【E】第128回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:11月16日(土)午前10時から12時。

2.会場:本多公民館 音楽室

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:山田玲子先生

4.出席者:20名

・準備体操の後、発声練習を行いました。

発声練習では子音の歌い方、特にさ行(さ、し、す、せ、そ)の出し方を練習。

5.歌唱曲目

・赤とんぼ

よく知られている曲。音域が1オクターブ以上あり、綺麗に歌えると気持ちの良い曲。

・里の秋

発声練習で勉強した子音の出し方が生きてくる曲。「きの」、「栗の、煮てす」、

の子音()の歌い方を実践で学ぶ。

・野菊

文部省唱歌である「野菊」を懐かしく歌う。

・荒城の月

この歌にうたわれた城について先生から紹介があった。滝廉太郎に関係のある竹田市の岡城、富山市の富山城、仙台の青葉城などが紹介された。また歌詞の現代語訳も紹介され詩の理解が深まった。

・谷間のともしび

きれいな曲ではあるが、訳詞の文末の子音と文頭の子音が同じで、一つ一つの言葉をはっきりと歌わないと意味が通りにくいと、指導があった。例えば 「わがやのひー、まどにうつりしとき」は「我家の日―、窓の写りしとき」、「すがたー、たーにまに」は「姿―、谷間に」と意味が分かる様に歌う。

・紅葉(輪唱)

二手に分かれて輪唱を楽しんだ

・ともしび(ロシア民謡)

先程の「谷間のともしび」とくらべて、歌詞とメロディーがきれいに合っていて大変歌いやすい。

最後に、まるく輪になり「さよなら集い」を歌って閉会となりました。

 

【E】第127回Oh! Enkaの会を開催しました

1.日時   令和元年10月27日(日)10;00~12:00

2.会場   本多公民館・視聴覚室

3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):42名、
・      非会員(会員家族・同伴者):3名
・      計45名
・      アイリッシュ・ハープ:田中 麻里
・      ヴィオラ・ダ・ガンバ:品川 聖
・      (プロフィールは下記をご参照ください)
・      ピアノ伴奏     :山田 玲子
・   *なお、今回はOh!Enkaの会と二水会の共催でした。

4.プログラム

・第1部   カレッジソング斉唱:①塾歌 ②オール慶應の歌 ③慶應讃歌
・第2部   アイリッシュ・ハープとヴィオラ・ダ・ガンバ DUO LIVE
・      ~ヨーロッパの古い音楽や民族音楽、そして日本の音楽~

  1. 庭の千草(アイルランド民謡)
  2. 埴生の宿(イングランド民謡)
  3. グリーンスリーブス(イングランド民謡)
  4. アイリッシュハープソロ
    ・フェアウェルトゥリバプール
    ・オカロラン(アイルランドの吟遊詩人)の曲から
    “小さな妖精大きな妖精” “キャッシェルへ旅行くカロラン”
    ・トゥーシスターズ
  5. ヴィオラ・ダ・ガンバソロ
    ・ミュゼット1,2(マラン・マレ)
    ・ギター(マラン・マレ)
    *ミュゼット:バグパイプに似た楽器の名前
  6. 知床旅情(森繁久彌)
  7. 荒城の月(瀧廉太郎)
  8. 赤とんぼ(山田耕作)
  9. かくも甘き嘆き(モンテベルディ)
  10. レセルカーダ(オルティス)
  11. アメイジング・グレイス(作曲者不詳)
    (アンコール) ロンドンデリーの歌

・第3部   皆で歌おう:①旅愁 ②故郷の廃屋 ③村祭り
・エール交歓 若き血(指揮:井上徹会員)

・第1部はいつもの通りカレッジソング斉唱です。「塾歌」「オール慶應の歌」「慶應讃歌」の3曲を山田玲子先生のピアノ伴奏で歌いました。
・第2部は珍しい楽器アイリッシュ・ハープとヴィオラ・ダ・ガンバのDUO LIVEと題したミニコンサートです。
最初の3曲と後半の6曲はDuoでした。メロディーと伴奏を交互に演奏していましたが、お互いを引き立てあう素晴らしく相性の良い組み合わせでした。2つの楽器が日本の曲によく合うことにも驚きました。お二人の息もぴったりで静かなアイルランドやイングランドの野原の情景や、日本の山里の情景が目に浮かぶようでした。
間にそれぞれの楽器のソロが入りました。アイリッシュ・ハープは我々が通常目にするグランドハープより小型ですが、アイルランドで12世紀頃から使われていたようです。愛らしく清らかで透明感ある音色の中にも、どこか哀愁を帯びたような温かい響きでした。ヴィオラ・ダ・ガンバは遠くペルシャに起源をもち、北アフリカからイベリア半島を通ってヨーロッパにもたらされたということです。16~18世紀に主に宮廷で愛好されていた楽器で、チェロに似ていますがコントラバスの系統だそうです。この楽器はバロック時代を彷彿とさせる落ち着いた音色で、高貴でしみじみとした感慨に打たれました。
最後に盛大な拍手に応えていただき、アンコールの演奏がありました。
まさに、宮廷のサロンか緑に囲まれた草原の中で過ごしているような安らぎのひと時でした。
アイリッシュ・ハープは田中麻里さん、ヴィオラ・ダ・ガンバは品川聖さんに演奏していただきました。合間にそれぞれの楽器の詳しいご説明や曲の解説もしていただきました。

・第3部は皆で歌おうです。すっかり秋めいてきた今日この頃にぴったりの3曲を山田玲子先生のピアノ伴奏で歌いました。
・最後は全員が肩を組み井上徹会員指揮による「若き血」斉唱です。声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。
・本日は以下3人の新入会員の紹介がありました。
井口尚志さん(S50経)、岡村宏司さん(S52経)、根崎末理子さん(S54薬)

