第50回歩こう会「芝界隈の史跡を訪ね、屋形船を楽しむ」の記録

平成30年3月16日(金) に参加者32名で「第50回」歩こう会を実施しました。

今回は節目となる50回目を記念し、我が慶応義塾のお膝元「三田・芝」界隈の史跡・寺社や義塾命名の地を訪ねた後、屋形船で東京港・隅田川の夜景を眺めながら、お酒、江戸前の幸を使った天ぷら、カラオケを楽しむという豪華版。案内役は、「芝」で育った横瀬靖夫会員(当分科会の世話役・S36法)が担当し、同氏の小学校の同級生が経営する船宿「辰金」(芝金杉橋)の屋形船に乗ります。

JR田町駅改札口前に全員集合、生憎の小雨交じりの天候の中を、懐かしい慶応中通りに向けて出発。中通りの入り口付近で「三河岡崎藩水野家」跡を見学後、順々に「勝海舟・西郷隆盛会見の地」跡、「芝浜」、「薩摩藩屋敷」跡を巡ります。途中、海舟と西郷の会見の碑に刻まれた「江戸開城の文字を覚えておいて」と案内役が皆にサイン。やがて、「芝公園の丸山古墳」が見えてまいります。古墳上にある「伊能忠敬記念碑」を見た後に、芝公園から東京タワーを撮影するベストポジションでの記念撮影。全員ニコニコ、パチリ。次は愈々本日の呼び物の一つ、「増上寺」に到着。三門(山門ではなく、通れば三大煩悩が消えるの意)を過ぎて、壮大な境内へ。鐘楼(江戸三大鐘楼の一つ)前の枝垂れ桜が美しい。本堂裏手の「徳川将軍家廟所」に入場。往時の栄華を偲びます。港区役所食堂でコーヒーブレイクの後は、引続き、め組の喧嘩で有名な「芝大神宮(芝神明)」を経て「新銭座(慶応義塾跡地)」を訪ね、散策コースの最終地「芝離宮恩賜公園」へ。雨も上がり、夕暮れの日本庭園の情緒は格別です。時刻も17時を回り、愈々本日のメインエベント「辰金」に向かいます。屋形船は17時半に出船。暮れなずむ東京湾の夕景が見事なシルエットを映します。レインボーブリッジを右に見て、勝鬨橋をくぐり、船は墨田川へ。船内では宴会が始まり、乾杯は、歩こう会の初代世話役の満永行博(S37経)会員、お酒の銘柄は「江戸開城」(地元の銘酒、横瀬会員の差入れ)。スカイツリーが見える頃になると、お酒と料理を堪能して大いに盛上り、カラオケタイムに移行。同乗の辰金の大将(同級生のヨッチャン)の巧みなリードで、指名された人が自慢の喉を披露して更に大盛り上がり。あっという間に船はお台場沖に。時間の経つのも忘れる楽しい屋形船の宴会でした。最後に若き血を合唱し、辰金の大将の音頭で「芝」伝統の三本絞めをもって無事お開きとなりました。参加者全員が名残を惜しみつつ、小雨の残る金杉橋を渡って帰路に着きました。                 以上

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