【C】料理実習「フライパン一つで作る簡単フレンチ」を開催しました

新型コロナまん延防止等重点措置の解除により、‘ひかりプラザ’での料理実習が3月22日から可能となったことから、適切な感染防止対策の徹底を図った上で、4月22日(金)に実習24回「フライパン一つで作る簡単フレンチ」を開催しました。当日は、会員12名と料理の教えをお願いしている伊藤先生の合計13名が参加しました。実習は調理台ごとに3名づつに分かれて行ったので、参加者同士の間隔は十分に確保できました。調理後は恒例の作った料理による昼食でしたが、今回も昨年の12月の料理実習と同様に「黙食」で楽しみました。
当日の献立は、「豚肉のマスタードソース」「帆立て貝のプロバンス風」にデザートの「オレンジゼリー」、そしてバケットでした。フレンチ仕立ての料理なので、ソースの作り方を中心に実習しました。フレンチはソースが決め手とも言われますが、食べてみて実感しました。
<豚肉のマスタードソース>
豚肉を焼いたフライパンから豚肉を取り出して油を切り、残った焼き汁を水で溶かし、粒マスタード・生クリーム・塩・こしょうを加えてまぜ、豚肉をもどし入れて、さっと煮て作ります。豚肉のコクとうま味が
ソースにたっぷりと馴染んで、料理全体の味が格段にグレードアップしました。鶏肉や魚などのソテーにも良く合うソースだそうです。
<帆立て貝のプロバン
ス風>
鍋にオリーブオイル、ニンニク・玉ねぎのみじん切りを入れ弱火で炒め、香りが出たら、白ワイン・塩・こしょうを加えて中火で煮、角切りにしたトマトとみじん切りにしたパセリを加えてひと煮したら完成です。
プロバンス風の食材の代表であるオリーブオイル・トマト・ニンニクと、帆立て貝と相性抜群の白ワインが結びついた深いコクのあるソースが、さっと焼いた帆立て貝のクセのない甘味を引出しました。ソースはバケットに付けても香ばしさと甘みが引き立ち、上品な味で美味しかったです。

(文責:沼野)