【田中(たなか)麻里(まり)さんプロフィール】
アイリッシュ・ハープを西村光世氏、金属弦ハープをStefan Battige、Javier Sainz各氏に師事。
’04~’09ドイツ在住、活動の傍ら、Historical Harp Society of Ireland(HHSI)主催のスクールに参加、ハープの伝統的奏法を学ぶ。ソロ演奏の他、アイルランド伝統音楽、北欧音楽、古楽、ポップス、クラシックなど多彩なアーティストと共演、各種イベントやNHK等に出演。
朝日カルチャーセンター等でレクチャーコンサートを行うなど意欲的に活動を展開、後進の指導にもあたる。HHSI会員。
アイリッシュ・ハープ及びアイルランドのパーカッション教室主宰。JEUGIAカルチャーセンターららぽーと立川立飛、レソノサウンド講師。

【品川(しながわ)聖(ひじり)さんプロフィール】
1999年桐朋学園大学古楽器科を卒業、同年ブリュッセル王立音楽院留学。
2003年ディプロマを取得し首席で卒業。ヴィーラント・クイケン氏他に師事。留学中の2001年信州でのソロ・デビュー以来、全国各地で演奏活動を展開。
主にヴィオラ・ダ・ガンバのソリストとして活躍。北アルプスの山小屋でもソロ・コンサートを継続、フィールドを歩く演奏家としても注目を集めている。
2016年松本と上高地で開催された第1回「山の日」記念全国大会にて、皇太子殿下の御前でソロ演奏を披露。これまでに4枚のソロCDをリリース。
東京古典楽器センター講師。日本ベルギー学会会員および日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会員。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

♪次回以降の予定
・11月16日(土) 午前10時~12時、本多公民館音楽室:Songs
・11月30日(土) 年末コンサート 午後2時~4時30分
・      本多公民館ホール:下村雅人テノール、佐藤祥子ヴァイオリン
・12月15日(日) 午前10時~12時、本多公民館視聴覚室:都倉武之准教授講演会

【E】第126回Oh!Enka の会を開催しました。

1.日時  令和元年9月22日(日) 14:00~16:45
2.会場  リオンホール・Aホール
3.出席者 会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):54名、
・     非会員(国分寺三田会・会員家族・同伴者・出演者の関係者):21名  計75名。
・     小島 亮一さん、丸山 令子さん
4.プログラム
・第1部  カレッジソング斉唱(ピアノ伴奏:上原安江会員)  ①塾歌、②慶應讃歌
・第2部 「Oh ! Enkaの会」会員有志による独唱  (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①星野信夫会員(高原列車は行く)      ②塩井勝也会員(帰れソレントへ)
・    ③清水 元 会員(芽生えそして)       ④菅谷國雄会員(津軽のふるさと)
・    ⑤吉松峰夫会員(長崎の鐘)         ⑥染谷嘉男会員(サンタ・ルチア)
・    ⑦天野 肇 会員(昴)            ⑧池田敏夫会員(陽はまた昇る)
・    ⑨井上 徹 会員(千の風になって)      ⑩平林正明会員(群青)
・    ⑪髙橋伸一会員(Tu, ca nun chiagne !  君を求めて)
・第3部 「国分寺三田会」会員有志10名( K・K・メンネルコール所属)による男声合唱
・    (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①青い山脈  ②銀色の道
・第4部 丸山 茂 会員の米寿のお祝い      (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①丸山 茂 会員のオカリナ演奏  ①エーデルワイス
・    ②丸山 茂 会員の想い出の歌を皆で歌おう ①箱根八里  ②故郷
・第5部 小島亮一さん「100歳記念ヴァイオリンコンサート」 (ピアノ伴奏:丸山令子さん)
・    ①アヴェ・マリア(P マスカーニ)      ②朝(R シュトラウス)
・    ③ウィーンわが夢の街(R ジーツウィンジーツスキー)④お気を悪くなさらないで(C ツエラー)
・    ⑤シトロンの花咲くところ(J シュトラウス) ⑥偉大なるシュトラウスさま(R シュトルツ)
・    ⑦タイスの瞑想曲(J マスネ―)        ⑧小さな浜辺(M テオドラキス)
・    ⑨ロマンス(F レハール)          ⑩舞踏会の妖精たち(F レハール)
・エール交歓 若き血(指揮 井上 徹 会員)

