畑の会 6か月が経ちました

令和6年9月

畑の会

 ——-立ち上げから6か月が経ちました——-

 

 「畑の会」は若手交流推進活動の柱の一つとして今年、手探りで始めてみたところです。

当初6人のメンバーが集まり(取り敢えず平均年齢は60歳代ですが)、国分寺市で提供している市民農園を作業場所として確保しました(10m×6mのかなり広い農地です)。

 6人のメンバーは、家庭菜園等で若干の経験のある人はいるものの基本的にはほぼ全員、農作業に関しては素人と言って良く、従って本年4月のスタートに当たっては皆で、園芸関係の書籍、YouTubeなどで俄か勉強をしながら作業を進めました。

 手始めにトマト、キュウリ、ナス等代表的な夏野菜を中心に育てることとしましたが、結果的には出だしとしてはまずまずの成果となりました。

 ミニトマト   3苗  収穫 1苗あたり約100個

 キュウリ    3苗   〃    〃  約30本

 ナス      3苗   〃    〃  約100個

 ピーマン    3苗   〃    〃  約150個

 甘長トウガラシ 3苗   〃    〃  約150個

 小玉スイカ   2苗   〃    〃   計10個 

また、通年野菜であるコマツナ、カブ等もまずまず順調に育ち、収穫することができました。(その他エダマメ、オクラ、空心菜、大葉なども育てました。)

ただ、出だし好調の要因としては、4月以降6月までの気温が例年より若干高かったことに加え、そもそもの土壌が土地の貸主さんが貸出前に十分な肥料を施していただいたことが大きいと思われ、実際7月以降は猛暑の継続に加え、肥料不足による生育不良と思われる野菜が散見されるようになりました。

 我々の普段の畑メンテナンスは地道な雑草むしりが基本ですが、7月以降の猛暑の中、メンバーで交代しながらなるべく日の出後の早朝、熱中症に気を付けながら作業せざるを得なくなっています。

 本来9月は秋冬野菜(キャベツ、ハクサイ、大根など)の植え付けを行う時期ですが、気温の低下を待っている状態です。

 5月に植えたサトイモ、ラッカセイ、ネギなどがそろそろ収穫時期に入りそうです。特にサトイモは猛暑のお蔭か今まで見たことがないほど巨大化しており(背丈が1mを超えています)美味しい芋の収穫を期待しているところです。

 なお、6月から新入会員の方にも参加いただき、現在7名の陣容となっています。

 取り敢えず手探りで始めてみましたが、本来的な農業にはまだまだです。しかし、猛暑や大雨などの厳しい環境下での共同作業は学生時代の部活のノリがあるような気がしますし、また我々の食の基本をたっぷり勉強できる格好の機会であるとも言えます。

今後も多くの会員と野菜作りをご一緒できたらと思います。

 

(53年経済 岩田一英)