【E】第111回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   平成30年 4月15日(日)10:00~12:00
2.会場   本多公民館ホール
3.出席者   会員52名、非会員19名、吉田先生関係者14名 計85名
・       (国分寺三田会、立川三田会、国分寺稲門会、その他)
・      バリトン独唱・発声指導:吉田敦先生
・      ピアノ伴奏:宗田舞子先生
4.スケジュール
・第1部  カレッジソング斉唱:①塾歌 ②三色旗の下に ③慶應讃歌
・第2部  バリトン独唱 吉田敦先生  ピアノ伴奏 宗田舞子先生
・     両先生のプロフィールは下記をご参照ください。
・第3部  皆で歌おう:故郷
・エール交歓 若き血(指揮:平林正明会員)

・第1部はカレッジソング斉唱です。
初めに吉田敦先生から発声のご指導を受けました。いつもとはまた違う新鮮で迫力のあるご指導に皆さん驚愕しつつも何とかついて行きました。その後宗田舞子先生のピアノ伴奏で塾歌斉唱、三色旗の下に、慶應讃歌と進みました。
・第2部は吉田敦先生によるバリトン独唱です。ピアノ伴奏は宗田舞子先生です。
曲目は①オペラ「セルセ」からオンブラ・マイ・フ(ヘンデル作曲)
・  ②夢路より(フォスター作曲)
・  ③初恋(越谷達之助作曲・石川啄木作詞)
・  ④待ちぼうけ(山田耕筰作曲・北原白秋作詞)
・  ⑤月の沙漠(童謡・佐々木すぐる作曲)
・  ⑥小さな空(武満徹作曲)
・  ⑦落葉松(小林秀雄作曲)
と進みました。ここでサプライズがありました。吉田先生のピアノ伴奏、宗田先生のソプラノ独唱で
・  ⑧オペラ「ジャンニ・スキッキ」より私のお父さん(プッチーニ作曲)
続いて全員参加型で
・  ⑨ボラーレ(カンツォーネ)
を歌いました。これは吉田先生のアドリブによるOh!Enkaの会の楽しいもじり歌でした。バリトンソロに戻って
・  ⑩イヨマンテの夜(古関裕而作曲・伊藤久男歌)
・  ⑪いのちの歌(NHK連続テレビ小説「だんだん」劇中歌)
・  ⑫オー・ソレ・ミオ(カンツォーネ・ナポリ民謡)
と進み、また全員参加型で
・  ⑬オペラ「カルメン」より闘牛士の歌(ビゼー作曲)
で終わりました。盛大なアンコールの声にこたえていただき
・  ⑭ヨイトマケの唄(美輪明宏作詞・作曲)
で締めくくられました。
・深みのある力強いバリトンでありながら、ベルカント唱法でテノールの音域まで楽々と出される吉田敦先生の歌唱力に皆さん終始圧倒され続けていました。伸びのあるアリア・カンツォーネやら抒情的な日本歌曲やらコミカルな歌まで、まさに“すぅぱぁバリトン”の面目躍如たるものでした。フォルテからピアノまでホール全体が鳴り響いているように聴こえ、圧巻の迫力と繊細さに皆さん魅了され続けていました。とても喉の大病(蛇足ながら慶応病院にご厄介になったそうです)の履歴があるとは信じられません。トークやアクションもユーモアにあふれ、楽しくプログラムが進みました。特に最後のヨイトマケの唄は、戦後復興の懸命に生きた時代を髣髴とさせるストーリー性もあり、情感豊かな歌唱で、感極まって涙を浮かべる方もいらっしゃいました。
宗田先生のソプラノは清冽でみずみずしく、もう2,3曲聴きたいところでした。
最初から最後までお二人の息がぴったり合った極上の演奏で、至福のひと時を過ごすことができました。
・第3部は「皆で歌おう」です。吉田先生のサービス精神が旺盛だったため予定していた季節の曲は時間切れでできませんでしたが、米寿を迎えられる染谷嘉男会員がお好きだという「故郷」を皆で歌いました。
また、新規会員の南雲宏さん、小平三田会会員でギタリストの山﨑俊道さんの紹介がありました。
・最後は平林正明会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

プロフィール
吉田 敦先生
東京音楽大学声楽科卒業後、同大学研究科オペラコース終了。世界的名バリトンで正統ベルカント伝承者ブルーノ・ダルモンテ氏に師事。オペラ、オペレッタ、ミュージカル等数々の舞台に出演。その圧倒的な歌唱、存在感のある演技は常に観衆を魅了する。演じる役の幅広さ、多彩な表現力で、スーパーマーケットのような品揃えから”すぅぱぁバリトン“と命名され、以来代名詞となる。2007年11月に下咽頭癌とリンパ転移が見つかり摘出、声を一時失うも退院2週間後にソロコンサートで復帰している。宗教曲のソリストとしても定評があり、ヴォイストレーナー、演出、合唱指導者の他脚本家の顔も持ち、現在は、うた芝居「吉田組」組長、新宿アクティビズムスタジオ講師、合唱団の指揮者、新潟三条吉田塾塾頭として活躍している。

宗田 舞子先生
東京音楽大学ピアノ科卒業後、同研究科オペラコース終了。東京ソナーレピアノコンクール金賞受賞、ソレイユ新人オーディション入選等数々の優秀賞、入賞を受賞。2011年に渡米、ジュリアード音楽院オペラクラスを経て、世界的テノールF. カサノヴァ氏に師事。「ラ・ボエーム」ミミ役、「椿姫」ヴィオレッタ役として多くのオペラやコンサートに出演するなど、ピアノ及びソプラノ演奏家として幅広く活躍している。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、
・   井上 徹(S49政)

