【歴】第107回 歴史をひもとく会 歴史散歩 開催報告

三島への歴史散歩  

山中城、スカイウォーク、三嶋大社、柿田川へ!

雨に煙る山中城跡障子堀

雨に煙る山中城跡障子堀

5月28日(火)、歴史をひもとく会第107回例会「三島地区歴史散策(バスハイク)」を実施しました。生憎の雨模様、しかも昼過ぎからはかなりひどくなるという予報でしたが、途中傘を畳んでいる時間もかなりあり、覚悟していたほどの荒天ではありませんでした。
総勢34名、7時半に国分寺駅南口を出発、一路西へ、予定より早く三島の山中城跡に到着、山中城跡を1時間散策して日本最長の歩行者専用吊り橋三島スカイウォークを遊覧する組とスカイウォークには行かず、山中城跡を2時間じっくり巡る組に別れ、昼食の伊豆フルーツパークで合流しました。

雨の中を歩く

雨の中を歩く

霧も出てきました

霧も出てきました

 

 

 

 

 

 

山中城は、戦国末期の永禄年間に北条氏により小田原城の西の防御のため築城された山城で、山田川と来光川の源流に挟まれ、急峻な斜面に囲まれた標高580メートルの自然の要害の地に造られており、城の範囲は、東西500メートル、南北1,000メートルに及んでいます。城の特徴としては、平坦面の造成にこだわらない尾根を区切る「すりばち曲輪」、上から見ると障子や田畑の畝に見えることからそう呼ばれている「障子堀」「畝堀」などで、これらは北条氏の城独特の形であり、関東ローム層の滑りやすい土壌を見事に活かした造りとなっています。前日来の雨の影響で山中城跡には水たまりも多く出来ており、かなり足場の悪い所もありましたが、両組とも全員無事踏破しました。

一瞬見えた駿河湾

一瞬見えた駿河湾

さらに視界が広がりました

さらに視界が広がりました

また、雨のスカイウォークでは、残念ながら景色はほぼ何も見えませんでしたが、それでも一瞬雲が切れ、駿河湾を望むことが出来ました。

 

 

 

三嶋大社

三嶋大社

フルーツパークで昼食

フルーツパークで昼食

午後は源頼朝が崇敬し、源氏再興を祈願したという東海随一の神格の神社三嶋大社に参拝し、最後に静寂の中、東洋一の湧出量を誇る、国指定天然記念物の柿田川湧水群のきれいな湧き水を見学、17時半に無事国分寺に戻りました。

 

 

 

マリンブルーの柿田川湧水

マリンブルーの柿田川湧水

湧水から流れ出た柿田川

湧水から流れ出た柿田川

悪天候が幸いしたかもしれませんが、訪問先の混雑も、道中の渋滞もなく、土産を買う時間も含めてすべて予定通りの楽しいバスハイクになりました。会員のみなさんのご協力の賜物と感謝いたします。

 

 

 

 

三嶋大社にて

三嶋大社にて