【レ】第10弾「遊び心と日本経済-清富の思想-」を開催しました!

2015年12月12日(土)に、慶應義塾大学経済学部教授の塩澤修平先生による講演会を日本キリスト教団国分寺教会にて開催しました。当日は、30名もの方が熱心に参加されました。冒頭、木村郁子さん(52年・商)から先生のご紹介があり、先生からは経済学部長ご就任時の、安斎塾長、塩川正十郎氏、弘兼憲史氏(漫画家「課長・嶋耕作」)とのご交誼や浅草のお姉様達との交友等についてのお話等、和やかな雰囲気からスタートしました。

講演の内容は、「遊び心に基づいて人生を楽しむことが、日本経済の持続的活性化につながる」をご趣旨に
Ⅰ.日本経済の現状(「社会の病」も気から?!)
Ⅱ.何が「景気」を決めるのか
Ⅲ.日本経済に必要な清富の思想(「清」と「濁」の違い)
Ⅳ.遊び心が世のため人のため

付論 慶應義塾余技の達人列伝と、難しい話(途中、経済原論のGDPや「有効需要」の算式説明もありました!)を平易に解説いただき、「大学時代の講義?」が甦ってきました。ご講演後は、国分寺「日本橋亭」で、幅広い趣味人の先生のお人柄に触れつつ、懇親を温め、楽しい時間を過ごしました。
なお、先生は、ご研究の他に、内閣府や神奈川県の要職に就かれていらっしゃいます。また、長年に亘り、塾の馬術部やワグネル・ソサィエティーの部長をされていらっしゃいます。ワグネルで東欧を演奏旅行された際、1964年「東京五輪の名花」ベラ・チァスラフスカ女史と隣席だったとの思い出も語っていらっしゃいました。

世 話 役 渡辺紀子