【E】第126回Oh!Enka の会を開催しました。

1.日時  令和元年9月22日(日) 14:00~16:45
2.会場  リオンホール・Aホール
3.出席者 会員(国分寺三田会、国分寺稲門会):54名、
・     非会員(国分寺三田会・会員家族・同伴者・出演者の関係者):21名  計75名。
・     小島 亮一さん、丸山 令子さん
4.プログラム
・第1部  カレッジソング斉唱(ピアノ伴奏:上原安江会員)  ①塾歌、②慶應讃歌
・第2部 「Oh ! Enkaの会」会員有志による独唱  (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①星野信夫会員(高原列車は行く)      ②塩井勝也会員(帰れソレントへ)
・    ③清水 元 会員(芽生えそして)       ④菅谷國雄会員(津軽のふるさと)
・    ⑤吉松峰夫会員(長崎の鐘)         ⑥染谷嘉男会員(サンタ・ルチア)
・    ⑦天野 肇 会員(昴)            ⑧池田敏夫会員(陽はまた昇る)
・    ⑨井上 徹 会員(千の風になって)      ⑩平林正明会員(群青)
・    ⑪髙橋伸一会員(Tu, ca nun chiagne !  君を求めて)
・第3部 「国分寺三田会」会員有志10名( K・K・メンネルコール所属)による男声合唱
・    (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①青い山脈  ②銀色の道
・第4部 丸山 茂 会員の米寿のお祝い      (ピアノ伴奏:上原安江会員)
・    ①丸山 茂 会員のオカリナ演奏  ①エーデルワイス
・    ②丸山 茂 会員の想い出の歌を皆で歌おう ①箱根八里  ②故郷
・第5部 小島亮一さん「100歳記念ヴァイオリンコンサート」 (ピアノ伴奏:丸山令子さん)
・    ①アヴェ・マリア(P マスカーニ)      ②朝(R シュトラウス)
・    ③ウィーンわが夢の街(R ジーツウィンジーツスキー)④お気を悪くなさらないで(C ツエラー)
・    ⑤シトロンの花咲くところ(J シュトラウス) ⑥偉大なるシュトラウスさま(R シュトルツ)
・    ⑦タイスの瞑想曲(J マスネ―)        ⑧小さな浜辺(M テオドラキス)
・    ⑨ロマンス(F レハール)          ⑩舞踏会の妖精たち(F レハール)
・エール交歓 若き血(指揮 井上 徹 会員)