・第1部は上原安江会員のピアノ伴奏でいつもの通りカレッジソング斉唱です。
・第2部は「Oh ! Enkaの会」会員有志11名による独唱です。3年前にハワイアンバンド“アンサンブル・ブルーベリーズ”(リーダー:辻 宏一 会員)の「生オケ」演奏で会員有志が歌いました。「あの独唱をもう一度」という声があり、上原安江会員にピアノ伴奏を引き受けていただきました。上原安江会員のピアノはプロ級です。ピアノとの音合わせは大変ですが、5回の事前練習すべてに対応いただき、夫々の歌い手に合わせて弾いてくれました。前回は多少のアルコールも入り、バンド演奏で会場もざわついていましたが、今回のホールは静かで、緊張感が漂っています。S26年卒業の天野肇会員からS26年生まれの井上徹会員まで歳の差22歳ですが、年齢は関係ありません。歌い手の声が元気にホールに響きました。歌うことは健康の源です。熱心に聴いていただいた会場の皆様、歌い手が気持ちよく歌えるように心を込めてピアノを弾いていただいた上原安江会員に感謝です。
・第3部はK・K・メンネルコール男声合唱団に所属している会員有志10名による男声合唱です。団員45名中13名が国分寺三田会会員です。今年4月の定期演奏会(会場:ルネ小平)には国分寺三田会から大勢の方に来場いただきました。国分寺三田会会員の皆様には日ごろから支援いただいており、感謝の気持ちを込めて「青い山脈」「銀色の道」を歌いました。指揮は吉崎俊一会員です。合唱のためだけに駆け付けてくれた団員もいました。K・K・メンネルコール男声合唱団次回定期演奏会は会場が確保できれば令和2年11月にルネ小平で予定しています。
・第4部は丸山茂会員の米寿のお祝いです。丸山茂会員は手品、オカリナといった多彩な趣味をお持ちです。
上原安江会員のピアノ伴奏でオカリナ演奏:エーデルワイスを披露いただきました。そして皆で丸山茂会員の思い出の歌「箱根八里」「故郷」を歌って差し上げました。最後に上原安江会員からお祝いのお菓子を差し上げました。丸山茂会員のお礼の挨拶「これからもOh!Enka の会で大好きな歌を歌い、美しい音色に触れ、向上心を忘れずに心豊かな日々を送りたい」といった言葉が印象的です。
・今回の企画は5回にわたる有志独唱練習でのピアノ伴奏、本日の一気通貫でのピアノ伴奏など上原安江会員のおかげで実現しました。ささやかながら感謝の気持ちを込めて塩井勝也世話役代表から花束を差し上げました。
・第5部は小島亮一さん「100歳記念ヴァイオリンコンサート」です。ピアノ伴奏はお嬢様の丸山令子さんです。小島亮一さんは天野肇会員の職場の先輩で平成28年11月に「95歳のヴァイオリン・コンサート」、平成30年12月に「白寿のヴァイオリンコンサート」に続き、Oh ! Enka の会でお招きするのは3回目です。小島さんはあと2か月で満99歳です。自己紹介の中でヴァイオリンとの出会い、軍隊での苦労話、インド駐在での経験などユーモアたっぷりに話されました。戦前は男子がヴァイオリンを弾く風潮がなく、ようやく20歳で始めたそうです。戦中、東京商科大学(現一橋大学)のオーケストラ部でヴァイオリン始め、戦後、武蔵野音楽学校で福井先生と出会い、東京音楽学校(現東京芸術大学)ヴァイオリン専科で学び、定年後は六本木のウイーン酒場「ドナウ」で演奏、現在も老人ホーム等でfiddlerとして演奏活動を行っているそうです。ご本人は95歳を過ぎてから指の力が衰えてきたと言っていますが、3年前と比べても衰えは感じません。「継続は力なり」ということでしょうか。理路整然と丁寧に判りやすく話し、相変わらず頭の衰えは感じません。演奏は一曲奏でる度に、きちっと姿勢を正して曲の紹介をします。すべて暗譜です。時折ピアノ伴奏をするお嬢様がサポートする場面もありましたが、意気があっており、ほほえましい光景です。ご自身が歌う場面もありましたが、驚くほど声に張りがあます。小島さんは若く、エネルギッシュで、頭もシャープ、情熱を持ち続けている生涯現役のヴァイオリニストです。出席者も元気をもらいました。100歳になられるお祝いの花束を天野肇会員から差し上げました。尚、上記福井先生の甥の福井直矩さんは、偶々50年以上前から天野会員と親交があり、その紹介で3年前から小島さんとも知り合って、この日もそのヴァイオリンを聴きに参会されました。
・最後は新幹事長の井上徹会員の指揮で全員が肩を組み、若き血を歌ってお開きとなりました。

<次回の予定>
・日時:10月27日(日) 10:00~12:00  会場:本多公民館・視聴覚室・
・   「アイリッシュ・ハープとヴィオラ・ダ・ガンバ DUO LIVE」
・   ~ヨーロッパの古い音楽や民族音楽、そして日本の音楽~

<プロフィール>
◆小島 亮一さん
大正9年生まれ。東京商科大学(一橋大学)オーケストラにて、20歳よりヴァイオリンを始める。東京商科大学卒業後、商社トーメンに入社。召集され戦地へ。終戦後、東京音楽学校(現芸大)ヴァイオリン選科に学ぶ。トーメン・インド支店に長年勤務。 定年後、fiddlerとして六本木のウイーン酒場「ドナウ」でホイリゲ風の演奏を行う。現在はfiddlerとして老人ホーム等で演奏活動。
◆丸山 令子さん
・桐朋学園大学音楽学部研究科卒業。民族音楽学専攻。 現在、昭和音楽大学講師。
◆K・K・メンネルコール(小平界隈男声合唱団)
・1993年に結成。団員数は40名を超え、現役のテノール歌手である下村雅人氏(二期会会員)の指揮・発声指導
と松行美左子氏のピアノ伴奏・指導のもとに、クラシックから日本歌曲、ミュージカル、黒人霊歌、ポピュラーまで幅広く合唱を楽しんでいる。主な活動としては、定期演奏会に加えて、多摩地域の男声合唱団による「西武沿線男声合唱団交歓演奏会」、「東日本大震災復興支援こだいらチャリティコンサート」、「春と秋
の小平市合唱祭」への出演、何か所かの施設でのボランティア演奏を行っている。 国分寺三田会からは13
名が団員として活動している。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)
・   平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

【E】第125回Oh!Enka の会を開催しました。

1.日時  令和元年8月10日(土) 14:00~16:30
2.会場  リオンホール・Aホール
3.出席者 会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):54名、
・     非会員(国分寺三田会・会員家族・同伴者・出演者の関係者):21名  計75名。
・     森川由美子先生、KYB43メンバー:5名、米田ご夫妻。
4.プログラム
・第1部  カレッジソング斉唱:①塾歌 ②オール慶應の歌 ③慶應讃歌

・第2部  バンド“ KYB43 ”のブルーグラス演奏
・      松任谷愛介さん(S53経) バンジョー/フィドル/ヴォーカル
・      石川千恵子さん(S53文・S55政) ベース/ヴォーカル
・      小林恵美子さん(S53法) フィドル/ヴォーカル
・      臼井俊介さん (S53法) ギター/ヴォーカル
・      丹羽靖郎さん (S54法) マンドリン/ヴォーカル
・      ①Pan handle country   ②Cry Cry Darlin ③Keep on the sunny side
・      ④How Mountain Girls Can Love  ⑤Steel Rails  ⑥Making Plans
・      ⑦Minor Swing  ⑧Take me Home Country Roads ⑨Tennessee Waltz
・      ⑩Used to Be   ⑪Will the circle be unbroken
・      アンコール:ウェスタン・スウィング1曲。

