【花】第49回花と緑と文化の会例会。皇居東御苑(花菖蒲)

短い春が通り過ぎ、夏日が現れるようになり、梅雨はどこに行ったのかと思われる日々が続いていた6月上旬、梅雨の花、花菖蒲・アヤメ(菖蒲)の花が咲き始めた、皇居・東御苑を訪れました。
皇居東御苑の花菖蒲:江戸時代中期にノハナショウブから改良された園芸品種で、咲き方や花の色も多種に富んでいて、現在84種3,000株ほどの花菖蒲があります。
紫陽花:梅雨の風情を伝える代表的な花木として古くから栽培されています。土の酸度(pH)によって花色が変化します。ヨーロッパに渡り人気を博し、品種改良が盛んに行われました。
コウシンバラ:中国原産の野生種のバラです。古くに、日本に持ち込まれて栽培されてきた植物です。四季咲きバラの原種として知られ18世紀にヨーロッパへ導入されると、品種改良により多くの四季咲きバラが輩出されました。

【花】第48回花と緑と文化の会例会。新宿御苑(八重桜)

第48回の例会は4月26日(金)に新宿御苑を訪れ、八重桜とつつじを観賞しました。前週は夏日もある高温の日々が続き、八重桜が散ってしまうのではと心配しましたが、遅咲きの“寒山”は丁度、満開を迎え十分に楽しめました。ツツジは最盛期。
珍しい花では、4月に花を咲かせる“ハンカチの木”は、ハンカチの様な花(実際は総苞片)をぶら下げ、めずらしい姿を見ることが出来ました。
“母と子の森”では、一面白い花で覆われた湿地に樹齢100年以上の大樹“ラクウショウ(落羽松)”がゴツゴツとしたタケノコ状の気根を何本も携えた姿は、都会を忘れさせる自然美でした。
大温室では“ロウソクノキ”が細く垂れ下がったツルの先に黄色い花を咲 かせ、まるで吊り下げられた燭台にロウソクの火が灯っている様でした。

【花】第47回花と緑と文化の会例会。千鳥ヶ淵公園・緑道、北の丸公園、皇居東御苑(桜)

2024年3月下旬、都心にある桜の名所、千鳥ヶ淵と緑のオアシス、北の丸公園、皇居東御苑を訪れました。開花予報では見頃になっているはずでしたが、直近の1週間の気温が低く、ほとんど蕾で期待外れになってしまいました。
千鳥ヶ淵公園:ここは内掘通りと皇居の西側に位置する「半蔵濠」の間にある公園です。園内にはソメイヨシノやヤマザクラなど約170本の桜が植えられ、桜の名所としても有名です。
千鳥ヶ淵緑道:靖国通りから北の丸公園に沿って整備された、700メートルにも及ぶ遊歩道です。通りにはソメイヨシノをはじめとする約260本もの桜の木が植えられている。
北の丸公園:北の丸公園は江戸時代に江戸城北の丸があった場所。明治時代からは近衛師団の兵営地等として利用されたが、戦後になり森林公園として改修が進められた。公園内には山桜、ソメイヨシノ、大島桜など約220本の桜が植えられている。
皇居東御苑:皇居の一角(東側地区)にある皇居附属庭園です。四季の変化や花々が見られるよう、多様な樹木、草花が配置されています。今回訪れる二の丸地区には、日本庭園(二の丸庭園)と、二の丸雑木林・新雑木林、都道府県の木、菖蒲田などがあります。

 

【花】第46回花と緑と文化の会例会。豪徳寺と羽根木公園 (梅)

第46回の例会は梅を求めて、2024年2月28日豪徳寺と羽根木公園をおとずれました(参加者は15名)。
豪徳寺は彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺。招き猫発祥の地として有名な場所ですが、また広い境内の様々な場所で梅の景色を見ることができます。まだ多くの人に知られていないので世田谷区の穴場の梅スポットです。
羽根木公園の梅林は、昭和42年(1967年)に55本の梅を植樹したのが始まりで、10回ほどの記念植樹により、現在では約650本・60品種の見事な梅林となりました
2月上旬から3月上旬に行われる梅まつりは、世田谷の春の風物詩となっています。

【花】第45回花と緑と文化の会例会。神代植物公園 (秋のバラ)

猛暑がようやく去り、朝晩が涼しくなってきた2024年10月24日、「秋のバラフェスタ」開催中の神代植物公園に出かけました。参加者は9名。開門の9時半に入園し、まずダリア園に立寄り100種類あると言われている丁度見頃のダリア花壇を巡りました。
次にバラ園に向かったのですが、花一杯のバラの園の期待に反して、猛暑のためか寂しいバラ園が広がっていました。暑さにやられて散りかけたか、蕾状態のバラが多く、綺麗なものはごく僅か、まれにみる不作のバラ園でした。

【花】第44回花と緑と文化の会例会を開催しました。サマーランド(あじさい園)