・第1部は上原安江会員のピアノ伴奏でいつもの通りカレッジソング斉唱です。
・第2部は「Oh ! Enkaの会」会員有志11名による独唱です。3年前にハワイアンバンド“アンサンブル・ブルーベリーズ”(リーダー:辻 宏一 会員)の「生オケ」演奏で会員有志が歌いました。「あの独唱をもう一度」という声があり、上原安江会員にピアノ伴奏を引き受けていただきました。上原安江会員のピアノはプロ級です。ピアノとの音合わせは大変ですが、5回の事前練習すべてに対応いただき、夫々の歌い手に合わせて弾いてくれました。前回は多少のアルコールも入り、バンド演奏で会場もざわついていましたが、今回のホールは静かで、緊張感が漂っています。S26年卒業の天野肇会員からS26年生まれの井上徹会員まで歳の差22歳ですが、年齢は関係ありません。歌い手の声が元気にホールに響きました。歌うことは健康の源です。熱心に聴いていただいた会場の皆様、歌い手が気持ちよく歌えるように心を込めてピアノを弾いていただいた上原安江会員に感謝です。
・第3部はK・K・メンネルコール男声合唱団に所属している会員有志10名による男声合唱です。団員45名中13名が国分寺三田会会員です。今年4月の定期演奏会(会場:ルネ小平)には国分寺三田会から大勢の方に来場いただきました。国分寺三田会会員の皆様には日ごろから支援いただいており、感謝の気持ちを込めて「青い山脈」「銀色の道」を歌いました。指揮は吉崎俊一会員です。合唱のためだけに駆け付けてくれた団員もいました。K・K・メンネルコール男声合唱団次回定期演奏会は会場が確保できれば令和2年11月にルネ小平で予定しています。
・第4部は丸山茂会員の米寿のお祝いです。丸山茂会員は手品、オカリナといった多彩な趣味をお持ちです。
上原安江会員のピアノ伴奏でオカリナ演奏:エーデルワイスを披露いただきました。そして皆で丸山茂会員の思い出の歌「箱根八里」「故郷」を歌って差し上げました。最後に上原安江会員からお祝いのお菓子を差し上げました。丸山茂会員のお礼の挨拶「これからもOh!Enka の会で大好きな歌を歌い、美しい音色に触れ、向上心を忘れずに心豊かな日々を送りたい」といった言葉が印象的です。
・今回の企画は5回にわたる有志独唱練習でのピアノ伴奏、本日の一気通貫でのピアノ伴奏など上原安江会員のおかげで実現しました。ささやかながら感謝の気持ちを込めて塩井勝也世話役代表から花束を差し上げました。
・第5部は小島亮一さん「100歳記念ヴァイオリンコンサート」です。ピアノ伴奏はお嬢様の丸山令子さんです。小島亮一さんは天野肇会員の職場の先輩で平成28年11月に「95歳のヴァイオリン・コンサート」、平成30年12月に「白寿のヴァイオリンコンサート」に続き、Oh ! Enka の会でお招きするのは3回目です。小島さんはあと2か月で満99歳です。自己紹介の中でヴァイオリンとの出会い、軍隊での苦労話、インド駐在での経験などユーモアたっぷりに話されました。戦前は男子がヴァイオリンを弾く風潮がなく、ようやく20歳で始めたそうです。戦中、東京商科大学(現一橋大学)のオーケストラ部でヴァイオリン始め、戦後、武蔵野音楽学校で福井先生と出会い、東京音楽学校(現東京芸術大学)ヴァイオリン専科で学び、定年後は六本木のウイーン酒場「ドナウ」で演奏、現在も老人ホーム等でfiddlerとして演奏活動を行っているそうです。ご本人は95歳を過ぎてから指の力が衰えてきたと言っていますが、3年前と比べても衰えは感じません。「継続は力なり」ということでしょうか。理路整然と丁寧に判りやすく話し、相変わらず頭の衰えは感じません。演奏は一曲奏でる度に、きちっと姿勢を正して曲の紹介をします。すべて暗譜です。時折ピアノ伴奏をするお嬢様がサポートする場面もありましたが、意気があっており、ほほえましい光景です。ご自身が歌う場面もありましたが、驚くほど声に張りがあます。小島さんは若く、エネルギッシュで、頭もシャープ、情熱を持ち続けている生涯現役のヴァイオリニストです。出席者も元気をもらいました。100歳になられるお祝いの花束を天野肇会員から差し上げました。尚、上記福井先生の甥の福井直矩さんは、偶々50年以上前から天野会員と親交があり、その紹介で3年前から小島さんとも知り合って、この日もそのヴァイオリンを聴きに参会されました。
・最後は新幹事長の井上徹会員の指揮で全員が肩を組み、若き血を歌ってお開きとなりました。

<次回の予定>
・日時:10月27日(日) 10:00~12:00  会場:本多公民館・視聴覚室・
・   「アイリッシュ・ハープとヴィオラ・ダ・ガンバ DUO LIVE」
・   ~ヨーロッパの古い音楽や民族音楽、そして日本の音楽~

<プロフィール>
◆小島 亮一さん
大正9年生まれ。東京商科大学(一橋大学)オーケストラにて、20歳よりヴァイオリンを始める。東京商科大学卒業後、商社トーメンに入社。召集され戦地へ。終戦後、東京音楽学校(現芸大)ヴァイオリン選科に学ぶ。トーメン・インド支店に長年勤務。 定年後、fiddlerとして六本木のウイーン酒場「ドナウ」でホイリゲ風の演奏を行う。現在はfiddlerとして老人ホーム等で演奏活動。
◆丸山 令子さん
・桐朋学園大学音楽学部研究科卒業。民族音楽学専攻。 現在、昭和音楽大学講師。
◆K・K・メンネルコール(小平界隈男声合唱団)
・1993年に結成。団員数は40名を超え、現役のテノール歌手である下村雅人氏(二期会会員)の指揮・発声指導
と松行美左子氏のピアノ伴奏・指導のもとに、クラシックから日本歌曲、ミュージカル、黒人霊歌、ポピュラーまで幅広く合唱を楽しんでいる。主な活動としては、定期演奏会に加えて、多摩地域の男声合唱団による「西武沿線男声合唱団交歓演奏会」、「東日本大震災復興支援こだいらチャリティコンサート」、「春と秋
の小平市合唱祭」への出演、何か所かの施設でのボランティア演奏を行っている。 国分寺三田会からは13
名が団員として活動している。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)
・   平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

