第22回定期総会・演奏会・懇親会は、2023年9月23日(土)午前11時より、J R立川駅北口のホテルエミシア東京立川に於いて開催され、総会は会員81名、来賓(塾員センター、近隣三田会・稲門会)7名の合計88名、演奏会・懇親会は会員83名、同伴1名、来賓9名の合計93名が出席し盛会となった。
1 定期総会(会場4Fスカーラ)11:00~12:10
総会は岩田副会長の司会のもと始まり、逝去された米屋精一、下山絢子、柴田國雄、賀谷邦彦、以上4氏への黙祷の後、平林会長から以下のような挨拶があった。
「昨年創立20周年を祝い、この1年間その余韻を残しながら次の30周年に向けた活動が出来、特に14分科会の大半が再開できたことを嬉しく思う。これからの1年間、明日を支える若手幹事の一層の活発化を期待したい。また今年の出来事で塾員にとり最大のニュースは、甲子園での慶応義塾高校の活躍だったと思う。自由なチーム作りが、従来の甲子園の価値観を変える新風を吹き込んだのではないかと思う。当会の年齢構成は20歳台から90歳台にまで及ぶ。人生100年時代に相応しい会員相互に刺激を与える活動を目指して行きたい。」
続いて平林会長が議長となり、第1号議案(2022年度活動報告)、第2号議案(2022年度会計報告・監査報告)、第3号議案(2023年度活動計画)、第4号議案(2023年度収支計画)、第5号議案(2023年度役員等選任)の審議と質疑応答が行われ、出席者の賛成多数により承認された。
新任役員・幹事の紹介が行われ、車伸一(46経)、井上徹(49政)の両副会長、小林一夫(49工)幹事長、板橋章一(46経)、岡村宏司(52経)の両副幹事長、若林正和(60理工)会計の新任役員6人の紹介があった。続いて、石塚健(51経)、岩田一英(53経)、廣瀬泰幸(56政)、鈴木周志(57商)、分部庸子(58文)の新任幹事5人の紹介があった。
続いて、塾員センター・大友部長から来賓挨拶とともに慶應義塾の近況をご報告いただいた。冒頭は慶応義塾高校の甲子園優勝の話があり、また最近は全国的に三田会の活動が盛んになっていること、塾長を中心に海外との交流が一段と盛んになっていることなどをお話し頂いた。最後に「港区版ふるさと納税制度」の説明と協力の要請があった。 続いて、「米寿のお祝い」が田村滋(34経)会員、伊藤寛志(35医)会員に贈呈されることが報告され、定期総会は無事終了した。
2 演奏会・懇親会(会場4Fカルロ)12:30~15:00
演奏会・懇親会は会場を移して12時半から、上原安江(59文)会員の司会で行われた。
開会前、会場スクリーンには「慶応義塾高等学校野球部、夏の甲子園で107年ぶりに全国制覇」の動画が約5分写し出され、出席者はあの夏の感動を再び思い起こした。
そして、出席者全員が待ち望んでいたワグネル・ソサィエティー・オーケストラによる木管五重奏の演奏となり、女子マネージャーの司会のもと、総勢5人(メンバーは全員パートマスターを務める)の素晴らしいハーモニーの演奏が会場に響き渡った。演奏曲目はハイドン、ヨハン・シュトラウス、ベートーベンのクラシック3曲と「千と千尋の神隠しより」の合計4曲であり、美しい演奏曲を存分に堪能することができた。
塾歌斉唱の後、来賓挨拶となった。立川三田会会長の西澤正明氏からは、祝意と国分寺三田会の活動の場が立川市まで広まっていることは、相互に望ましいことであるとの話があった。続いて、国分寺稲門会名誉会長の清水元氏からは祝意と共に国分寺稲門会と三田会との交流を振り返り、今後ますます深めていくことへの期待をお話し頂いた。
この後、岩田副会長が乾杯の音頭をとり、会食歓談の時間となり、フルコースの素晴らしい料理が供された。「新入会員の紹介」では、野口謙一(49工)、柴山慎一(55経)の両会員が自己紹介を行った。続いて、恒例の「分科会報告」が常谷幹事の司会進行で行われ、各分科会代表から活動報告がなされた。
最後は参加者全員による慶応讃歌・若き血の斉唱があり、高橋副会長の閉会の挨拶により締め括られた。その後、参加者全員で集合写真撮影を行い解散となった。
気配りのきいた上原安江会員の司会進行は、会場の雰囲気を盛り上げてくれた。
今回はマスク着用の推奨、マイクの消毒など現時点で適切と考えられるコロナ対策を行った。幹事や関係者の周到な準備とチームワークにより、好評の内に終了することが出来た。
なお、今回は来賓9名にご参加を頂いた(慶應義塾塾員センター、立川、国立、小平、調布、東久留米の各三田会、国分寺稲門会)。
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