去る9月27日(日)、午後3時50分から「第14回国分寺三田会総会記念講演会」を国分寺駅ビルのLホールにて開催。LPGAティーチングプロA級の諸江美夏氏をお迎えし、演題「ゴルフと健康」の講演をして頂きました。
演題:「ゴルフと健康」
講師:諸江美夏氏(LPGAティーチングプロA級)
【講演要旨】
諸江美夏さんは2010年にLPGAティーチングプロA級ライセンスを取得し、今年3月に「田無ファミリーランドにスクワットバックスイングシステム動作改善スタジオ」をオープンした。切っ掛けは二度に亘る米国への留学を通じて、世界のトッププレーヤーのスイングを目の当りにし、飛距離を延ばす為には、スクワットの動きをスイングに取り入れる事が重要な鍵であると確信した為である。飛距離を伸ばしゴルフの楽しさを味わい、健康維持する事を薦めている。
現在、男性・女性共平均寿命は延びているが健康寿命は停滞している。体力は20歳をピークに必然的に衰えていくが、そのスピードを抑え長く健康を保つ為には、毎日少しでも運動を続ける事が大切として、10分間のラジオ体操を薦めている。バランスのとれた総合的な運動であると共に、ゴルフを続けて行く上でのトレーニングとしても適しているからである。
スクワットスイングは股関節の屈曲・伸展の動作を取り入れたスイングで、打つ瞬間にヘッドがまっすぐ動く距離を伸長させ、ボールが真っすぐに飛ぶ確率を高め、飛距離を伸ばす事が出来る。
スクワットの動作を得る為に必用な、腿の後ろの筋肉の鍛え方、重心を置く位置と体の動かし方(右かかとへ重心を移動させると、次に左への重心移動動作がスムーズになる)、バックスイングで体重が右足の踵に移った後、左足に重心を完全に移してからスイングする等、実演と映像を含めての解説を頂いた。正しいスクワットは腿の筋肉も鍛えられるので、健康にも良いし、無理のない程度に練習を続けながら、ゴルフプレーの喜びと健康維持に役立てて頂きたいとしている。