工)、池田敏夫(S47商)、沼野義樹(S48経)

・   目黒 克己氏プロフィール
1960年       慶應義塾大学医学部精神神経科教室入局
1960年〜1968年 国立国府台病院神経科・国立精神衛生研究所
1966年       『20年後予後調査から見た戦争神経症』の研究で医学博士
1967年〜1968年 米国ハーバード大学医学部精神科研究員
1970年〜1991年 厚生省勤務。生活衛生局長で退官。
1994年から恩賜財団済生会本部理事、  現在、医療法人高仁会顧問

 

講演風景IMG_9289

会場風景IMG_9271変更   OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

【新】平成28年国分寺三田会新年会を開催しました。

1.日時  平成28年 1月17日(日) 18:30ー20:50
2.会場  小金井宮地楽器小ホール
3.出席者 99名(会員91名、ご家族4名、H28卒塾員3名、ピアノ伴奏1名)
4.アトラクション
・   FarashaさんとStudio FODSSの皆さんによる華やかなベリーダンス
・   楽しい大福引大会
・   有志による男声コーラス(花、ともしび、慶應讃歌)

・国分寺三田会も小平、小金井等近隣地域在住者の入会が増え、今年の新年会は国分寺を離れ、小金井で開催しました。塾歌斉唱、小笠原正文会長(S38法)の挨拶、小林宗春さん(S33工。小金井在住)の音頭による乾杯と続き、美味しいお酒とお料理で歓談が弾みました。
・アトラクション第1部はベリーダンスです。Farashaさんは平成7年慶應義塾大学文学部卒業、慶應のダンシングサークル:JADEの出身です。Studio FODSSを主宰し、レッスン並びに全国各地で公演活動を行っています。国際大会やフェスティバルの審査員・司会・ゲスト・ワークショップ講師も務め、オリエンタルダンスを踊る喜び・見る楽しさ伝える事に情熱を注いでいるとのことです。見るからに若々しく、エネルギッシュで、2児 の母親と聞き驚きました。”神秘的な衣装”“踊りのしなやかさ、官能的な美しさ””アラブ音楽と一体となった踊りが醸し出すハーモニー”はすっかり観客を魅了しました。フィナーレは21名のベリーダンサーが会場一杯に勢揃い、その姿は圧巻でその迫力と踊りに圧倒されました。更に観客席まで繰り出したベリーダンスで会場は大興奮、元気をもらいました。ベリーダンスファンも増えたことと思います。3月6日(日)にはアルハムブラ(JR西日暮里駅より30秒)でStudio FODSSの皆さんによるチャリティーベリーダンスショーが有ります。全収益を「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」に寄付するそうです。ベリーダンスに興味をもたれた方は鑑賞をお勧めします。
・ベリーダンスの後は新入会員(2人)、国分寺在住H27年卒業者(3人)の紹介です。国分寺三田会を通じて楽しくお付き合いできることを願っています。
・アトラクション第2部の大福引大会はFarashaさんが抽選を行い、天野肇さん(S26経)に1等賞(ワイン・シャンパンセット)の女神が舞い降りました。満場の興奮の中、10名の方が豪華(?)商品を射とめました。
・アトラクション第3部は新年会の為に結成した男声合唱団13名によるコーラスです。Oh!Enkaの会でお世話になっている森川由美子先生にご指導いただき、吉崎俊一さん(S41政)のご自宅をお借りして12月から5回、ハードな練習を行いました。合唱経験者だけでなく、合唱を始めたばかりの人、合唱を全くやったことがない人もいましたが、森川先生からご指導いただき、まだまだ課題はありますが、どうにか纏まってきました。慶應讃歌は1番(戦後日本の再建を若き塾生に託す)、 3番(学窓を出た塾員が母校を偲び、塾員であることを終生誇れる)をしみじみと歌いました。アンコールは慶應讃歌のアカペラ版です。お酒を飲んだ後に歌った時が一番ハモっていたとの意見が有り、アンコール曲に選んだ次第です。森川先生からは多少甘口ではありますが、“短期間で良くここまできた。良かった”とご講評いただきました。機会が有ればまた再結成し、コーラスの楽しさを味わい、コーラスの楽しさをお伝えできることを願っています。
・最後は平林正明幹事長(S47経)による“振り”で『若き血』を斉唱しました。全員が肩を組み、塾員として応援歌を歌える幸せを味わいました。続いて渡邉惠夫副会長による中締めでお開きです。S26年卒業の天野肇さんからH27卒業者までこの差64年、昭和と平成がコラボした新年会でした。
・会場の都合で18時から準備を開始し、新年会開始まで30分しかありませんでしたが、20人で準備を進め、ほぼ予定通りの時間に新年会を開始することができました。山田健さん(S47経)、野田敏明さん(S52経)のうまい司会進行でプログラム通り進みました。渡邉副会長の中締め挨拶にも有りましたが、狭い会場に99人が集まり、密度が濃いコミュニケーションができたと思います。事前準備の段階から後片づけまで素晴らしいチームワークで進めることができました。国分寺三田会は皆で作り上げていることを実感した次第です。
・今回の開催案内はメールアドレス保有者にはメールで送信しました。また、お酒は自分たちで準備しました。初めてのことで大変ではありましたが、その分経費節約ができ、日本酒、ワイン等飲物を充実させることができました。年の初めに相応しい楽しい新年会を開催することができ事務局一同ホッとしています。最後となりましたが、小金井宮地楽器小ホールを1年前に予約いただいた長谷川忠さん(S44法)、ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。 宮地楽器小ホールは音響設備が充実しています。来年の新年会も宮地楽器小ホールを予約しています。小笠原会長の挨拶にもありましたが、今年1年健康で楽しく過ごし、来年も元気な顔で小金井宮地楽器小ホールでお会いしたいと思います。
・ 新年会事務局 古賀良三(S46経)、田川尚子(S40経)、藤枝とし子(S43文)、岩田友一(S45工)
・                池田敏夫(S47商)、山田 健(S47経)、野田敏明 (S52経)

