【E】第124回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:7月21日(日)午前10時から12時
2.会場:いずみホール 練習室
3.ピアノ伴奏・歌唱指導:森川由美子先生
4.出席者:26名
・準備体操の後、発声練習を行いました。
発声練習では腹式呼吸を練習。まず、まっすぐ体を伸ばし、お腹を膨らます。
そこでスタッカート的にお腹を使って「ホ」を短く連続的に出す練習。次にお腹を膨らま
せたまま下腹に力を入れて、「アー」細く長く声を出す練習をしました。
5.歌唱曲目
・アルプス一万尺:発声練習も兼ねて、腹筋を使って意図的にスタッカートを利かせて歌う。
・どじょっこふなっこ:春夏秋冬の季節感を表現して歌う。
・サンタ・ルチア:今日の曲の中で一番時間をかけて練習をしました。
一つは、「月は高く」、「波に照り」、「風も絶え」、「波も無し」と2小節ごとに、
言葉の流れに従って歌う練習をしました。
二つ目は、曲の終わりのフェルマータの歌い方の練習。4番の最後のフェルマータは
十二分に伸ばし、続く最後の一小節はパッパと終わるこの緩急が明確に出来る様に
練習をしました。仕上げに2組に分かれ向き合って練習の成果を披露。
皆気持ちよく歌い上げました。
・見上げてごらん夜の星を:この曲の中で何度も出てくる「見上げてごらん夜の星を・・」
の歌い方に、”気持ちを込めて”、”みんなに呼びかける様に”と違った表現があり、
その違いを表す歌い方を練習しました。
・海・その愛:海の雄大さを表した歌詞を如何に歌うかの練習。1番の”男の想いをその胸
に 抱きとめて・・・”、2番の”男のむなしさ ふところに抱き寄せて・・・”の部分
は滑らかに歌う(スラ―で歌う)練習をしました。完成までに至らなかったのでまた
練習することになりました。

最後に、まるく輪になり「今日の日はさようなら」を歌って閉会となりました。

 

【E】第123回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   令和元年6月月30日(日)10;00~12:00
2.会場   本多公民館・ホール
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):48名、
・      非会員(国分寺三田会・会員家族・同伴者・出演者の関係者):16名  計64名。
・      ソプラノ:ありめせつこ  ピアノ伴奏:山田絵里
4.プログラム
・第1部   カレッジソング斉唱:①塾歌 ②オール慶應の歌 ③慶應讃歌
・第2部   ミニコンサート  ソプラノ:ありめせつこ  ピアノ伴奏:山田絵里
・      ①Far away          ②You Raise Me Up      ③サリーガーデン
・      ④Wild Mountain Thyme    ⑤When a child is born   ⑥Amazing Grace
・      ⑦五木の子守歌(弾き語り)  ⑧赤とんぼ(弾き語り)   ⑨Think of me
・      ⑩恋の炎は燃えて(オペラ「シャモニのリンダ」より)
・      (アンコール)
・      ①ケセラセラ  ②踊りあかそう(ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より

・第3部   季節の歌・皆で歌おう:①夏の思い出 ②夏は来ぬ ③海
・エール交歓 若き血(指揮:井上徹会員)

