畑の会 雨は降らねど、笑いは絶えず

9月になっても夏の名残が色濃く、畑の空気はまだ真夏。週末を中心に集まる「畑の会」も、汗だくで土と格闘する日々が続きました。

8月末あたりからは、なぜか国立駅北側の畑一帯だけ雨雲が避けて通るようで、プロの農家さんも嘆くほどの“結界地帯”状態。カラカラの畑を前に、オクラ・ピーマン・ナスを収穫しながら、ジャガイモの種芋をいつ植えようかと空を見上げる日々が続きました。

01_夏野菜
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02_オクラ03_収穫中04_アンデスレッドの花
👆左から、オクラ、落花生、アンデスレッド(じゃがいも)の花

 

ようやく9月に入って気温も落ち着き、満を持して「さんじゅうまる」「普賢丸」「長崎こがね」「アンデスレッド」の4種を植え付け。一緒に植えたニンジンや枝豆は、あまりの暑さにほとんど育たず、自然の厳しさを実感しつつも、水遣り、草取り、育苗、夏野菜の撤去など、一人ひとりができることを持ち寄り、“One for All,All for One”の精神で乗り越えました。

 

途中、落花生マルチ事件や、メンバーの膝痛・入院といったアクシデント、さらには畑近くでの爆発事故(!)と、まるでドラマのような数カ月。それでも畑は着実に季節を進め、白菜とキャベツは二度の播種を経てなんとか育苗に成功。大根(青首・聖護院・紅芯)も元気に育ち、聖護院は直径10センチ超の立派な姿に。

 

葉物のほうれん草や春菊も順調で、特に春菊は独特の香りと旨みが格別。「これが市販のとは違うんだよね」とメンバーのつぶやきに、みんなで頷く瞬間も。

 

秋の収穫では、春から育てたサトイモと落花生が大豊作! みんなで分けてもずっしり重く、サトイモはねっとりホクホク、落花生は甘くて香ばしい。自然の恵みに思わず笑みがこぼれました。
05_春菊06_里芋
👆濃厚な味の春菊と大収穫の里芋

 

これからは虫たちとの闘いの季節。ヨトウムシ、イモムシ、ガ、バッタ…農薬に頼らず、見つけては地道に捕殺。「残酷? いえ、美味しくいただくための真剣勝負です!」と笑いながら、また土に向かいます。

 

冬はおでん用の大根や、鍋にぴったりの青菜の収穫が楽しみ。そして11月からは若手メンバーも加わり、10名体制でますます賑やかに。世代を超えて汗を流し、土に触れ、笑い合う日々。そんな畑時間を、これからも大切に育てていきたいと思います。
 (H11 平田 由紀)

10月8日 ボランティアの会

今日は台風を心配したのですが、思いがけず晴天に恵まれました。
日差しは気になったもののそこまで暑くはなく絶好の活動日和になりました。
中野区の中学2年生の女の子5人も課外授業の一環としてボランティアに参加し、
私達と一緒に外来植物の引き抜きをしてくださいました。
なかなか抜けない菊芋を一緒に引っ張ったり、写真のシャッターを押してくださったりと
楽しく会話を交えての作業です。

今日の対象は菊芋とマツヨイグサ

菊芋は八百屋さんで見かけますが
今日の花は黄色できれいでしたが芋はほとんどついていませんでした。

セイタカアワダチソウも抜き、外来種ではないですがべったり辺りを覆っている葛の弦をはぎ取ると
ススキがふさふさして、秋らしい風景が広がっていました。

秋の野原で自然とふれあいながらのひとときとなりました。

江端

第18回 昼カフェ開催報告

まだまだ暑さが残る9月29日(月)、第18回昼カフェが開催されました。平日開催に15人の会員が集い、楽しいひと時を過ごしました。今回は世話役3人で事前に話し合い、参加者の皆さんに新しい提案をして、前向きな反応を得ました。

【提案1】
昼カフェ「街に出る」:いつものカフェを飛び出して、例えば繁華街のレトロな映画館で古い映画を鑑賞し、鑑賞後にスイーツを楽しむ、というアイデアです。
皆さんから色々な情報を頂き、次回までに世話役が具体的な計画を作る事となりました。

【提案2】
「¥2,000で日本屈指のアマチュアオーケストラの演奏を聴く」:ワグネルソサイエティ―OBオーケストラの定期演奏会が年明けの1月18日(日)に杉並公会堂で開催されます。希望者でこの演奏会を鑑賞するものです。
この提案も手ごたえを感じましたので、11月には具体的な希望者を募りたい考えです。

今後ともこのように活動の幅を広げて行くようにしたいと考えています。

尚、次回開催は10月の日曜・祭日を狙いましたが、お店が予約でいっぱい、他の分科会の日程と重なる等、不都合が重なり、11月10日(月)の開催になりました。

(52年 岡村宏司)

畑の会 酷暑の夏がやってきた!