IMG_8928(1)   IMG_8932(1)            . 国分寺で作曲された塾歌の斉唱で新年会は始まる。               小笠原会長の挨拶

.  o0480036013543521392  IMG_8970(1)                .     FarashaさんとStudioFODSSの皆さん                       

   . IMG_8934(2)                                        .            新年会歓談風景。アルコールも入り、会話がはずむ。

.  IMG_9002(1)  新年会のために急遽結成した合唱団
.    
            大福引大会                                   新年会の為に結成した国分寺三田会合唱団 

     .肩を組んで”若き血”斉唱  。全員一体となって、応援歌を歌える幸せを味わった。そして楽しい新年会も閉会。

【総】第14回定期総会・講演会・懇親会

第14回定期総会は9月27日(日)午後3時から国分寺駅のLホールに於いて会員94名の出席を得て開催された。小笠原会長のご挨拶に続いて、1号議案(平成26年度活動報告)、2号議案(平成26年度会計報告・監査報告)、3号議案(平成27年度活動計画)、4号議案(平成27年度収支計画)、及び5号議案(役員選任)の審議が行われ満場一致で全議案が承認され総会は無事閉会した。引き続きLPGAティーチングプロA級の諸江美夏氏による演題「ゴルフと健康」の講演会を開催。講師独自考案の‘スクワットバックスイング理論’は、‘飛距離に悩む年配者に希望を与える理論’との説明に参加者の注目が集まり、会場での即席スイング練習では多くの方々がその理論の習得に熱心に取組む姿が見受けられた。今回の講演会は、従来の講演会とは趣が異なる‘健康と趣味’に繋がる講演会であったが、出席者参加型の楽しい講演会として盛況であった。その後Lホール飛鳥に場所を移して懇親会を開催。約100名が参加した会場では、‘古い顔同士の再会’、‘先輩と後輩’‘分科会グループ’等談林風発の輪が会場のあちこちで見受けられ、予定の2時間が瞬く間に過ぎ去る程の盛況な懇親会であった。尚、当日ご来賓として塾員センター、近隣三田会(立川、国立、東久留米、調布の地域三田会)、及び国分寺稲門会から約10名の方々の出席を戴いたことを併せて報告する。

【総】第14回国分寺三田会総会記念講演会

去る9月27日(日)、午後3時50分から「第14回国分寺三田会総会記念講演会」を国分寺駅ビルのLホールにて開催。LPGAティーチングプロA級の諸江美夏氏をお迎えし、演題「ゴルフと健康」の講演をして頂きました。

