【C】La Madre Cooking第31回 テーマは「元気の出る肉料理]

豚のしょうが焼きは肉とタレが決め手!!

<実習の概要>
夏も間近な6月23日(金)、実習は夏バテ予防の「元気の出る肉料理」、講師の伊藤先生と受講生11名が集まりました。メインは家庭や町なかの定食屋でもお馴染みの「豚のしょうが焼き」、肉料理を引き立てる副菜は「小松菜の酢醤油和え」「たたき胡瓜」、汁物は新ジャガイモの旨味が伝わる「じゃがいもとわかめの味噌汁」、一汁三菜の献立でした。実習で使用した食材は9品、ひとりでも手軽に作れ、家庭的かつ身の丈に合った経済的な献立です。本会の名称‘LA Madre Cooking‘そのものが色濃く現れていました。食品が止め処なく高騰している昨今、まさに「神献立」です。参加者には、先生のご指導を直接受ける時間がたっぷりあり、実習での一人当たりの作業密度も非常に濃く、充実した時間でした。

<豚のしょうが焼きを作る>
作り方のレシピは色々あるようですが、決め手は「豚肉」と「生姜」だと思いました。豚肉は、今回の食材当番の小沼さんが購入された、見た目はもちろん、触感からも美味しさが伝わる「豚の肩ロース」、「我こそ肉なり!」と語りかけているように感じました。
タレは、酒・醤油・みりんに加え、おろした生姜を混ぜて作りました。先生はこだわりがあるようで、市販のタレやチューブに入ったすりおろし生姜を使わないところがいい!
豚肉をタレに15分ほど漬け、中火に熱したフライパンで豚肉を焼き、最後に残ったタレを強めの火で煮詰めれば完成。何と言っても、その手軽さがこの上なくいい!
調理時間は、副菜の二品と味噌汁を含めて1時間チョット。味噌汁の具材は、若林さんが持参された自然農法で栽培の採り立てのジャガイモです。新ジャガの香りと甘味を味わうことが出来ました。
 調理した「豚のしょうが焼き」は、みりんの上品な甘みと、おろし生姜の辛みと香りのあるすっきりとした味わい。くどさのない甘辛味が食欲をそそります。
料理を作るって本当に楽しいものですね!

<豚のしょうが焼きの効用>
豚肉に豊富に含まれているビタミンB1は糖質のエネルギー化に欠かせないもので、体力増強や疲労回復に効果大。生姜と組み合わせれば、夏バテ防止にも威力が増します。ビタミンB1をしっかり摂れば、肥満防止・睡眠障害の改善・脳の活性化などの効果も期待できるそうです。
「豚のしょうが焼き」は、ビタミンB1を補う手っ取り早い救世主です。

<豚のしょうが焼きの発祥>
今や全国で定番の「豚のしょうが焼き」、その発祥は昭和20年代。1951年創業の「銭形」(東京・銀座)が、トンカツより手早く大量に作れる肉料理として考案ました。豚肉を薄切りにして、しょうが・醤油・みりん・酒を合わせたタレで焼いた料理を「豚のしょうが焼き」と名付けてメニューに加えたそうです。 銭形はいい仕事をしました。

(文責・写真 昭48沼野義樹)