・第1部はいつもの通りカレッジソング斉唱です。「塾歌」「オール慶應の歌」「慶應讃歌」の3曲を本日のゲスト山田絵里さんのピアノ伴奏で歌いました。
・第2部は主にコロラトゥーラソプラノ(技巧的な装飾に富む華やかな旋律があるソプラノ)として数々のオペラに出演され、ゴスペルシンガーとしても活躍されているありめせつこさんをお招きしてのミニコンサートです。毎年3月に開催される「東日本大震災復興支援こだいらチャリティーコンサート」(発起人:テノール歌手下村雅人氏)にありめせつこさんも出演していますが、素晴らしい歌声をOh ! Enka の会で是非聞きたいとの要望があり、高橋伸一世話役のアレンジで実現しました。ピアノ伴奏の山田絵里さんは学生時代からありめせつこさんと一緒に活動しており、お二人の息も合っています。アンコールも含めて12曲、天から降りてくるような清らかな素晴らしい歌声がホールに鳴り渡りました。
ありめせつこさんは演奏の都度曲目を丁寧に判りやすく紹介します。「Far away」はイギリスの少年合唱団「リベラ」が歌っています。NHKドラマ『氷壁』の主題歌として注目されました。「You Raise Me Up」はアイルランド民謡のメロディーをベースとしており、トリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香のエキシビジョンBGMとして有名です。「サリーガーデン」「Wild Mountain Thyme 」はスコットランドのトラディショナルな民謡でラブソングだそうです。サリーは柳、Wild Thymeは薄いピンクの花です。「When a child is born」はキリストの降誕をテーマとしたクリスマスソングです。「Amazing Grace」は作曲者不詳ですが、イギリス人牧師ジョン・ニュートンが作詞した讃美歌です。ジョン・ニュートンは奴隷貿易にたずさわっていましたが、自分が乗っていた船が遭難し、生還できたことで奴隷貿易にたずさわっていたことを悔い改め、牧師となって神に感謝をささげた歌です。日本では結婚式で歌われ、CMにも取り上げられ、ドラマ『白い巨塔』のエンディングにも使われています。「五木の子守歌」「赤とんぼ」はありめせつこさんのピアノ弾き語りです。英語にアレンジして歌いました。ありめせつこさんは日本の歌を英語で歌ってみたいとの願望があったそうですが、改めて日本の民謡、童謡・唱歌のメロディーのすばらしさを感じました。「Think of me」は劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』の中で歌われています。
会場は「ありめワールド」にすっかり魅了されました。アンコールの拍手が鳴りやみません。アンコールは2曲です。「ケセラセラ」はヒチコック映画監督『知りすぎていた男』の主題歌として歌われています。「踊り明かそう」はミュージカル『マイ・フェア・レディ』の中で歌われ、1964年にオードリー・ヘップバーン主演で映画化されています。
ありめせつこさんがあまりもの熱唱で喉が乾いてしまい、思わず会場からペットボトルの差し入れがありました。
また演奏中にブームスタンドの位置がずれてしまうハプニングがありましたが、世話役2人がすぐ舞台に上がって対応しました。出演者と会場が一体になったコンサートでした。素晴らしい歌声を聞くことができ大満足でした。
・第3部は「皆で歌おう」です。「夏の思い出」「夏は来ぬ」「海」といった季節の歌3曲を山田絵里さんのピアノ伴奏で歌いました。
・最後は井上徹会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。
今回のコンサートはありめせつこさんご自身が使っているキーボード、アンプ、スピーカー等を会場に持ち込むことになり、下村雅人先生の車で運んでいただきました。世話役も参画して音響調整、舞台照明調整等馴れない会場準備に悪戦苦闘しましたが、最初から最後まで下村雅人・敬子先生ご夫妻のサポートをいただき、無事にコンサートを終えることができました。下村ご夫妻には国分寺三田会から13名がK・K・メンンルコール団員として男声合唱を指導いただいています。国分寺三田会でも新年会、Oh ! Enka の会でお招きしましたが、また聞きたいとの要望が多く、11月30日に下村雅人先生をお招きして本多公民館・ホールでOh ! Enka の会主催の年末コンサートを開催する予定です。本多公民館・ホールは音響効果も良く、舞台照明も整っており、テノール歌手下村雅人の素晴らしい歌声を聞くことができます。ご期待ください。

<出演者プロフィール>
◆ありめせつこ(ソプラノ)
武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業及び同大学院音楽研究科声楽専攻修了。修了と同時に母校の武蔵野音楽大学及び同大学附属音楽教室にて7年間、講師として指導にあたり、1998年より一年間、イタリア・ミラノに留学。ヴィットーリオ・テッラノーヴァ氏に師事。第19回日伊コンコルソ入選。在学中より多数のオペラに出演。主にコロラトゥーラのレパートリーを持ち、「魔笛」、「フッガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「リゴレット」、「仮面舞踏会」、「霊媒」、「カーニバルの木曜日」、「秘密の結婚」等に出演の他、「第九」「メサイア」「天地創造」「マーラーによる第四交響曲」等のソリストも務める。ゴスペルシンガーとしても、多くの教会で讃美を中心としたコンサートを行っている。常盤台バプテスト教会制作CD「心に歌えば」や日本バプテスト連盟制作CD「新生賛美歌」の中でも賛美をしている。地域の音楽活動にも力を入れ、複数の合唱団の指導やヴォイストレーナーとして活躍中。藤原歌劇団所属。

◆山田絵里(ピアニスト)
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。在学中よりありめせつこ氏を始め、声楽、管楽器、弦楽器等の伴奏を務める。2007年よりキリスト教音楽院にてパイプオルガンを学び、本科及び研究科修了。ピアノを長井充、栗田和雄、鈴木洋、パイプオルガンを高橋靖子、長谷川美保、廣野嗣雄の各氏に師事。日本基督教団信濃町教会オルガニスト。

<今後の予定>
・7月21日(日)10:00~12:00 いずみホール練習室
・        Oh!Enkaの会・Songs
・8月10日(土)午後2:00~4:30 リオンホールA
・        第1部 昭和43年卒の幼稚舎クラスメート4名+ゼミ友1名によるブルーグラスのバンド演奏
・        第2部 ワグネルOBのバリトン・米田嗣幸氏の独唱と米田夫人の朗読

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

 

 