演題:「ゴルフと健康」
講師:諸江美夏氏(LPGAティーチングプロA級)
【講演要旨】
諸江美夏さんは2010年にLPGAティーチングプロA級ライセンスを取得し、今年3月に「田無ファミリーランドにスクワットバックスイングシステム動作改善スタジオ」をオープンした。切っ掛けは二度に亘る米国への留学を通じて、世界のトッププレーヤーのスイングを目の当りにし、飛距離を延ばす為には、スクワットの動きをスイングに取り入れる事が重要な鍵であると確信した為である。飛距離を伸ばしゴルフの楽しさを味わい、健康維持する事を薦めている。
現在、男性・女性共平均寿命は延びているが健康寿命は停滞している。体力は20歳をピークに必然的に衰えていくが、そのスピードを抑え長く健康を保つ為には、毎日少しでも運動を続ける事が大切として、10分間のラジオ体操を薦めている。バランスのとれた総合的な運動であると共に、ゴルフを続けて行く上でのトレーニングとしても適しているからである。
スクワットスイングは股関節の屈曲・伸展の動作を取り入れたスイングで、打つ瞬間にヘッドがまっすぐ動く距離を伸長させ、ボールが真っすぐに飛ぶ確率を高め、飛距離を伸ばす事が出来る。
スクワットの動作を得る為に必用な、腿の後ろの筋肉の鍛え方、重心を置く位置と体の動かし方(右かかとへ重心を移動させると、次に左への重心移動動作がスムーズになる)、バックスイングで体重が右足の踵に移った後、左足に重心を完全に移してからスイングする等、実演と映像を含めての解説を頂いた。正しいスクワットは腿の筋肉も鍛えられるので、健康にも良いし、無理のない程度に練習を続けながら、ゴルフプレーの喜びと健康維持に役立てて頂きたいとしている。

【総】第14回総会を開催いたします

日時: 平成27年9月27日(日) 午後3時~3時40分(受付開始午後2時30分)
場所: 国分寺駅ビル8階Lホール
議題:
1.平成26年度活動及び会計報告・監査報告
2.平成27年度活動及び収支計画
3.役員改選

総会に引き続きゴルフティーチングプロの諸江美夏さんによる「ゴルフと健康」という演題で1時間の予定で講演を予定しております。諸江さんは現在西東京市でゴルフスクールを開校しており、スクワットバックスイングにより飛距離アップと正確性を追求されております。講演ではゴルフにとどまらず健康つくりに関して講演をなされる予定です。ご期待ください。
講演会終了後、会場を国分寺駅ビル8階Lサロン飛鳥にて懇親会(午後5時15分~午後7時)を開催いたします。
懇親会費 4,000円(男性)、3,000円(女性)
会員の皆様、当日会場でお会いいたしましょう。
また年会費5,000円の支払いも会場で受け付けます。

【講】第8 回国分寺三田会特別講演会

(主催:国分寺三田会、協力:立川三田会・国立三田会、後援:国分寺市教育委員会)

2015年6月27日(土)に本年度の主要行事の一つであります「第8回国分寺三田会特別講演会」を国分寺駅ビルのLホールにて開催しました。講師に慶應連合三田会会長(北里大学名誉教授)の比企能樹先生をお迎えし、「端艇部と医学部の狭間から」という演題で講演をして頂きました。今回も立川三田会、国立三田会に加えて、その他近隣三田会、三四会、稲門会、国分寺稲門会の皆様を始め、国分寺・小金井・小平等の一般市民の方々も、多数出席されました。出席者総数は会場の収容人員にほぼ近い180名余でした。

尚、引き続いて行われました懇親会には比企会長以下、講演会出席者約100名が出席されました。渡邉副会長の挨拶に続き、比企会長から改めて「慶応義塾教育研究医療環境整備事業」についてのお話があり、目黒克己元会長のご発声で乾杯のあと、会食・懇談に移りました。

折角の機会ですので、懇談会上で募金箱を廻したところ、皆さんのご厚意で総額15万円の寄付が集まりました。全額を整備事業の一つであります「慶應義塾大学病院新病院棟建設事業募金」に寄付いたしました。皆さんのご協力に感謝致します。