今年の夏は、畑にとっても人間にとっても試練の時期でした。
年度当初の作業開始時間は午前10時でしたが、連日の暑さで次第に早まっていき、ついには朝7時から作業を開始しています。
雨が続くと思えば、今度は晴天が続き、その後は猛暑日ばかりになるなど、天候に振り回されながらも野菜は育ちました。

特にほうれん草やチンゲンサイは、新鮮な状態で収穫でき、甘くて柔らかく、売り物と遜色ない品質でした。ただ、収穫のタイミングが難しく、特にチンゲンサイは見極めを誤ると硬くなってしまうことがありました。また、大根やカブは日照不足の影響で茶色い筋が入ることが多く、満足できる収穫には至りませんでした。

一方、枝豆はメンバー全員から高評価を受け、採りたてをその日に味わうと、口の中に甘みが広がり、近所で畑作業をしているからこそ得られる贅沢を実感しました。

じゃがいもはポロシリ、インカのめざめ、レッドムーンと3種類を育てました。
ポロシリは豊作で、ポテトチップスの原料に使われるお芋のせいか、揚げてもあっさりしたお味でした。
インカのめざめは栗のような甘さ、レッドムーンはしっとりした食感が特徴で、どれもそれぞれのおいしさを堪能できました。


きゅうりは成長が早すぎて棍棒のようになってしまうこともありましたが、トマトやナスは順調に育ち、特に白ナスは初めての挑戦で見事な収穫がありました。焼くとトロトロになり、濃厚な味わいが絶品でした。

梅雨の半ばからは雨がほとんど降らず、特に畑のある国分寺では夕立もなく、畑はカラカラに。ジョウロでの水やりには苦労しましたが、最盛期のピーマンやオクラ、シソは元気に育っています。葉っぱの大きな里芋はこれから1ヶ月ほどで収穫になるため、とても楽しみです。

今後は秋野菜の植え付けを予定しており、じゃがいも、白菜、キャベツ、大根(聖護院、青首、紅芯)、青菜などに取り組みます。

次の季節に向けて、新たな挑戦が待っています。

(H11 平田由紀)

第17回昼カフェ 開催報告

第17回昼カフェは7月21日に開催しました。久しぶりに祭日の午後の開催でしたが、3連休の最終日でもあり、ファミリー・イベントと重なる方や、暑さで体調不良の方もいて11人と少なめの参加者でした。

課題であった場所の確保は、初の「ランチ昼カフェ」の形式で客単価をいつもより高めに設定することでお店の予約を取り付けました。軽めのランチ、という事でクラブ・サンドイッチが一番人気でしたが、皆さん夫々好みのメニューを楽しみ、初の試みは一応成功です。

外は体感温度35度以上、という酷暑で、参加者は「暑い、暑い」と言いながら来店し、最初は茹でダコ、温泉卵状態で声も出ませんでしたが徐々に体も慣れて、いつものように様々な話題に会話が弾みました。

ところが2時間弱の楽しい会話を終える頃には逆に冷房が効きすぎて、寒くなり、少し震えさえ感じる有様です。外は酷暑でも、上に一枚羽織る物を持参しないと体温コントロールが難しい、と感じました。そして、帰路に付くときは10度近い温度差の中に出ていき、一二分はむしろ心地よい程でしたが、その後は再び汗が噴き出る酷暑との闘いになりました。皮肉なことに今回は夏の健康管理の難しさを実感する昼カフェになりました。

次回は夏本番の8月はお休みし、国分寺三田会の年次総会の翌々日、9月23日(秋分の日)に開催いたします。夏と冬の真ん中が秋分の日ですから、きっと心地良い天候に恵まれる事を祈念致します。

                                             (文責:岡村)

畑の会 今年も野菜つくりを開始しました

令和6年5月

畑の会  今年も夏野菜つくりを開始しました

 畑の会も2年目に入り、昨年と同様、4月より来年1月までの期間で国分寺市の契約農家の畑をお借りして活動を開始しました。
今回も昨年と同じ作付け面積(60㎡)を8人のメンバーで行っています。
4月の前半は畑を耕し畝つくりを行い、後半は夏野菜の苗植え、種蒔きの作業を行い、5月に入りほぼ作付けが終了したところです。