【E】第122回Oh!Enkaの会を開催しました

1.日時:5月11日(土)午前10時から12時

2.会場:本多公民館 音楽室

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:山田玲子先生

4.出席者:23名

・準備体操の後、発声練習を行いました。

発声練習では良い声を出すための姿勢の取り方を練習しました。

まず、まっすぐ体を伸ばす。胸郭をいっぱい開き、鼻腔よりゆっくり空気を吸って、吐く。

ゆで卵が口にある感じで口腔内を開き、口に指2本縦に入れてハミング。

5.歌唱曲目

・鯉のぼり:歌詞が七五調である事を確認。元気よく歌う。

曲の山は13小節以降に持ってくる練習をする。

・夏は来ぬ:作詞 佐々木信綱。詩をみんなで音読し、詩中のことばを学ぶ。

盛り上がった言葉に”楝(おうち)”→せんだん と

”くいな”→クイナ科の鳥の総称 であった。

歌詞の1番から4番に出てきた季語を使って、5番ができているのは面白い。

・海   :最初は”P”で歌いだし、”見よ昼の海”、”見よ夜の海”で曲を盛り上げて歌い上げる練習をする。

・みかんの花咲く丘:この曲も七五調。滑らかに歌う歌い方を練習する。

1オクターブ以上ある音程差があるのできれいに歌うのは難しい。

8分の6拍子の曲の歌い方を学ぶ。

・おお牧場はみどり:外国の歌は始めに曲があって、後で詩をつけるのでしっくりこない曲もあるが、

この曲はそれを感じさせない。それは第9小節から8小節の詩のつくり方が良く出来ているからとのこと。

曲中の掛け声”ホイ!”、”ヘイ!”が楽しい。

・故郷の人々:締めくくりの曲として、気持ちよく歌う。

最後に、まるく輪になり「さよなら集い」を歌って閉会となりました。

 

【E】第121回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:4月6日(土)午前10時から12時

2.会場:いずみホール Bホール

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:森川由美子先生

4.出席者:21名

・準備体操の後、発声練習を行いました。

発声練習では胸を引き上げ、横隔膜を使う発声を練習しました。

5.歌唱曲目

・四季の歌:春、夏、秋、冬の季節ごとに表現を変える練習

・花:気持ちよくのびのびと歌うのも良いが、今回は感情を込めた歌い方を練習。

・カチューシャ:2度繰り返す ♪君なき里にも春は忍び寄りぬ♪ の歌い方、

後半の所は発声練習での横隔膜を使った歌い方で練習。

・ピクニック:中間部の ♪ランラララ・・♪ の「ラ」の歌い方の練習。

通して歌う時には、アヒルや山羊さんの動物の鳴き声を擬音で表現。

・空よ:いままでの曲と一変、しっとりと歌う。

・この広い野原いっぱい:詩の内容を上手く表現して歌う練習。

最後にまるく輪になり、「今日の日はさようなら」を歌って閉会となりました。

※感想:今日はいつになく盛り上がりました。

中でもカチューシャでは、左右2組に分かれて別々に歌いましたが、

それぞれ対抗心も旺盛で、元気があって素晴らしい歌声をひびかせました。

歌い終わるとブラボーの声も飛びました。

【E】第120回Oh!Enkaの会を開催しました*

1.日時   平成31年 3月23日(土)10:00~12:00
2.会場   国分寺リオンホールB
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会等)51名
・      非会員(国分寺三田会、国分寺稲門会、出演者関係者等)17名
・      計68名
・      ギター:山崎俊道
・      シンセサイザー:山田玲子
4.スケジュール
・塾歌斉唱
・第1部  山崎俊道ギターコンサート
・     (プロフィールは下記をご参照ください)
・第2部  山田玲子シンセサイザー演奏
・第3部  皆で歌おう:①エーデルワイス ②花 ③花のまち ④どじょっこふなっこ
・エール交歓 若き血(指揮:平林正明会員)

・今日はまず塾歌斉唱から始まりました。
・続いてすぐ第1部の山崎俊道ギターコンサートが始まりました。
今回のコンサートは、吉村太郎会員のご紹介で実現いたしました。山崎さんは慶應義塾大学工学部から大学院修士課程を経て、プロのギタリストとなり、現在小平三田会会員でもあります。プロフィールは下記をご覧ください。
曲目は
① エアー                    J.ダウランド
② エリザベス女王のガリヤルド     J.ダウランド
③ 魔笛の主題による変奏曲            F.ソル
④ アメリアの誓い                M.リョベート
⑤ グランソロ                  F.ソル
⑥マリエッタ                    F.タレガ
⑦マリア                      F.タレガ
⑧アルハンブラの想い出             F.タレガ
⑨朱色の塔                   I.アルベニス
⑩アストゥーリアス               I.アルベニス
でした。
盛大な拍手に応えてのアンコールは、お馴染み“禁じられた遊び” とヴィラ・ロボスの“エチュード第1番”でした。
皆さん一度は耳にしたことがあるギターの名曲をそろえていただきました。落ち着いてしっとりしたクラシックから、時には情熱的に、異国情緒もたっぷりの素晴らしい演奏でした。
曲の解説は山崎さんの簡潔で要点を得た解説がプログラムに掲載されていますので、そのまま引用いたします。
*エアー、エリザベス女王のガリヤルド
J.ダウランド(John Dowland 1562-1626 英国) 当時のヨーロッパで評判のリュート奏者。1588年オクスフォード大学で音楽学士号取得。1598年から1606年までデンマーク王室リュート奏者。1612年に念願のエリザベス女王の王室リュート奏者となる。
* 魔笛の主題による変奏曲、グランソロ
F.ソル(Fernando Sor 1778-1839スペイン) バルセロナに生まれ、モンセラート音楽院で作曲を学び、後にマドリッド、パリ、モスクワなどで活動の後、パリで没す。弦楽曲、交響曲、バレー曲、歌曲などの作品を残したが、ギターでは古典時代の最も重要な作曲家。
* アメリアの誓い
ミゲル・リョベート(Miguel Llobeto 1878―1938スペイン) バルセロナのギタリスト、作曲家。  カタロニア民謡集のなかの1曲
*マリエッタ、マリア、アルハンブラの想い出
F.タレガ(Francisco Tarrega 1852-1909 スペイン) 作曲家、ギタリスト。多数の作品はギターの芸術性を高める一方、アルベニスやショパン、シューマンなどの曲をギターに編曲、ギターのレパートリーを豊かにした。 マリエッタはマリアの通称、自分の娘の名。アルハンブラの想い出はアルハンブラ宮殿の情景を描いた曲。
* 朱色の塔、アストゥーリアス
I.アルベニス(Isaac Albeniz 1860-1909スペイン) スペイン国民楽派を代表する作曲家、ピアニスト。カタロニアに生まれ、幼少から才能を発揮、スペインやヨーロッパを演奏旅行した。アルベニスはグラナダにいたときアルハンブラの城に住んでいた。城の西にある塔が夕日に染まるので朱色の塔と呼ばれる。ピアノ曲集「スペインの歌」で第1曲に〈プレリュード〉の曲名でアストゥーリアスを置いている。ギターではスタンダードなレパートリーとして定着している。