【講演】
「端艇部と医学部の狭間から 恕して行う —未だロウアウトならず—」

慶応連合三田会会長 比企 能樹

<講演概要>
連合三田会会長の比企能樹さんの講演は、ロウアウトの説明から始まった。この意味は、ボートを漕ぐ(row)ときの精神を表わす言葉で、全力を尽くすことである。レースの最後の瞬間、フィニッシュまで漕ぎ尽くして果てようとするのがロウアウト精神とのこと。
比企さんとボートの関わりは体育会端艇部に選抜された時から始まる。厳しい練習に耐え、慶應のエイトは1956年8月のメルボルンオリンピック代表決定リーグに進む。各新聞は「慶大はだいぶ見劣りする」と評価していたが、決勝まで進出。京大とのレースでは僅か3/100秒差(その差30cm)で1位に。慶大クルーは日本代表としてオリンピック出場を果たす。オリンピックでは日本史上初の準決勝進出。しかし不運にも慶大チームが出場した日は、低気圧の影響でウェンドリー湖は波が高く軽量艇の慶大エイトは敗退。決勝進出ならず。翌日は晴れ上がり、水面は静かであった。もし天候が一日違っていたら・・・
その後、医師になった比企さんは内視鏡の分野に進む。
1958年米国でファイバースコープが開発され、負担の少ない内視鏡の道が開けた。1967年から内視鏡を使った治療が始まり今では胃癌が見つかっても、これまでの様に大きく切除しなくても良い場合も出てきた。病院によっては腹腔鏡を使った手術件数が開腹手術件数を上回っている程である。
最後に比企先生の医療教育のバックボーン・信条を話された。
それは「恕して「医」を行い、恕して生きる」。
(“恕する”とは「おのれの心の如くに人の心を思いやり」という福沢諭吉も重んじた言葉)


{尚、本講演会の講演録は次回会報(10月発行)に添付される予定です。}

【新】平成27年新年会

2015年1月17日(土)午後6時半から国分寺Lホールに於いて、99名の会員及びご家族並びに入会予定者、7名の歌と踊りの「フォルクローレ」総勢106名が会場にズラリと並んだテーブルに着席して、平林副幹事長の司会により今年の新年会が開催されました。
塾歌斉唱、小笠原会長の挨拶、目黒さんの音頭による乾杯と続き、お料理とお酒で歓談が弾んだところで入会予定者二人の自己紹介があり、南米の民族音楽と華麗な踊りを披露頂いた「フォルクローレ」の皆さんには目を釘付けにして聴き入りました。また先の総選挙で3期目の当選を果たした松本さんにも挨拶を頂き、参加者が密かに期待した福引大会で宮西副会長に1等賞(越後の銘酒)の女神が舞い降り大喝采を受けていました。女神が素通りした方々全員にも参加賞が配られ、福引大会の興奮覚めやらぬまま「若き血」の斉唱とエール、宮西副会長の閉会の辞でお開きとなりました。
今回は国分寺、小金井、小平地域の会員が一同に集まった初めての新年会でしたが、3つの地域の会員が協力して会場の設営や運営に当たり、また初対面同士の交歓も盛んに行われ、三田会としての一体感がより一層深まったのではないかと感じております。
まさしく「新年会には、大勢で和やかなのがよく似合ふ」のひと時でした。

【総】第13回定期総会・講演会・懇親会

2014年10月4日(土)午後3時からLサロン飛鳥に於いて、会員93名の参加を得て第13回国分寺三田会総会が開催された。菅谷会長の挨拶に続いて、1号議案(平成25年度活動報告及び平成26年度活動計画)、第2号議案(平成25年度会計報告・監査報告及び平成26年度収支計画)、3号議案(役員選任)の審議が行われ満場一致で承認された。
引き続き、民主党衆議院議員・長島昭久氏(塾員・昭和59年法学部卒)による演題「激動の国際情勢と日本の外交・安全保障戦略」の講演会を開催。参加者は時宜を得た演題と安全保障に精通した長島氏の講演に聞き入った。その後、懇親会に移り、新会員28名の参加もあってか、会場にあちこちで熱気あふれる談論風発な光景が見られた盛況な懇親会であった。尚、ご来賓として、塾員センター北村課長、近隣三田会(立川、国立、東久留米、調布、東村山各三田会)、及び国分寺稲門会から多数の方々に出席を頂いたことを併せて報告する。