【総】第18回定期総会・講談会・懇親会を開催しました

渡邉会長挨拶

渡邉会長挨拶

第18回定期総会は、9月16日(月・祝)午前11時よりJR国分寺駅北口のcocobunjiリオンホールに於いて、会員94名(来賓塾員センター小島部長、近隣三田会・稲門会9名)の出席を得て開催された。 渡邉会長の挨拶に続き、第1号議案(2018年度活動報告)、第2号議案(2018年度会計報告・監査報告)、第3号議案(2019年度活動計画)、第4号議案(2019年度収支計画)、第5号議案(役員等選任)の審議が行われ、満場一致で全議案が承認された。その後、新任役員<平林副会長(47経)、井上幹事長(49政)、池田副幹事長(47商)、兼谷会計(50文)、石川幹事(43商)、上原幹事(54薬)>の紹介が行われ、続いて来賓の慶応義塾大学塾員センター小島部長の挨拶をいただいた。その後、今年米寿を迎えられた丸山会員(30経)、中島会員(30法)にお祝いの花束を差し上げた。両会員からこれからまだまだ力強く前向きに生きる姿勢にあふれたご発言があり、会員一同の心に染み入った。最後に新入会員(2018年度16名、9月1日以降7名)の紹介があって総会は無事閉会した。 開会にあたり、この5月に逝去された宮本聡会員(44法)を偲び黙祷を行った。

講談 若林鶴雲師匠

講談 若林鶴雲師匠

引き続き101名が参加し講談会が行われた。講談師若林鶴雲師匠(47商)による「慶應讃歌誕生物語(平岡養一の生涯)」。ユーモアも交えた平岡養一の生涯、慶應讃歌誕生の秘話等が格調高い語りで行われた。会場内はしんと静まりかえったり、爆笑の渦で沸いたりして大いに盛り上がった。同時にアメリカと日本をまたに縦横に活躍した偉大な大先輩の生涯を知る機会でもあった。盛大なアンコールに応え「1964東京オリンピック物語」を語っていただいた。こちらは参加94カ国を淀みなく読み下す超高速スピードに思わず会場から大きな拍手が沸き起こり、大盛況のうちに幕を閉じた。

講演会終了後、30分ほどの会場整備の時間を設けた。平林新副会長の指揮のもと「塾歌」を斉唱し、来賓を含め98名が参加する懇親会が開宴した。岩田副会長による開会の言葉、来賓の内藤立川三田会会長及び清水国分寺稲門会会長による挨拶、平林副会長による乾杯と続き、続いて数日前経産省・内閣府副大臣になられた松本洋平会員(H8経)から挨拶があった。しばらく会食・懇談した後、活発な活動を継続している14分科会の各世話役による活動状況報告と熱意ある勧誘、更に新入会員の自己紹介(5名)を行った。場内の盛り上がりも最高潮に達し若干予定時間をオーバーしたものの、最後に出席者全員で肩を組み井上新幹事長指揮の下「慶應賛歌」と「若き血」を斉唱、エールを交換して星野副会長の閉会の言葉、全員での集合写真の撮影でお開きとなった。

今回は初めて昼前からの開催ということで、どういう進行になるか不安な点もあったが、いつも通りの会員全員の団結・結束でスムースに無事終了することができた。

集合写真

集合写真

 

 

(写真撮影 斎藤信雄 S38政)

総会・講談会・懇親会事務局
・平林正明(47経)、岩田友一(45工)、高橋伸一(45法)、山田健(47経)、
・池田敏夫(47商)、芳賀崇(47経)、 沼野義樹(48経)、井上徹(49政)、
・小林一夫(49工)、清水靖子(49薬)、兼谷裕子(50文)、利根川康俊(51経)、
・野田敏明(52経)