【C】La Madre Cooking ベーグルを焼きました(特別実習第2回)

-「ベーグル、鶏ハム、野菜いっぱい、ヘルシーランチ!」-

ベーグルとは、こんなにも重量感のあるパンだったのか!今回の実習では、参加者全員がひとつのテーブルを囲み、先
生の熱意が感じられる距離で、実技を交えた丁寧かつ理解しやすい指導を受けました。
素人の私にも重量感のある美味しいベーグルを焼くことができた所以です。少人数での実習だったので、手を休めることもなく、時が過ぎるのも忘れるほどでした。料理が初心者の私には、理想的な実習だったと思えます。

≪実習の概要≫
今回は特殊な料理を少人数で作る特別実習として5月24日(水)に開催。昨年9月に続き2回目のパン作りです。料
理の会のメンバー4名に加え、ベーグルを焼いたことがないという、江端さんにも参加して頂きました。久々の女性の
生徒です。先生は嬉しそうでした。
≪実習内容(献立)≫
作った料理は、ベーグル、鶏ムネ肉のハム、半熟ゆで卵です。写真の玉ねぎスープは、先生が飴色になるまで炒めた玉
ねぎを使いました。
<ベーグル>
〇歴史について
ベーグルは、1880年代にアメリカ・ニューヨークに移り住んだポーランド系ユダヤ人が広めたといわれていますが、
発祥はポーランドのようです。
中世、ポーランドに移り住んだユダヤ人が、ベーグルの原型であるオブヴァジャーネックを作ったと、伝わっていま
す。オブヴァジャーネックには、一度茹でて焼いたパンという意味があり、ベーグルの作り方の特徴そのものです。
日本に紹介されたのは1992年、大阪の企業がベーグルをニューヨークから輸入し、その後日本各地に広まりました。
つい最近のことだったようで驚きです。
〇食べて感じた味
私には、意識してベーグルを食べた記憶がありません。ベーグルとお洒落な色のついたドーナツの区別すら怪しいもの
です。さて、口にしたベーグルは「噛みごたえのある重量感のある食べ物」でした。ベーグルには油脂分が入っていな
いので、小麦の素朴な味も強く感じられ、何と美味しいパンなのだろ!今さらながら認識した私でした。
<鶏ハム>
旨味たっぷりでも、あっさりした味わいが人気の鶏ハムヲ作りました。先生が作られたレシピには、味付けした鶏肉を
ラップに包むとあります。先生の包み方の手本を見た時、江端さんが発した「デパート包み」には全員がうなずきまし
た。レシピの包み方には「デパート包みのように」とすると分かりやすいかも。
<半熟ゆで卵>
鍋には水を2cm、省エネです。卵が割れないように、鍋に入れる前に底の丸い方の殻に穴を1つあけました。穴をあ
ける器具は百円ショップにあるそうです。百均の品揃えに驚きです。

ベーグルの特徴を調べました。ローコレステロール、ローオイル、ローカロリー、ローファット、とても健康にいいようです。本来のベーグルは、かなり噛み応えがあり、噛む力が養われるようです。噛む力が衰えると健康寿命に悪い影響を及ぼすとの専門家の指摘があります。人生百年時代、ベーグルを食べて健康な生活を維持したいものです。幸いにも、私はベーグルを自分で作る技術を身につけました。この身に着けた技術は、今後の人生にとって大きな武器になること間違いなしと、一人で悦に入っています。

*以下の写真は、料理実習の風景(6枚)、ヘルシーランチ、全員の笑顔写真(先生、江端、広田、小沼、沼野、若林)です。