・第3部  歌と朗読
・      歌 :バリトン・米田嗣幸さん(S41経)  ピアノ:森川由美子先生
・      ①夕星の歌(ワーグナー作曲歌劇「タンホイザー」より) ②荒城の月(滝廉太郎作曲)
・      朗読: 米田櫻子さん
・      ①月光の夏(毛利恒之作) (挿入音楽:森川由美子先生のピアノ演奏)
・      アンコール:①喜歌劇“メリーウィドウ”②恋はやさし野辺の花よ(オペレッタ“ボッカチオ”より)

・エール交歓 若き血(指揮:平林正明会員)

・第1部はカレッジソング斉唱です。最初に森川由美子先生の指導により腹式呼吸で横隔膜をコントロールした発声、頭を響かせる発声(頭声)の練習をしました。

・第2部はKYB43の皆さんによるブルーグラス演奏です。バンド名“KYB43”(慶應のK、幼稚舎のY、バンドのB、43年卒の43)です。昨年1月にロンドン在住の松任谷愛介さんから声がかかり、クラスメート4人で始めたそうです。現在はゼミ友が加わってメンバー5人でブルーグラスを楽しんでいます。メンバー2人が慶應女子高時代に泉佳代子会員とクラスメートであり、泉さんの紹介で実現しました。ブルーグラスはアメリカのアパラチア南部に入植したスコットランドやアイルランドの伝承音楽にビル・モンローがジャズやブルースなどのエッセンスを加えた音楽のジャンルです。KYB43は全員が楽器だけでなく、ヴォーカルも担当します。またピアノとのコラボ曲もありました。カントリーロードはポピュラーなせいか、泉さんの差し出すマイクに呼応して会場からも歌声が聞こえてきました。出演者のユーモアある、茶目っ気たっぷりのトークも楽しみました。アンコールも鳴りやみません。アンコールはカントリーとジャズが融合したウエスタン・スイング曲です。メンバーの皆さんは音楽を楽しんでいます。ちなみに松任谷愛介さんは松任谷正隆氏の実弟で、趣味の一つがヴァイオリンとバンジョーの演奏で、特にヴァイオリンは全米フィドルコンテスト2年連続優勝という輝かしい実績を持っています。現在、ロンドン在住です。他の方も音楽活動を楽しんでいるとのことです。KYB43の皆さんはカントリーミュージック三田会に所属しており、10月20日連合三田会でも演奏するそうです。ご興味のある方はお聞きください。

・第3部は慶應ワグネルソサイエティOB・米田嗣幸さん(S41経)のバリトン独唱と奥様櫻子さんの朗読です。
米田嗣幸さんは、Oh ! Enka の会ではお馴染みです。「夕星の歌」は歌劇ターンホイザー3幕で歌われています。ターンホイザーの恋人エリザベートが巡礼に出たまま帰ってこないターンホイザーの無事を祈って森に入っていきます。エリザベートを慕うターンホイザーの親友ヴォルフラムがエリザベートの平安を祈って「夕星の歌」を歌います。もう1曲は荒城の月です。2曲とも美しいメロディーで、米田さんのバリトンボイスが観客の心に響きました。
米田櫻子さんは5年前にOh ! Enka の会で平家物語や歌舞伎十八番の外郎売(ウイロウウリ)をグループで朗読していただき、拍手喝采の大好評でした。今回は毛利恒之作「月光の夏」の朗読です。戦争末期、出陣前日に特攻隊員2人が鳥栖国民学校で最後の思い出にグランドピアノを弾きます。そして生徒たちが「海ゆかば」で送ります。森川由美子先生が弾く挿入曲「「月光」「海ゆかば」にのせて米田櫻子さんの朗読「月光の夏」は情景がリアルに伝わってきます。特攻隊員が国民学校生徒に残した「この国を残すために兄ちゃんたちは死んでいく」という言葉が胸に突き刺さります。今の平和は先人たちのおかげだと感じる次第です。「海ゆかば」を作曲した信時潔は「慶應塾歌」の作曲者でもあり、国分寺に住んでいました。アンコールは2曲です。喜歌劇“メリーウィドウ”の中で反目しあっていたダニロとハンナが理解しあい、ダニロがハンナに求婚する場面です。奥様も衣装を着替えてお二人で歌い、ワルツを踊りました。もう1曲は森川由美子先生が推奨した「恋はやさし野辺の花よ」です。日本では大正ロマンを代表する浅草オペラとして田谷力三が歌っています。米田ご夫妻の仲の良さを感じた次第です。
・今回は内容が濃いコンサートであっという間の2時間30分でした。予定していた季節の歌は取止めです。
・最後は平林正明会員の指揮で若き血を歌ってお開きとなりました。

<次回の予定>
日時:9月22日(日) 14:00~16:30  会場:リオンホール・Aホール
第1部:上原安江会員のピアノ伴奏で歌う(有志の合唱と独唱)
第2部:100歳の長寿 小島亮一さんのヴァイオリンコンサート

◆米田嗣幸(バリトン)
塾員(S41経)。慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団OB。卒業後会社勤務によりしばらく音楽か
ら遠ざかっていたが、60代半ばから坂口卓也氏に師事して本格的に声楽に取り組む。2010年以降3回のジ
ョイントコンサートを開催。他各種コンサートに出演。2012年スロバキアの現地大学でスロバキア民謡を歌って
スタンディングオーベーションを受けた。
◆米田櫻子(朗読)
米田嗣幸夫人。学生時代より演劇・朗読に興味を持ち、卒業後、元NHKプロヂューサーで劇作家・演出家の故松岡励子氏、女優の故千賀ゆう子氏の指導を受けた。ライフワークとしてことばの表現活動に取り組んでおり、現在は斉藤由織氏に師事している。2012年日本語サロンのスロバキア訪問で「平家物語」を朗読し喝采をあびた。最近声楽にも取り組み、ひらやすかつこ氏の指導を受けている。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

 