挑戦した野菜はキュウリ、トマト、ナス、ピーマン、インゲン、ジャガイモ、サトイモ、オクラ、ほうれん草、落花生などです。
どちらかといえば夏に種蒔きをする秋野菜のダイコン、ニンジンなどもトライしました。

今年は4~5月の雨量が例年よりかなり多く、普段は頻繁に行うべき水やり作業は逆に抑え気味に行う必要があるほどです。また、5月とはいえ日中の気温がすでに高くなっており、早くも熱中症を心配しながら作業を行っています。
順調にいけば、6月くらいから徐々に収穫ができると思われますが、日照時間や気温もなかなか予想がつかず、見通しは立てづらい状況です。

また今時点ではまだ気になりませんが、雑草との闘いがそろそろ本格化します。昨年も一番大変な作業が雑草除去でした。
予報では7~8月は昨年に引き続き猛暑とのことですので、体調を整え作業時間、効率などを十分に考えながら活動を行うつもりです。そして、収穫した野菜を美味しく食べられるよう頑張りたいと思います。
(53年 岩田 一英)

 

5月 ボランティアの会

5月7日はまたまた良い天気に恵まれ10人のメンバーが集まってくださいました。

本日の活動は

1,バッタランド(文字通りバッタ達を育てる場所。新市役所地続きの場所です)

葛、セイタカアワダチソウ、マツヨイグサの引き抜き。

バッタランドではイネ科の植物を生やしています。(稲ではなくいわゆる雑草)
葛は外来種ではありませんが大きな葉で、弦がはびこるので抜きます。
セイタカアワダチソウは外来種の代表、マツヨイグサは思いのほか南米原産で日本に帰化植物なので抜きます。
子供たちがバッタ取りして遊ぶのでしょうか。

2,腐葉土の切り返し

エコスタックに腐葉土を作るために集められた落ち葉をひっくりかえします。
とても重く大変だったようです。

いつも野鳥の森方面に行っていたので、武蔵国分寺公園の違う場所を見て新鮮でした。

来月は6月11日(水)10:00~11:30

よろしくお願い致します。江端

第15回 昼カフェ開催報告

第15回昼カフェは4月21日に開催しました。平日の月曜日の午後の開催でしたが、11人の出席を得て盛会でした。

今回の参加者はいわば常連の方が多かったので、自己紹介などは省いて直ぐに最近の話題に入りました。ゆとりのある場所を使えたので、テーブルを並べかえて参加者全員が一つのテーブルで自由な会話を楽しむことが出来ました。現在、幹事会で検討中の25周年をどのように祝うかについて、幹事以外の方々の考えもヒアリングしたので全体の議論に役立てたいとも思います。

今年に入ってから昼カフェは日曜日や祝日(振り替え休日を含む)と平日を交互に選んできました。これは15名ほどが集える喫茶室のスペースを確保できたからです。ところが、次回の開催を6月の日曜日に計画して予約を試みたのですが、「日曜日の大人数での予約は一定額以上のパーティー形式にして欲しい」と実質的に断られてしまいました。お店の事情も分かるものの、なかなか世知辛い現実に昼カフェも直面してしまいました。

というわけで、次回は6月23日(月)に開催します。5月は月末に三大行事の講演会があるので、お休みになります。

(文責:岡村)

4月 武蔵国分寺公園のボランティアの会

4月10日は日差しが強くない晴れで、暑くもなくちょうどよい天気でした。
10名の方がお集まりくださいました。

今回はムラサキハナナを抜く仕事でした。
いろいろなところで見かける紫色の菜の花のような花です。
一面に咲くと美しいですが、
日本の自然を追求する武蔵国分寺公園としては好ましくないようです。
花を楽しんで種が散る前に抜き取ります。
手で簡単に抜けるので収穫はたくさん、でもまだ残っています。

公園を歩きながら
先月、先々月ハナニラを頑張って抜いた場所に、ほとんど生えていないのを確認して
やった感を味わいました。
(ハナニラを抜いていない場所には一面に白い花が咲いていて綺麗でしたが)

5月から午前中、水曜日10:00からの活動になります。

5月 7日(水)10:00~
6月11日(水)10:00~
7月 9日(水)10:00~

ご参加お待ちしております。江端