【C】第38回料理実習 -「おうちでイタリアン!」-

「猟師めしの‘カチャトーラ’に大満足」

【料理実習の開催】
 そろそろ湯豆腐が恋しい季節となった11月19日(火)、講師の伊藤先生のご指導の下、メンバー11名が参加して、「ひかりプラザ」生活実習室にてイタリア料理の実習を行いました。先生が作られた今回のキャッチフレーズは「おうちでイタリアン!」。イタリアンというと、パスタ・ピザしか思い浮かばない私ですが、今回のメイン料理は、イタリアではごく一般的な家庭料理だそうです。料理を作った後のランチタイムには、先生から素敵なプレゼントがあり、心身ともに満ち足りた料理実習になりました。

【実習を支えたメンバー】
 食材調達は、石塚さん、川口さん、田村さん、林さん、それに私が担当。実習終了後の後片付けチェックは、小島さんと小林和憲さんが担当しました。北海道出身の林さんには、北海道の大地で育った小麦をタップリ使ったバケットを購入して頂きました。写真はメンバーが手分けして購入した食材と先生が持参された食材・調味料です。

【調理方法の指導と調理中の光景】
 実習に先立ち調理方法を指導する先生、各班の調理中の光景です。実習の班分けは、3人の班が3つ、2人の班が1つで、2人の班は経験豊富なお二人です。

【料理の簡単な説明と個人的な感想】
〇主菜:チキン・カチャトーラ…「カチャトーラ」とは、イタリア語で「猟師風」という意味。狩りに出た猟師が、山で獲った肉類にきのこ類などを加えて作った料理が由来で、言わば「猟師めし」。トスカーナ地方が発祥とされ、鶏、うさぎ、羊などの肉が使われている。➡口いっぱいに広がった鶏肉の旨みとトマトの濃厚な味わいが絶妙。
〇副菜:ベビーリーフとパブリカのサラダ、カリフラワーのオーブン焼き…個性ある野菜のサラダとカリフラワーをオーブンで焼くだけの超簡単料理。➡自己主張がないカリフラワー、オーブンで焼くと甘く風味のある野菜に変身。
〇デザート:マチェドニア…「マチェドニア」とは、”たくさんの種類を混ぜたもの” を意味する言葉で、イタリア発祥の果物をふんだんに使ったデザート。古代マケドニア王国が多民族国家であったことに例え、マチェドニアという名前が付けられたといわれている。➡白ワインとライチリキュールの香りと味わいで、お洒落で大人の味。

先生から素晴らしいプレゼント】
先生からのプレゼントは、オレンジピールと100%オレンジジュースが入ったシフォンケーキでした。クリームは、オレンジのリキュールで香り漬けした生クリーム、実習日の早朝に作られたそうです。参加者全員、感謝して美味しくいただきました。

【完成した料理】
完成した料理と、出来上がった料理を前にして撮影した各班の光景です。「チキン・カチャトーラ」は意外と簡単に出来、他の料理も手際よく出来ました。

【食後の後片付け、後片付けチェック】
 食後は、使用した食器、調理器具をきれいに洗って片付けます。小島さんと小林和憲さんが施設の担当者と一緒に後片付けの状況をチェックしました。

【粛々とした姿】
今回の実習における、粛々と調理する姿と粛々と食器を洗う姿です。

 *** Fine ***

(文責・写真 昭48沼野義樹)