・第2部は山田玲子先生のシンセサイザー演奏です。
今回は会場のピアノが他団体に押さえられ使えませんでした。世話役一同困り果てていたところへ、山田玲子先生からシンセサイザーを持ち込んでいただけるとの嬉しいお申し出がありました。折角ですので、シンセサイザーで懐かしの映画音楽を演奏していただきました。
曲目は
①シバの女王
②太陽がいっぱい
③エーデルワイス
④ロシアより愛をこめて
⑤男と女(アンコール)
でした。
いろいろな音を自由自在に出せるシンセサイザーを曲に合わせて見事に操っていただきました。 いずれも会員皆さんの青春時代に一世を風靡した名曲です。甘く切ない想いを懐かしんでいただけたのではないでしょうか。

・第3部は「皆で歌おう」です。 シンセサイザーの伴奏でいつもとは趣の違う第3部となりました。 ようやく訪れた春の歌を皆で明るく元気に歌いました。

・最後は全員が肩を組み平林正明会員指揮による「若き血」斉唱です。声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

【山崎俊道氏プロフィール】 8才よりバイオリンを始める。ギターを芳志戸幹雄氏に、近年セゴビア音楽院のフランシスコ・クエンカ氏に師事。指揮法、合奏法、音楽理論を各専門家に師事。1976年、小平ギターコンサートをきく会を設立、今年3月で第222回を迎えた。最近では2014年12月、NHKラジオ深夜便に出演。2015年名古屋で、2016年、清里でソロコンサート。2017年3月千葉県文化会館にて講演と演奏。2017年5月、オペラシティー近江楽堂でリサイタル。日本スペインギター協会会員、日本ギタリスト協会会員、フォルマールギタリスタス会員。日本橋ギターアンサンブル講師。手の合理的メカニズムを研究。1965年慶応義塾大学大学院卒。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

♪次回以降の予定
・4月6日(土)午前10時~12時、いずみホールB:Songs
・5月11日(土)午前10時~12時、本多公民館音楽室:Songs
・6月30日(日)午前10時~12時、本多公民館ホール:
・        ありめせつこさんのソプラノコンサート

【E】第119回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   平成31年 2月17日(日)14:00~16:30
2.会場   本多公民館ホール
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会等)46名
・      非会員(国分寺三田会、国分寺稲門会、出演者関係者等)28名
・      計74名   ヴァイオリン:佐藤祥子    ピアノ:梶ひとみ
4.スケジュール
・第1部  カレッジソング斉唱:①塾歌 ②都の西北 ③慶應讃歌
・第2部  ヴァイオリンとピアノのコンサート
・     ヴァイオリン:佐藤祥子
・     ピアノ   :梶ひとみ
・     (プロフィールは下記をご参照ください)
・第3部  皆で歌おう:①早春賦 ②青春時代 ③時計台の鐘
・エール交歓 若き血(指揮:井上徹会員)