第44回の例会は6月21日(水)、東京サマーランドあじさい園に紫陽花を観に出かけました。参加者は8名。あじさい園はサマーランドの分園であるが、あじさいの開花時期にのみ開園されます。
秋川丘陵の自然の中に作られた東京サマーランドのあじさい園は山全体が見どころです。
あじさい園では、約60品種、15,000株のあじさいが群生しており、特に見どころは、純白のあじさいアナベルが群生する「アナベルの雪山」です。
散策路はアスファルト道やウッドチップ道で整備されていて、両側に咲く、あじさいを眺めながら登って行くと、自然と「アナベルの雪山」に導かれる。
「アナベルの雪山」は麓から見上げても良し、丘の上から見渡しても良し、そのスケール感は素晴らしい。

【花】第43回花と緑と文化の会例会を開催しました。昭和記念公園(桜とチューリップ)

第43回例会は3月29日、昭和記念公園に桜とチューリップを観に出かけた。今年は桜が散る前に、気温が上昇しチューリップも咲き出し、二つの花を同時に見ることができた。(参加者14名)。9:30(開門時刻)に集合したのだが、開門との時には長い行列ができる程で、みんな3年振りの花見を楽しもうと訪れた人である。
園内の桜(残堀川沿いの桜並木、みんなの広場の桜)は正に満開、大満足である。渓流広場に植えられたチューリップも綺麗に咲きそろいオランダのキューケンホフ公園のオリジナルジナルデザインを踏襲した花園に、みんな足を止め写真を撮りあいゆったりと時間を過ごした。「みんなの広場」では3年振りのミニ花見の宴を楽しんだ。

【花】第42回花と緑と文化の会例会を開催しました。神代植物公園(観梅)

第42回の例会は2月22日、神代植物公園に観梅にでかけた(参加者13名)。
寒波到来の底で分厚いコートを着て行ったが、園内は樹木が防風林になり日溜まりは暖かい。下見(2/17)の時には咲いていた野草(セツブンソウ、オオミスミソウ、ユキワリイチゲ)は2/19の暖かさで終わってしまった。替わって梅林は開花が進み6,7分咲き。うめ園ではゆっくりと梅を眺めることができた。お昼は深大寺そばを食す。

 

 

【花】第38回 花と緑と文化の会例会

   国分寺駅から野川沿いのプロムナードで桜を楽しむ-

                       昭和46 久保田 宏

すっかり暖かくなり、桜の満開を迎えた3月30日、今回も、遠出は避けて野川沿いの桜、武蔵野
公園の桜とハナミズキ、そして自然観察園の春の草花を求めての散策を行いました。
参加者は17名です。
<散策コース>
  JR国分寺駅(スタート)→はけの道→新次郎池→野川→武蔵野公園→自然観察園(散策)→
  →中之橋→野川公園(散策)→公園正門(ゴール)

国分寺駅を9時に出発。主な散策地は次の通りです。
 ・野川の源流である新次郎池
 ・野川沿いの桜並木
 ・武蔵野公園の桜、ハナミズキ
 ・野川公園
 ・自然観察園 です。

新次郎池は、以前は池の側まで行けたのですが、新型コロナ感染症対策で東経大の構内に自由に入
れなくなったため、外からの遠望になってしまったのは残念でした。
野川沿いの桜並木は丁度満開で、枝も川面に張りだし見事な景観でした。
武蔵野公園の並木を育てている苗圃(びょうぼ)のハナミズキは時期が早かった事もあり、まだ蕾、
他の木々も新芽は出ていましたが花はこれからの状態でした。
自然観察園も未だ草花はやっと芽を出し始めたところで、唯一、色鮮やかなクリンソウが咲いてい
たのが印象的でした。
野川公園は広い芝生のあちらこちらに満開の桜があり、気持ちのよい散策ができました。

【花】第37回 「花と緑と文化の会」例会

                紅葉・黄葉を求めて
                                           昭和46 久保田 宏
 10月27日(水)紅葉・黄葉を求めて、昭和記念公園を訪れました。参加者は15名です。前日の天気予報では曇りでしたが、当日の朝の予報では昼過ぎから雨の予報に変わっていました。
 9時30分、西立川口ゲートから入場。観賞の中心はイチョウとモミジ。
長さ300mにもなる銀杏並木は開園直後とあって、誰も歩いておらず、見事な黄緑色のトンネルを作っていました。イチョウはやっと色付き始めたところでしたが、並木道の入口の写真スポットで集合写真を撮りました。
 続いて日本庭園に向かいましたが、庭園に着いた頃から雨が降り出し東屋で小休止。東屋からの紅葉の観賞になりました。池を通しての小雨に濡れる紅葉も風情のあるものになりました。
 雨も止みそうもないので小雨の中、傘を差して出発しました。幸いにも30分ほどで雨が上がり、秋の草花を楽しみながら立川口ゲートまで散策しました。