♪次回の予定
・5月19日(土)午前10時~12時、いずみホールBホールでOh ! Enka の会・Songsを開きます。
♪次々回の予定
・6月17日(日)午前10時~12時、本多公民館・ホールで和太鼓の演奏を楽しみ

【歴】第83回「歴史をひもとく会」講演会報告

第83回歴史をひもとく会の講演会は、平成30年3月31日(土)、国分寺駅南口の国分寺労政会館3階において、49名が参加の下、当歴史をひもとく会の代表世話人である星野信夫氏に「武蔵国分寺歴史ドラマ第3弾~再現ドラマから明治維新へ」というテーマでお話しいただきました。 

冒頭に、第Ⅰ部として、過去2回の講演内容の振り返りという意味も含めて、「武蔵国分寺の建立から江戸の新田開発までを中心に」と題して、武蔵国分寺前史や武蔵国分寺の創建~隆盛~衰退の歴史が語られました。仏教の伝来があり、鎮護国家に向けた聖武天皇による国造りの壮大な思想や国分寺創建の目的、その後の戦乱期における国分寺焼失によって衰退期に向かう背景が解説されました。やがて、江戸期に至ると、当地は府中領に属する幕府直轄地に組み込まれ、不毛の武蔵野に恵みをもたらす玉川上水が開鑿されて、幕府の施政による国分寺地域の新田開発が進み、発展していきます。第Ⅱ部は、「明治維新以降の国分寺」と題して、維新前後の混乱期の様々な逸話、官軍の東征と甲武鎮撫隊との攻防や、恋ヶ窪にちなむ歌碑・句碑の話、新政府に対する多摩の農民運動による御門訴事件などが語られました。地方制度の確立と新郡区町村編成により、国分寺地域が三多摩郡の北多摩に属すこととなった下りで、残念ながら、講演時間切れとなりました。事前に配布されたレジメには、昭和期の市制施行までの項目が・・・・・引き続き第4弾が期待されます。 

参加者からは、「とても面白かった」「時間が足りない」「あっという間の2時間だった」などの声がしきり。思えば、確かに一度聞いたことのある内容なのに、殆ど新鮮な感覚で話が迫ってくるのはどうしてなのだろうか。講演内容に関する圧倒的な知識量と人を逸らさない語り口、時々交える人間味のあるユーモアや年号の語呂合わせ等々、講演者の持つ力量の為せる業であろう。星野マジックによる歴史ドラマに酔いしれたひとときでありました。

【蕎】第52回蕎麦っけの会を開催しました

第52回「蕎麦っけの会」は、2018年4月4日(水)に府中の「桜祭り」会場の花見を前座に、蕎麦「手打ち蕎麦・ほてい家」の流れを予定していました。しかし、今年の桜は例年より1週間も早く満開となり、既に葉桜状態。このため、急遽、府中の散策に変更。大國魂神社に奉納の御神酒「国府鶴」の中久本店見学⇒大國魂神社参拝・枝垂桜の前で集合写真⇒「手打ち蕎麦・ほてい家」となりました。参加人数は27名。

星野信夫さん(S42年。経)による開会のご挨拶と乾杯のご発声でスタート。飲み放題ということもあって、全員が最初からエンジン全開。越後の銘酒「越の景虎」を中心にお酒がどんどんと進み、国分寺三田会の鯨飲(底力?)を知らない店主が目をまん丸くしていました。。。

歓談の途中で東島昭二さん(S38。文)から、「今季の六大学は東大を除く5大学が団子状態。どこが優勝しても、5位になってもおかしくありません!」との話で、慶早戦応援へのお勧めが。

美味しい料理、そしてお蕎麦のお代わりとデザートで中締めに至りました。ご挨拶は宮西雅昭さん(S41。法)。「桜は残念でしたが『花より団子』で盛会でした♪」とのお言葉と高らかな一本締めにて楽しい宴はお開きとなりました。

第53回は慶早戦応援会とのコラボにて、6月2日(土)に新宿「大庵」で行います。奮ってのご参加をお待ちしています。

世話役 野田(S52。経)

蕎麦っけの会1

蕎麦けの会2

【ゴ】第54回国分寺三田会ゴルフ会

国分寺三田会第54回ゴルフ会が、3月としては汗ばむ好天の中、15人が参加し山梨県「サンメンバーズカントリークラブ」で開催されました。
優勝は高橋さん、準優勝は菅谷さん、3位は高杉さんがそれぞれ獲得されました。
またベスグロは当クラブのメンバーでもある吉村さんでした。
PLAY終了後は、当クラブ内で親睦会を兼ねた成績発表会が開催され、大変盛り上がり楽しい時間をすごすことが出来ました。

第54回国分寺三田会ゴルフ会

・ 開催日   3月27日 (火曜日)
・ 場 所   サンメンバーズカントリークラプ(上野原市)
・ 時 間   9:18より out・in 各2組
・ 競技方法  新ぺリア方式
・ 競技者   15名

ゴルフ部会懇親会

・ 場 所  サンメンバーズカントリークラブ コンペルーム
・ 時 間  15:30~17:10
・ 参加者  15名(プレイ参加者全員)

開会式に続き練習グリーンにて (参加者全員) 写真左の山の向こうにに富士山の頂上が写っています

開会式に続き練習グリーンにて (参加者全員) 写真左の山の向こうにに富士山の頂上が写っています