【E】第124回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:7月21日(日)午前10時から12時
2.会場:いずみホール 練習室
3.ピアノ伴奏・歌唱指導:森川由美子先生
4.出席者:26名
・準備体操の後、発声練習を行いました。
発声練習では腹式呼吸を練習。まず、まっすぐ体を伸ばし、お腹を膨らます。
そこでスタッカート的にお腹を使って「ホ」を短く連続的に出す練習。次にお腹を膨らま
せたまま下腹に力を入れて、「アー」細く長く声を出す練習をしました。
5.歌唱曲目
・アルプス一万尺:発声練習も兼ねて、腹筋を使って意図的にスタッカートを利かせて歌う。
・どじょっこふなっこ:春夏秋冬の季節感を表現して歌う。
・サンタ・ルチア:今日の曲の中で一番時間をかけて練習をしました。
一つは、「月は高く」、「波に照り」、「風も絶え」、「波も無し」と2小節ごとに、
言葉の流れに従って歌う練習をしました。
二つ目は、曲の終わりのフェルマータの歌い方の練習。4番の最後のフェルマータは
十二分に伸ばし、続く最後の一小節はパッパと終わるこの緩急が明確に出来る様に
練習をしました。仕上げに2組に分かれ向き合って練習の成果を披露。
皆気持ちよく歌い上げました。
・見上げてごらん夜の星を:この曲の中で何度も出てくる「見上げてごらん夜の星を・・」
の歌い方に、”気持ちを込めて”、”みんなに呼びかける様に”と違った表現があり、
その違いを表す歌い方を練習しました。
・海・その愛:海の雄大さを表した歌詞を如何に歌うかの練習。1番の”男の想いをその胸
に 抱きとめて・・・”、2番の”男のむなしさ ふところに抱き寄せて・・・”の部分
は滑らかに歌う(スラ―で歌う)練習をしました。完成までに至らなかったのでまた
練習することになりました。

最後に、まるく輪になり「今日の日はさようなら」を歌って閉会となりました。

 

【E】第123回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   令和元年6月月30日(日)10;00~12:00
2.会場   本多公民館・ホール
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):48名、
・      非会員(国分寺三田会・会員家族・同伴者・出演者の関係者):16名  計64名。
・      ソプラノ:ありめせつこ  ピアノ伴奏:山田絵里
4.プログラム
・第1部   カレッジソング斉唱:①塾歌 ②オール慶應の歌 ③慶應讃歌
・第2部   ミニコンサート  ソプラノ:ありめせつこ  ピアノ伴奏:山田絵里
・      ①Far away          ②You Raise Me Up      ③サリーガーデン
・      ④Wild Mountain Thyme    ⑤When a child is born   ⑥Amazing Grace
・      ⑦五木の子守歌(弾き語り)  ⑧赤とんぼ(弾き語り)   ⑨Think of me
・      ⑩恋の炎は燃えて(オペラ「シャモニのリンダ」より)
・      (アンコール)
・      ①ケセラセラ  ②踊りあかそう(ミュージカル「マイ・フェア・レディ」より

・第3部   季節の歌・皆で歌おう:①夏の思い出 ②夏は来ぬ ③海
・エール交歓 若き血(指揮:井上徹会員)

・第1部はいつもの通りカレッジソング斉唱です。「塾歌」「オール慶應の歌」「慶應讃歌」の3曲を本日のゲスト山田絵里さんのピアノ伴奏で歌いました。
・第2部は主にコロラトゥーラソプラノ(技巧的な装飾に富む華やかな旋律があるソプラノ)として数々のオペラに出演され、ゴスペルシンガーとしても活躍されているありめせつこさんをお招きしてのミニコンサートです。毎年3月に開催される「東日本大震災復興支援こだいらチャリティーコンサート」(発起人:テノール歌手下村雅人氏)にありめせつこさんも出演していますが、素晴らしい歌声をOh ! Enka の会で是非聞きたいとの要望があり、高橋伸一世話役のアレンジで実現しました。ピアノ伴奏の山田絵里さんは学生時代からありめせつこさんと一緒に活動しており、お二人の息も合っています。アンコールも含めて12曲、天から降りてくるような清らかな素晴らしい歌声がホールに鳴り渡りました。
ありめせつこさんは演奏の都度曲目を丁寧に判りやすく紹介します。「Far away」はイギリスの少年合唱団「リベラ」が歌っています。NHKドラマ『氷壁』の主題歌として注目されました。「You Raise Me Up」はアイルランド民謡のメロディーをベースとしており、トリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香のエキシビジョンBGMとして有名です。「サリーガーデン」「Wild Mountain Thyme 」はスコットランドのトラディショナルな民謡でラブソングだそうです。サリーは柳、Wild Thymeは薄いピンクの花です。「When a child is born」はキリストの降誕をテーマとしたクリスマスソングです。「Amazing Grace」は作曲者不詳ですが、イギリス人牧師ジョン・ニュートンが作詞した讃美歌です。ジョン・ニュートンは奴隷貿易にたずさわっていましたが、自分が乗っていた船が遭難し、生還できたことで奴隷貿易にたずさわっていたことを悔い改め、牧師となって神に感謝をささげた歌です。日本では結婚式で歌われ、CMにも取り上げられ、ドラマ『白い巨塔』のエンディングにも使われています。「五木の子守歌」「赤とんぼ」はありめせつこさんのピアノ弾き語りです。英語にアレンジして歌いました。ありめせつこさんは日本の歌を英語で歌ってみたいとの願望があったそうですが、改めて日本の民謡、童謡・唱歌のメロディーのすばらしさを感じました。「Think of me」は劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』の中で歌われています。
会場は「ありめワールド」にすっかり魅了されました。アンコールの拍手が鳴りやみません。アンコールは2曲です。「ケセラセラ」はヒチコック映画監督『知りすぎていた男』の主題歌として歌われています。「踊り明かそう」はミュージカル『マイ・フェア・レディ』の中で歌われ、1964年にオードリー・ヘップバーン主演で映画化されています。
ありめせつこさんがあまりもの熱唱で喉が乾いてしまい、思わず会場からペットボトルの差し入れがありました。
また演奏中にブームスタンドの位置がずれてしまうハプニングがありましたが、世話役2人がすぐ舞台に上がって対応しました。出演者と会場が一体になったコンサートでした。素晴らしい歌声を聞くことができ大満足でした。
・第3部は「皆で歌おう」です。「夏の思い出」「夏は来ぬ」「海」といった季節の歌3曲を山田絵里さんのピアノ伴奏で歌いました。
・最後は井上徹会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。
今回のコンサートはありめせつこさんご自身が使っているキーボード、アンプ、スピーカー等を会場に持ち込むことになり、下村雅人先生の車で運んでいただきました。世話役も参画して音響調整、舞台照明調整等馴れない会場準備に悪戦苦闘しましたが、最初から最後まで下村雅人・敬子先生ご夫妻のサポートをいただき、無事にコンサートを終えることができました。下村ご夫妻には国分寺三田会から13名がK・K・メンンルコール団員として男声合唱を指導いただいています。国分寺三田会でも新年会、Oh ! Enka の会でお招きしましたが、また聞きたいとの要望が多く、11月30日に下村雅人先生をお招きして本多公民館・ホールでOh ! Enka の会主催の年末コンサートを開催する予定です。本多公民館・ホールは音響効果も良く、舞台照明も整っており、テノール歌手下村雅人の素晴らしい歌声を聞くことができます。ご期待ください。