・今回はOh!Enkaの会と二水会との共催でした。
・第1部はいつものようにカレッジソング斉唱です。梶ひとみさんのピアノ伴奏で塾歌斉唱、都の西北、慶應讃歌と進
みました。
・第2部はヴァイオリンとピアノのコンサートです。ヴァイオリンは佐藤祥子さん、ピアノは梶ひとみさんです。ウィ
ーンのイメージを中心に選曲いただいたとのことでした。
曲目は①クライスラー   ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
・   流麗で親しみやすい名曲。TVのヴァイオリン教室のテーマ曲とのこと。
・  ②ベートーヴェン  ヴァイオリンソナタNo.5「春」より第1楽章
・    お馴染みの名曲。美しいメロディーのような爽やかな春が待ち遠しいですね。
・  ③イザイ      無伴奏ヴァイオリンソナタNo.4より 第1楽章 (Vn. ソロ)
・   超絶技巧を駆使した難曲。何重にも重なる音やメロディー、でも聴きやすかったです。
・  ④シューベルト   即興曲 Op.90-4 (Pf.ソロ)
・   即興曲とはいえ、右手の流れるような旋律の中にも左手でシューベルトらしい人生観が感じられる哀愁を帯び
・   た格調高いピアノソロでした。
・  ⑤クライスラー   ウィーン奇想曲
・   ワルツのリズムの中にウィーン街中の浮き立つような気分やざわめきを感じられる曲でした。
・  ⑥クライスラー   愛の悲しみ
・   クライスラーの代表的な名曲。甘く、切ない初恋か、ややもすると途切れそうな愛・・・・ 皆さんもかつて
・   こんな思いをしたのでは?
・  ⑦ファリャ     スペイン舞曲
・   今は上演されないオペラから残された名曲。情熱的なラテンのリズムに 心弾み気分が浮かれました。
・  ⑧ブラームス    ヴァイオリンソナタNo.1雨の歌
・   全3楽章をたっぷり聴かせていただきました。ブラームスらしい流れるような美しい旋律や物憂げなヴァイオ
・   リンのつぶやき、童心に帰ったようなどこか懐かしいメロディー、曲も良ければ演奏も良い至福のフィナーレ
・   でした。
・客席からの盛大な拍手に応えてアンコールを2曲演奏していただきました。
・  ⑨マスネ      タイスの瞑想曲
・   この曲を知らない人はいないというヴァイオリンで最も愛されている曲。優美で洗練された弦の運びに皆うっ
・   とりでした。
・  ⑩クロール     バンジョーとフィドル
・    佐藤さんの留学時代の思い出の曲とか。ヴァイオリンのピチカート奏でるバンジョーの響きがとても印象的で
・   した。いかにもアメリカらしい陽気で軽快な楽しい曲でした。
・お二人の息の合った素敵なアンサンブルに会場全体心奪われ、ゆったりとした上質で典雅な気分にひたることができた午後のひと時でした。
・第3部は「皆で歌おう」です。春の訪れが待ち遠しく「早春賦」を皮切りに「青春時代」「時計台の鐘」を歌いました。
・最後は井上徹会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

プロフィール
◆佐藤祥子さん
・4歳よりヴァイオリンを始める。大学では英語を専攻するが、オーケストラ部の活動の中で音楽の楽しみに目覚める。留学先のアメリカのグリ・ンネルカレッジにて音楽副専攻。子育てが一段落したところ、受けた高槻音楽コンクールで入選。現在、室内楽やオーケストラ(光が丘管弦・楽団)で活動する一方、合唱も始める。市原利彦、ケネス=ゴールドスミス、小川有紀子の各氏に師事。
◆梶ひとみさん
・武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ソロ、伴奏、室内楽、バレエの稽古や合唱団のピアノなど多様な音楽活動を行っている。1989年、川崎市のオー・ディションに合格し推薦音楽会に出演。都留音楽祭にてチェンバロ、フォルテピアノを学ぶ他、津軽三味線とのコラボレーションなど新し・い分野にも挑戦している。また1996年より「看護音楽療法」のピアニストを務め、2007-17年、川崎市立看護短期大学にて「芸術 音楽」の・講義を受け持つ。ピアノおよび室内楽を志村直子、土屋律子各氏に師事。佐藤祥子さんとは長年アンサンブルを組み「デュオ ドリーム」と・して2000年よりひたち室内楽フェスティバルに参加している。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商) 井上 徹(S49政)
♪次回の予定
・3月23日(土)午前10時~12時、リオンホールBで山崎俊道さんのギター演奏に山田 玲子先生のシンセサイザー演奏が加わります。
♪次々回の予定
・4月6日(土)午前10時~12時、いずみホールBでSongsです。

【E】第118回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:1月26日(土)午前10時から12時

2.会場:本多公民館 視聴覚室

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:山田玲子先生

4.出席者数:28名

・準備体操の後、発声練習を行いました。発声練習では、

”右手を上にあげ徐々にさらに上にあげ高音を出していく。

限界を超えて更に高音を出す。両目の間から高音部を出す” と指導もユニークでした。

5.歌唱曲目

・冬の星座   ・雪の降るまちを   ・冬の夜

・トロイカ   ・早春賦       ・昴

最後に、まるく輪になり「さよなら集い」を歌ってお開きとしました。

 

【E】Oh ! Enka の会 白寿のヴァイオリン・コンサートを開催しました。

1.日時   平成30年12月28日(金)14:30~16:30
2.会場   いずみホール・Bホール
3.出席者  61名(会員:27名、 会員家族・知人、欅友会他:34名)
4.ヴァイオリン・コンサート
・ ヴァイオリン演奏:小島亮一さん、ピアノ伴奏:丸山令子さん(お嬢様)
・ ①歌の翼に乗せて(メンデルスゾーン)     ②なつかしき愛の歌(ジェームズ・モロイ)
・ ③お気を悪くなさらないで(カール・ツェラー) ④君こそわが命(フランツ・レハール)
・ ⑤ロマンス(フランツ・レハール)       ⑥アヴェ・マリア(シューベルト)
・ ⑦タイースの瞑想曲(マスネー)        ⑧私の歌(チャールス・チャップリン)
・ ⑨私のママはウイーン生まれ(ルードヴィッヒ・グルーバー)
・ ⑩エヴァのワルツ(フランツ・レハール)
・ (アンコール) ウイーンに古くから伝わる「昔の歌」(作者不詳)

