短い春が通り過ぎ、夏日が現れるようになり、梅雨はどこに行ったのかと思われる日々が続いていた6月上旬、梅雨の花、花菖蒲・アヤメ(菖蒲)の花が咲き始めた、皇居・東御苑を訪れました。
皇居東御苑の花菖蒲:江戸時代中期にノハナショウブから改良された園芸品種で、咲き方や花の色も多種に富んでいて、現在84種3,000株ほどの花菖蒲があります。
紫陽花:梅雨の風情を伝える代表的な花木として古くから栽培されています。土の酸度(pH)によって花色が変化します。ヨーロッパに渡り人気を博し、品種改良が盛んに行われました。
コウシンバラ:中国原産の野生種のバラです。古くに、日本に持ち込まれて栽培されてきた植物です。四季咲きバラの原種として知られ18世紀にヨーロッパへ導入されると、品種改良により多くの四季咲きバラが輩出されました。