<出演者プロフィール>
◆ありめせつこ(ソプラノ)
武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業及び同大学院音楽研究科声楽専攻修了。修了と同時に母校の武蔵野音楽大学及び同大学附属音楽教室にて7年間、講師として指導にあたり、1998年より一年間、イタリア・ミラノに留学。ヴィットーリオ・テッラノーヴァ氏に師事。第19回日伊コンコルソ入選。在学中より多数のオペラに出演。主にコロラトゥーラのレパートリーを持ち、「魔笛」、「フッガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」「リゴレット」、「仮面舞踏会」、「霊媒」、「カーニバルの木曜日」、「秘密の結婚」等に出演の他、「第九」「メサイア」「天地創造」「マーラーによる第四交響曲」等のソリストも務める。ゴスペルシンガーとしても、多くの教会で讃美を中心としたコンサートを行っている。常盤台バプテスト教会制作CD「心に歌えば」や日本バプテスト連盟制作CD「新生賛美歌」の中でも賛美をしている。地域の音楽活動にも力を入れ、複数の合唱団の指導やヴォイストレーナーとして活躍中。藤原歌劇団所属。

◆山田絵里(ピアニスト)
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。在学中よりありめせつこ氏を始め、声楽、管楽器、弦楽器等の伴奏を務める。2007年よりキリスト教音楽院にてパイプオルガンを学び、本科及び研究科修了。ピアノを長井充、栗田和雄、鈴木洋、パイプオルガンを高橋靖子、長谷川美保、廣野嗣雄の各氏に師事。日本基督教団信濃町教会オルガニスト。

<今後の予定>
・7月21日(日)10:00~12:00 いずみホール練習室
・        Oh!Enkaの会・Songs
・8月10日(土)午後2:00~4:30 リオンホールA
・        第1部 昭和43年卒の幼稚舎クラスメート4名+ゼミ友1名によるブルーグラスのバンド演奏
・        第2部 ワグネルOBのバリトン・米田嗣幸氏の独唱と米田夫人の朗読

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

 

 

【E】第122回Oh!Enkaの会を開催しました

1.日時:5月11日(土)午前10時から12時

2.会場:本多公民館 音楽室

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:山田玲子先生

4.出席者:23名

・準備体操の後、発声練習を行いました。

発声練習では良い声を出すための姿勢の取り方を練習しました。

まず、まっすぐ体を伸ばす。胸郭をいっぱい開き、鼻腔よりゆっくり空気を吸って、吐く。

ゆで卵が口にある感じで口腔内を開き、口に指2本縦に入れてハミング。

5.歌唱曲目

・鯉のぼり:歌詞が七五調である事を確認。元気よく歌う。

曲の山は13小節以降に持ってくる練習をする。

・夏は来ぬ:作詞 佐々木信綱。詩をみんなで音読し、詩中のことばを学ぶ。

盛り上がった言葉に”楝(おうち)”→せんだん と

”くいな”→クイナ科の鳥の総称 であった。

歌詞の1番から4番に出てきた季語を使って、5番ができているのは面白い。

・海   :最初は”P”で歌いだし、”見よ昼の海”、”見よ夜の海”で曲を盛り上げて歌い上げる練習をする。

・みかんの花咲く丘:この曲も七五調。滑らかに歌う歌い方を練習する。

1オクターブ以上ある音程差があるのできれいに歌うのは難しい。

8分の6拍子の曲の歌い方を学ぶ。

・おお牧場はみどり:外国の歌は始めに曲があって、後で詩をつけるのでしっくりこない曲もあるが、

この曲はそれを感じさせない。それは第9小節から8小節の詩のつくり方が良く出来ているからとのこと。

曲中の掛け声”ホイ!”、”ヘイ!”が楽しい。

・故郷の人々:締めくくりの曲として、気持ちよく歌う。

最後に、まるく輪になり「さよなら集い」を歌って閉会となりました。

 