・ ◎故 郷(全員で斉唱)

・小島亮一さんは天野肇会員の嘗ての職場の先輩で、平成28年11月「95歳のヴァイオリン・コンサート」としてお招きしましたが、非常に評判が良く、“あの感動をもう一度”ということで再びお招きしました。年末の忙しい時期にもかかわらずなんと61名の出席者です。
小島さんは自己紹介の中でヴァイオリンとの出会い、軍隊での苦労話、インド駐在での経験などユーモアたっぷりに話されました。戦前は男子がヴァイオリンを弾く風潮がなく、ようやく20歳で始めたそうです。戦中、東京商科大学(現一橋大学)のオーケストラ部でヴァイオリン始め、戦後、武蔵野音楽学校で福井先生と出会い、東京音楽学校(現東京芸術大学)ヴァイオリン専科で学び、定年後は六本木のウイーン酒場「ドナウ」で演奏、98歳の現在も老人ホーム等でfiddlerとして演奏活動を行っています。理路整然と丁寧に判りやすく話し、頭の衰えはまったく感じません。演奏は一曲奏でる度に、きちっと姿勢を正して曲の紹介をします。用意した譜面台を使わずすべて暗譜です。60曲暗譜されているそうで、驚きです。ピアノを伴奏するお嬢様との意気も合っています。ご自身が歌う場面もありましたが、驚くほど声に張りがあます。小島さんは98歳になっても若く、エネルギッシュで、頭もシャープ、情熱を持ち続けている生涯現役のヴァイオリニストです。出席者も元気をもらいました。
今回のコンサートは会員だけでなく、会員のご家族・知人、欅友会など多くの方に声をかけました。会員の知人として来られた中に小島さんの恩師福井先生の甥の方や嘗ての同じ職場の方がいました。不思議なご縁です。「歌は元気の源」ということを感じるコンサートでした。
Oh ! Enka の会としてささやかながら白寿のお祝いの記念品を差し上げました。次回は100歳のヴァイオリン・コンサートとしてお招きしたいと思います。
最後は「故郷」を全員で斉唱し、来年も良い年であることを祈念してお開きとなりました。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

<出演者プロフィール>
◆小島亮一さん
・大正9年生まれ。東京商科大学(一橋大学)オーケストラ部にて、20歳よりヴァイオリンを始める。
・東京商科大学卒業後、商社トーメンに入社。召集され戦地へ。終戦後、東京音楽学校(現東京芸術大学)
・ヴァイオリン選科に学ぶ。トーメン・インド支店に長年勤務。定年後、fiddlerとして六本木のウイー
・ン酒場「ドナウ」でホイリゲ風の演奏を行う。現在はfiddlerとして老人ホーム等で演奏活動。
◆丸山令子さん
桐朋学園大学音楽学部研究科卒業。民族音楽専攻。現在、昭和音楽大学・恵泉女学院大学兼任講師。

【E】Oh ! Enka の会 年末コンサートを開催しました。

1.日時   平成30年12月 2日(月)14:15~16:45
2.会場   cocobunjiプラザ リオンホール・Aホール
3.出席者  会員 :59名、 国分寺三田会・立川三田会・会員家族・同伴者:70名
・      出演者:10名(ピアノと独唱3名、ポルケタンゴ7名)
4.主催   Oh ! Enka の会とThe Young Salonの共催
5.プログラム
・第1部 ピアノと独唱
・    ピアノソロ:川端友紀子  連弾:早川枝里子、川端友紀子
・    ソプラノ独唱:新倉さやか(ピアノ川端友紀子)
・    ①グリーグ作曲「ペール・ギュント第1集」より「朝」(連弾) ②初恋(ソプラノ)
・    ③「坂の上の雲」より「Stand Alone」(ソプラノ)
・    ④ショパン作曲「幻想即興曲」(ピアノソロ) ⑤チャイコフスキー作曲  バレエ音楽「くるみ
・    割り人形」より「行進」(連弾) ⑥ブラームス作曲「ハンガリー舞曲第5番」(連弾)
・    ⑦ドビュッシー作曲「アラベスク第1番(ピアノソロ) ⑧ウイーン我が夢の街(ソプラノ)
・    ⑨The Prayer(ソプラノ)
・    ⑩ガーシュイン作曲「ラプソディー・イン・ブルー」(一部省略)(ピアノソロ)
・    (アンコール)マイフェアレディより「踊り明かそう」(独唱)
・第2部 「ポルケタンゴ」のラテンとタンゴ演奏
・    ピアノ:山田玲子  バンドネオン:安齋眞彦  ヴァイオリン:菅野衛彦、小室明子
・    コントラバス:平澤一夫  歌・ギター:辻 宏一   司会:小林典之
・    ①フェリシア(アルゼンチン・タンゴ)   ②碧空(コンチネンタル・タンゴ)
・    ③キエレメ・ムーチョ(唄)(キューバン・ルンバ) ④エル・チョクロ(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑤カミニート(唄)(アルゼンチン・タンゴ) ⑥コラソン・デ・オロ(アルゼンチン・ワルツ)
・    ⑦ガウチョの嘆き(アルゼンチン・タンゴ)  ⑧リベルタンゴ(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑨ジェラシー(コンチネンタル・タンゴ)   ⑩さらば恋人よ(唄)(アルゼンチン・タンゴ)
・    ⑪真珠採りのタンゴ(コンチネンタル・タンゴ) ⑫ナタリー(唄)(ビギン)
・    ⑬ラ・クンパルシータ(アルゼンチン・タンゴ)
・    (アンコール)小雨ふる径(コンチネンタル・タンゴ)
・蛍の光斉唱(全員)

