令和6年12月
畑の会
——-秋冬野菜に挑戦しました——-
春夏野菜は借りている農園の土壌の良さや春先の高気温に助けられ、順調に収穫までもっていくことができました。
夏場までで収穫できた野菜はミニトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、甘長トウガラシ、小玉スイカ、カブ、小松菜、空心菜、紫蘇などでメンバーの食卓には一時、毎日のように畑の会で収穫した野菜が並び、高温による野菜高騰のおり、それなりに家計の助けになりました。
また、春先に植え付けを行ったサトイモは10月に順調に収穫することができました。
ただ同じく春先に種蒔きを行った落花生が、途中経過では順調に育っていたことを確認したのですが、10月にいざ収穫の段階になり、どういうわけか土中にあるべき落花生がほとんど消えてなくなっていました。よくよく植わっていたあたりを観察すると、縦横に微妙にトンネルらしきものが散見され、どうやらモグラ或いはネズミあたりの食卓に供してしまったようです。
後継として秋冬野菜の飼育を計画し、候補としてキャベツ、白菜、ジャガイモやダイコン、ニンジンなどの根菜類、春菊、ホウレン草、ミズナなどの葉物を予定しました。ただ、本来は7月、8月に種蒔きなどを始めるのですが、気温30度を遙かに超える高温状態が9月以降も続き、植え付け、種蒔きは計画を大きく後ろ倒しせざるを得ませんでした。キャベツ、白菜は畑に植える前に種から苗作りを行ったのですが、高温の為か何度かチャレンジしてようやく苗ができるといった状態でした。
結局秋冬野菜の植え付け、種蒔きの完了は9月、10月となりました。また、ニンジンは蒔き時期を逸し諦めることにしました。
なお、作業は熱中症対策から7月以降10月まで朝6時開始としました。
9月くらいまでは、ナス、ピーマン、甘長トウガラシ等が収穫できましたが、10月を迎え少しづつ秋冬野菜の収穫ができるようになりました。
秋冬野菜の成果としては
サトイモ 7苗 収穫 1苗あたり 約20個
キャベツ 20玉 〃
ハクサイ 10玉 〃
ジャガイモ 30苗 〃 1苗あたり 約20個
ダイコン 20本 〃
その他、ホウレン草、春菊、ミズナ 等々
本来はソラマメ、ブロッコリー、イチゴなどもチャレンジしたかったのですが、農場の貸主さんとの契約で1月末に一旦農地をお返しし来年4月以降に改めて再契約との決まりになっているため諦めざるを得ませんでした。
取り敢えず手探りで始め、まずまずの成果ではありましたが、野菜作りの奥の深さに驚き、畑に行くたびに新しいことに気付かされる連続であったような気がします。
来年度も色々な情報を集め、美味しい野菜作りに挑戦したいと思います。
(S53年経済 岩田一英)