【E】第121回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時:4月6日(土)午前10時から12時

2.会場:いずみホール Bホール

3.ピアノ伴奏・歌唱指導:森川由美子先生

4.出席者:21名

・準備体操の後、発声練習を行いました。

発声練習では胸を引き上げ、横隔膜を使う発声を練習しました。

5.歌唱曲目

・四季の歌:春、夏、秋、冬の季節ごとに表現を変える練習

・花:気持ちよくのびのびと歌うのも良いが、今回は感情を込めた歌い方を練習。

・カチューシャ:2度繰り返す ♪君なき里にも春は忍び寄りぬ♪ の歌い方、

後半の所は発声練習での横隔膜を使った歌い方で練習。

・ピクニック:中間部の ♪ランラララ・・♪ の「ラ」の歌い方の練習。

通して歌う時には、アヒルや山羊さんの動物の鳴き声を擬音で表現。

・空よ:いままでの曲と一変、しっとりと歌う。

・この広い野原いっぱい:詩の内容を上手く表現して歌う練習。

最後にまるく輪になり、「今日の日はさようなら」を歌って閉会となりました。

※感想:今日はいつになく盛り上がりました。

中でもカチューシャでは、左右2組に分かれて別々に歌いましたが、

それぞれ対抗心も旺盛で、元気があって素晴らしい歌声をひびかせました。

歌い終わるとブラボーの声も飛びました。

【E】第120回Oh!Enkaの会を開催しました*

1.日時   平成31年 3月23日(土)10:00~12:00
2.会場   国分寺リオンホールB
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会等)51名
・      非会員(国分寺三田会、国分寺稲門会、出演者関係者等)17名
・      計68名
・      ギター:山崎俊道
・      シンセサイザー:山田玲子
4.スケジュール
・塾歌斉唱
・第1部  山崎俊道ギターコンサート
・     (プロフィールは下記をご参照ください)
・第2部  山田玲子シンセサイザー演奏
・第3部  皆で歌おう:①エーデルワイス ②花 ③花のまち ④どじょっこふなっこ
・エール交歓 若き血(指揮:平林正明会員)

・今日はまず塾歌斉唱から始まりました。
・続いてすぐ第1部の山崎俊道ギターコンサートが始まりました。
今回のコンサートは、吉村太郎会員のご紹介で実現いたしました。山崎さんは慶應義塾大学工学部から大学院修士課程を経て、プロのギタリストとなり、現在小平三田会会員でもあります。プロフィールは下記をご覧ください。
曲目は
① エアー                    J.ダウランド
② エリザベス女王のガリヤルド     J.ダウランド
③ 魔笛の主題による変奏曲            F.ソル
④ アメリアの誓い                M.リョベート
⑤ グランソロ                  F.ソル
⑥マリエッタ                    F.タレガ
⑦マリア                      F.タレガ
⑧アルハンブラの想い出             F.タレガ
⑨朱色の塔                   I.アルベニス
⑩アストゥーリアス               I.アルベニス
でした。
盛大な拍手に応えてのアンコールは、お馴染み“禁じられた遊び” とヴィラ・ロボスの“エチュード第1番”でした。
皆さん一度は耳にしたことがあるギターの名曲をそろえていただきました。落ち着いてしっとりしたクラシックから、時には情熱的に、異国情緒もたっぷりの素晴らしい演奏でした。
曲の解説は山崎さんの簡潔で要点を得た解説がプログラムに掲載されていますので、そのまま引用いたします。
*エアー、エリザベス女王のガリヤルド
J.ダウランド(John Dowland 1562-1626 英国) 当時のヨーロッパで評判のリュート奏者。1588年オクスフォード大学で音楽学士号取得。1598年から1606年までデンマーク王室リュート奏者。1612年に念願のエリザベス女王の王室リュート奏者となる。
* 魔笛の主題による変奏曲、グランソロ
F.ソル(Fernando Sor 1778-1839スペイン) バルセロナに生まれ、モンセラート音楽院で作曲を学び、後にマドリッド、パリ、モスクワなどで活動の後、パリで没す。弦楽曲、交響曲、バレー曲、歌曲などの作品を残したが、ギターでは古典時代の最も重要な作曲家。
* アメリアの誓い
ミゲル・リョベート(Miguel Llobeto 1878―1938スペイン) バルセロナのギタリスト、作曲家。  カタロニア民謡集のなかの1曲
*マリエッタ、マリア、アルハンブラの想い出
F.タレガ(Francisco Tarrega 1852-1909 スペイン) 作曲家、ギタリスト。多数の作品はギターの芸術性を高める一方、アルベニスやショパン、シューマンなどの曲をギターに編曲、ギターのレパートリーを豊かにした。 マリエッタはマリアの通称、自分の娘の名。アルハンブラの想い出はアルハンブラ宮殿の情景を描いた曲。
* 朱色の塔、アストゥーリアス
I.アルベニス(Isaac Albeniz 1860-1909スペイン) スペイン国民楽派を代表する作曲家、ピアニスト。カタロニアに生まれ、幼少から才能を発揮、スペインやヨーロッパを演奏旅行した。アルベニスはグラナダにいたときアルハンブラの城に住んでいた。城の西にある塔が夕日に染まるので朱色の塔と呼ばれる。ピアノ曲集「スペインの歌」で第1曲に〈プレリュード〉の曲名でアストゥーリアスを置いている。ギターではスタンダードなレパートリーとして定着している。

・第2部は山田玲子先生のシンセサイザー演奏です。
今回は会場のピアノが他団体に押さえられ使えませんでした。世話役一同困り果てていたところへ、山田玲子先生からシンセサイザーを持ち込んでいただけるとの嬉しいお申し出がありました。折角ですので、シンセサイザーで懐かしの映画音楽を演奏していただきました。
曲目は
①シバの女王
②太陽がいっぱい
③エーデルワイス
④ロシアより愛をこめて
⑤男と女(アンコール)
でした。
いろいろな音を自由自在に出せるシンセサイザーを曲に合わせて見事に操っていただきました。 いずれも会員皆さんの青春時代に一世を風靡した名曲です。甘く切ない想いを懐かしんでいただけたのではないでしょうか。

・第3部は「皆で歌おう」です。 シンセサイザーの伴奏でいつもとは趣の違う第3部となりました。 ようやく訪れた春の歌を皆で明るく元気に歌いました。

・最後は全員が肩を組み平林正明会員指揮による「若き血」斉唱です。声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

【山崎俊道氏プロフィール】 8才よりバイオリンを始める。ギターを芳志戸幹雄氏に、近年セゴビア音楽院のフランシスコ・クエンカ氏に師事。指揮法、合奏法、音楽理論を各専門家に師事。1976年、小平ギターコンサートをきく会を設立、今年3月で第222回を迎えた。最近では2014年12月、NHKラジオ深夜便に出演。2015年名古屋で、2016年、清里でソロコンサート。2017年3月千葉県文化会館にて講演と演奏。2017年5月、オペラシティー近江楽堂でリサイタル。日本スペインギター協会会員、日本ギタリスト協会会員、フォルマールギタリスタス会員。日本橋ギターアンサンブル講師。手の合理的メカニズムを研究。1965年慶応義塾大学大学院卒。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