・今回は特別企画としての年末コンサートです。年末コンサートは4年前に開催しましたが、その後会場確保が難しく、4月にリオンホールができたことを機会に開催しました。事前にチラシを配り多くの方にPRしたこともあり、129人の方に出席いただき盛大に開催することができました。 Oh ! Enka の会とThe Young Salonの共催で、会場は満席です。
・第1部は3人の女性プロをお招きしての「ピアノと独唱」です。Oh ! Enka の会はスタートしてから13年、第5回目からゲストをお招きしてミニコンサートを開催するようになりましたが、最初のゲストが川端友紀子さんです。川端さんは立川三田会会員でもあり、その後もゲストとしてOh ! Enka の会にお招きしています。早川枝里子さんは川端さんと高校の同級生です。ロシアに10年間滞在し、その後もピアニストとしてロシアと交流しているとのことです。新倉さやかさんは川端さんとフランス留学時代にご一緒でした。ソプラノ歌手として活躍しています。本日はクラシックを中心にポップス、日本の抒情歌まで10曲、曲目を丁寧に紹介しながらの演奏です。最後に演奏した「ラプソデー・イン・ブルー」はクラシックにジャズ的要素が融合された曲で16分かかるところを川端さんがこの日のために一部省略して演奏してくれました。会員の事前リクエスト曲も演奏してもらいました。川端さんのピアノソロ(3曲)も素晴らしいですが、早川さんと川端さんの連弾(3曲)は多くの音が会場に豊かに響き、新倉さんのソプラノ(4曲)は高音が会場に響き渡り、出席者は演奏に聴き入っていました。さすがプロです。アンコールはマイフェアレディより「踊り明かそう」です。川端さんのピアノ伴奏で新倉さんが歌ってくれました。
・第2部は「ポルケタンゴ」の「ラテンとタンゴ演奏」です。司会の方からグループ名の由来の説明がありました。スペイン語porque(ポルケ)は英語why、becauseと同意語で「何故タンゴ?だってタンゴが好きだから」ということで「ポルケタンゴ」と名付けたそうです。タンゴとラテン音楽を中心に演奏活動を行っています。アルゼンチン・タンゴは約130年前にヨーロッパ的な旋律(ヨーロッパからの移民)、黒人系のリズム(アフリカからの労働者)、現地インディオの音楽と踊りが融合してできました。そしてヨーロッパに渡りヨーロッパ調の「洗練された」「上品な」曲となったのがコンチネンタル・タンゴだそうです。ドイツで生まれ、アルゼンチンに渡ったバンドネオンはアルゼンチン・タンゴには欠かせない存在ですが、奏法が難しいこともあり、日本では奏者が少ないそうです。修理するところも少なく、奏者の安齋さんは故障した場合は自分で修理しているとのことです。鍵盤の代わりに両脇にいくつもついているボタン操作で音を出します。アンコールも含めて14曲、タンゴ、ラテンといった異文化の世界を楽しむことができました。
・最後は少し早いですが「蛍の光」を全員で歌い、来年も良い年であることを祈念してお開きとなりました。過去最多の皆様に出席いただき、おかげで年末に相応しい盛会な演奏会を開催することができました。
(追伸)
年内に小島亮一さんによる「白寿のヴァイオリン・コンサート」を開催します(12月28日)。小島さんは98歳の現在もお元気で活躍しており、元気をもらうことができると思います。ご期待ください(年末コンサート出席者にチラシ配布済)。
世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

<出演者プロフィール>
◆川端 友紀子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、慶應義塾大学環境情報学部卒業。パリ・エコールノルマル音楽院高等演奏ディプロムを取得し第2課程(修士課程)修了、及び室内楽クラスを審査員満場一致で修了。2006年度(財)野村国際文化財団、Zygmunt Zaleski Stichting財団奨学生。7歳で東京ニューシティ管弦楽団とモーツァルトのピアノコンチェルト第8番リュツォウを共演。PTNAピアノコンペティション全国大会銅賞、全日空賞受賞。全日本学生音楽コンクール東京大会本選入選。マイエンヌ国際ピアノコンクールファイナリスト(フランス)。ワルシャワ音楽院セミナー、クールシュヴェル夏期国際音楽アカデミー、クレフェルト国際ピアノマスタークラス、ニース国際音楽アカデミー等に参加。これまでにピアノを海老原ゑみ子、多美智子、エルンスト=F・ザイラー、広瀬康、ジャン=マルク・ルイサダ、セシル・ユゴナール=ロッシュ、ジャック・ルヴィエの各氏に、室内楽をシャンタル・ドゥ・ビュシー氏に師事。フランス、ドイツ、日本でのソロリサイタルをはじめ、マコン夏の音楽祭、丸の内トラストシティ・ランチタイムコンサート等、各地のコンサートに出演。ソロのほか、室内楽、オーケストラ、声楽伴奏ピアニストとしても活動している。桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室お茶の水教室講師。立川三田会会員。
◆早川枝里子(ピアノ)
新潟市出身。桐朋学園女子高等学校音楽科ピアノ科を卒業後、渡露。チャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院本科を卒業後、同学院研究科にてディプロマを取得。現在はソロ、オーケストラ、オーケストラ付き合唱曲の伴奏、室内楽の演奏活動ほか、翻訳、マスタークラスの通訳を行う。2018年6月には「落語を介して日本文化を広める会」の一員としてロシアの極東地域公演にピアニストとして参加。2012年より継続的に行っている。「ロシアより」と題したシリーズコンサートは2018年12月に第11回目を予定している。新潟洋楽協会会員。
◆新倉 さやか(ソプラノ)
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。 パリ・エコール・ノルマル音楽院にて高等演奏課程ディプロム取得。第51回東京国際芸術協会新人演奏会オーディション優秀新人賞。第13回ル・ブリアン・フランス音楽コンクール奨励賞。フランス歌曲、フランス室内楽、古典オペラアリア、日本歌曲を中心としたプログラムで精力的に活動。グノー「ロメオとジュリエット」ステファノ役、メノッティ「アマールと夜の訪問者」アマール役、モーツァルト「魔笛」童子役でオペラに出演。ビブリオクラシック声楽教室専任講師。
◆ポルケタンゴ
故平澤繁氏(慶応義塾タンゴアンサンブル三田会会員)が主宰した、「アンサンブル・ミューズ」を引き継ぐ形で、2012年に安齋眞彦氏が立ち上げたタンゴバンド。音楽ジャンルは、アンサンブル・ミューズ時代はコンチネンタルタンゴやセミクラシックが中心だったが、現在のポルケタンゴはアルゼンチン・タンゴとラテン音楽に演奏主軸が移行している。今回の出演者全員が、慶應義塾タンゴアンサンブル三田会の会員によって構成され、バンドネオンの安齋眞彦氏とヴァイオリンの菅野衛彦氏は慶應義塾大学経済学部卒業、ギターの辻宏一氏とコントラバスの平澤一夫氏は慶應義塾大学工学部卒業、ピアノの山田玲子氏は東京芸術大学作曲科卒業、ヴァイオリンの小室明子氏は旧アンサンブルミューズメンバーで、現apa所属。安齋眞彦氏、辻宏一氏は国分寺三田会会員でもある。

 

【E】Oh!Enkaの会特別講演会を開催しました。

Oh!Enkaの会特別講演会を開催しました

日時:平成30年11月10日(土) 14:30~16:30
講師:東島昭二会員(S38文)
演題:創部から百三十年 慶應義塾大学野球部の年代記
場所:都立多摩図書館セミナールーム
出席者:会員および同伴者54名

開会に先立ち、去る10月13日の例会で行われた天野会員と国分寺稲門会黒川会員の卒寿のお祝いの際に斎藤世話役が撮影した素敵な写真が、額縁入りで塩井世話役代表からお二人に贈呈されました。お元気で晴れやかなお顔と、その瞬間を見事に切り取った写真はとても印象的でした。
今日は、かねてよりご希望が多かったのですがなかなか実現できなかった講演会が実現いたしました。
野球博士・東島会員による濃密な内容の野球談議です。
130年という長い歴史を、数々のエピソードとともに正確かつ情熱をこめて語っていただきました。
慶應野球部の創設から第1回早慶戦、東京六大学野球発足当時の顛末、水原リンゴ事件、最後の早慶戦等が戦前のハイライトでした。
戦後は伝説の早慶6連戦、創部以来初の3連覇、ミッキーマウス・フクちゃん、バトンガールが登場した応援合戦等が話題の中心でした。
各場面で名監督・名選手が枚挙にいとまがないほど、次から次へと紹介されました。
また輝かしい多くの記録の紹介もされました。
予め配布された資料は21ページにわたる詳細を極めたもので、まさに永久保存版ともいうべき東島会員の力作でした。
講演終了後も、会員間で質問や思い出話などに花が咲き、楽しく和やかな講演会になりました。国分寺稲門会の会員も多数参加いただき、会場もさながらミニ早慶戦のようでした。
終了後場所を変えて懇親会を開催しました(参加者33名)。