♪次回以降の予定
・4月6日(土)午前10時~12時、いずみホールB:Songs
・5月11日(土)午前10時~12時、本多公民館音楽室:Songs
・6月30日(日)午前10時~12時、本多公民館ホール:
・        ありめせつこさんのソプラノコンサート

【E】第119回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   平成31年 2月17日(日)14:00~16:30
2.会場   本多公民館ホール
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会等)46名
・      非会員(国分寺三田会、国分寺稲門会、出演者関係者等)28名
・      計74名   ヴァイオリン:佐藤祥子    ピアノ:梶ひとみ
4.スケジュール
・第1部  カレッジソング斉唱:①塾歌 ②都の西北 ③慶應讃歌
・第2部  ヴァイオリンとピアノのコンサート
・     ヴァイオリン:佐藤祥子
・     ピアノ   :梶ひとみ
・     (プロフィールは下記をご参照ください)
・第3部  皆で歌おう:①早春賦 ②青春時代 ③時計台の鐘
・エール交歓 若き血(指揮:井上徹会員)

・今回はOh!Enkaの会と二水会との共催でした。
・第1部はいつものようにカレッジソング斉唱です。梶ひとみさんのピアノ伴奏で塾歌斉唱、都の西北、慶應讃歌と進
みました。
・第2部はヴァイオリンとピアノのコンサートです。ヴァイオリンは佐藤祥子さん、ピアノは梶ひとみさんです。ウィ
ーンのイメージを中心に選曲いただいたとのことでした。
曲目は①クライスラー   ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
・   流麗で親しみやすい名曲。TVのヴァイオリン教室のテーマ曲とのこと。
・  ②ベートーヴェン  ヴァイオリンソナタNo.5「春」より第1楽章
・    お馴染みの名曲。美しいメロディーのような爽やかな春が待ち遠しいですね。
・  ③イザイ      無伴奏ヴァイオリンソナタNo.4より 第1楽章 (Vn. ソロ)
・   超絶技巧を駆使した難曲。何重にも重なる音やメロディー、でも聴きやすかったです。
・  ④シューベルト   即興曲 Op.90-4 (Pf.ソロ)
・   即興曲とはいえ、右手の流れるような旋律の中にも左手でシューベルトらしい人生観が感じられる哀愁を帯び
・   た格調高いピアノソロでした。
・  ⑤クライスラー   ウィーン奇想曲
・   ワルツのリズムの中にウィーン街中の浮き立つような気分やざわめきを感じられる曲でした。
・  ⑥クライスラー   愛の悲しみ
・   クライスラーの代表的な名曲。甘く、切ない初恋か、ややもすると途切れそうな愛・・・・ 皆さんもかつて
・   こんな思いをしたのでは?
・  ⑦ファリャ     スペイン舞曲
・   今は上演されないオペラから残された名曲。情熱的なラテンのリズムに 心弾み気分が浮かれました。
・  ⑧ブラームス    ヴァイオリンソナタNo.1雨の歌
・   全3楽章をたっぷり聴かせていただきました。ブラームスらしい流れるような美しい旋律や物憂げなヴァイオ
・   リンのつぶやき、童心に帰ったようなどこか懐かしいメロディー、曲も良ければ演奏も良い至福のフィナーレ
・   でした。
・客席からの盛大な拍手に応えてアンコールを2曲演奏していただきました。
・  ⑨マスネ      タイスの瞑想曲
・   この曲を知らない人はいないというヴァイオリンで最も愛されている曲。優美で洗練された弦の運びに皆うっ
・   とりでした。
・  ⑩クロール     バンジョーとフィドル
・    佐藤さんの留学時代の思い出の曲とか。ヴァイオリンのピチカート奏でるバンジョーの響きがとても印象的で
・   した。いかにもアメリカらしい陽気で軽快な楽しい曲でした。
・お二人の息の合った素敵なアンサンブルに会場全体心奪われ、ゆったりとした上質で典雅な気分にひたることができた午後のひと時でした。
・第3部は「皆で歌おう」です。春の訪れが待ち遠しく「早春賦」を皮切りに「青春時代」「時計台の鐘」を歌いました。
・最後は井上徹会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

プロフィール
◆佐藤祥子さん
・4歳よりヴァイオリンを始める。大学では英語を専攻するが、オーケストラ部の活動の中で音楽の楽しみに目覚める。留学先のアメリカのグリ・ンネルカレッジにて音楽副専攻。子育てが一段落したところ、受けた高槻音楽コンクールで入選。現在、室内楽やオーケストラ(光が丘管弦・楽団)で活動する一方、合唱も始める。市原利彦、ケネス=ゴールドスミス、小川有紀子の各氏に師事。
◆梶ひとみさん
・武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ソロ、伴奏、室内楽、バレエの稽古や合唱団のピアノなど多様な音楽活動を行っている。1989年、川崎市のオー・ディションに合格し推薦音楽会に出演。都留音楽祭にてチェンバロ、フォルテピアノを学ぶ他、津軽三味線とのコラボレーションなど新し・い分野にも挑戦している。また1996年より「看護音楽療法」のピアニストを務め、2007-17年、川崎市立看護短期大学にて「芸術 音楽」の・講義を受け持つ。ピアノおよび室内楽を志村直子、土屋律子各氏に師事。佐藤祥子さんとは長年アンサンブルを組み「デュオ ドリーム」と・して2000年よりひたち室内楽フェスティバルに参加している。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、
・   芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商) 井上 徹(S49政)
♪次回の予定
・3月23日(土)午前10時~12時、リオンホールBで山崎俊道さんのギター演奏に山田 玲子先生のシンセサイザー演奏が加わります。
♪次々回の予定
・4月6日(土)午前10時~12時、いずみホールBでSongsです。