【E】第120回Oh!Enkaの会を開催しました*

1.日時   平成31年 3月23日(土)10:00~12:00
2.会場   国分寺リオンホールB
3.出席者  会員(国分寺三田会、国分寺稲門会等)51名
・      非会員(国分寺三田会、国分寺稲門会、出演者関係者等)17名
・      計68名
・      ギター:山崎俊道
・      シンセサイザー:山田玲子
4.スケジュール
・塾歌斉唱
・第1部  山崎俊道ギターコンサート
・     (プロフィールは下記をご参照ください)
・第2部  山田玲子シンセサイザー演奏
・第3部  皆で歌おう:①エーデルワイス ②花 ③花のまち ④どじょっこふなっこ
・エール交歓 若き血(指揮:平林正明会員)

・今日はまず塾歌斉唱から始まりました。
・続いてすぐ第1部の山崎俊道ギターコンサートが始まりました。
今回のコンサートは、吉村太郎会員のご紹介で実現いたしました。山崎さんは慶應義塾大学工学部から大学院修士課程を経て、プロのギタリストとなり、現在小平三田会会員でもあります。プロフィールは下記をご覧ください。
曲目は
① エアー                    J.ダウランド
② エリザベス女王のガリヤルド     J.ダウランド
③ 魔笛の主題による変奏曲            F.ソル
④ アメリアの誓い                M.リョベート
⑤ グランソロ                  F.ソル
⑥マリエッタ                    F.タレガ
⑦マリア                      F.タレガ
⑧アルハンブラの想い出             F.タレガ
⑨朱色の塔                   I.アルベニス
⑩アストゥーリアス               I.アルベニス
でした。
盛大な拍手に応えてのアンコールは、お馴染み“禁じられた遊び” とヴィラ・ロボスの“エチュード第1番”でした。
皆さん一度は耳にしたことがあるギターの名曲をそろえていただきました。落ち着いてしっとりしたクラシックから、時には情熱的に、異国情緒もたっぷりの素晴らしい演奏でした。
曲の解説は山崎さんの簡潔で要点を得た解説がプログラムに掲載されていますので、そのまま引用いたします。
*エアー、エリザベス女王のガリヤルド
J.ダウランド(John Dowland 1562-1626 英国) 当時のヨーロッパで評判のリュート奏者。1588年オクスフォード大学で音楽学士号取得。1598年から1606年までデンマーク王室リュート奏者。1612年に念願のエリザベス女王の王室リュート奏者となる。
* 魔笛の主題による変奏曲、グランソロ
F.ソル(Fernando Sor 1778-1839スペイン) バルセロナに生まれ、モンセラート音楽院で作曲を学び、後にマドリッド、パリ、モスクワなどで活動の後、パリで没す。弦楽曲、交響曲、バレー曲、歌曲などの作品を残したが、ギターでは古典時代の最も重要な作曲家。
* アメリアの誓い
ミゲル・リョベート(Miguel Llobeto 1878―1938スペイン) バルセロナのギタリスト、作曲家。  カタロニア民謡集のなかの1曲
*マリエッタ、マリア、アルハンブラの想い出
F.タレガ(Francisco Tarrega 1852-1909 スペイン) 作曲家、ギタリスト。多数の作品はギターの芸術性を高める一方、アルベニスやショパン、シューマンなどの曲をギターに編曲、ギターのレパートリーを豊かにした。 マリエッタはマリアの通称、自分の娘の名。アルハンブラの想い出はアルハンブラ宮殿の情景を描いた曲。
* 朱色の塔、アストゥーリアス
I.アルベニス(Isaac Albeniz 1860-1909スペイン) スペイン国民楽派を代表する作曲家、ピアニスト。カタロニアに生まれ、幼少から才能を発揮、スペインやヨーロッパを演奏旅行した。アルベニスはグラナダにいたときアルハンブラの城に住んでいた。城の西にある塔が夕日に染まるので朱色の塔と呼ばれる。ピアノ曲集「スペインの歌」で第1曲に〈プレリュード〉の曲名でアストゥーリアスを置いている。ギターではスタンダードなレパートリーとして定着している。

・第2部は山田玲子先生のシンセサイザー演奏です。
今回は会場のピアノが他団体に押さえられ使えませんでした。世話役一同困り果てていたところへ、山田玲子先生からシンセサイザーを持ち込んでいただけるとの嬉しいお申し出がありました。折角ですので、シンセサイザーで懐かしの映画音楽を演奏していただきました。
曲目は
①シバの女王
②太陽がいっぱい
③エーデルワイス
④ロシアより愛をこめて
⑤男と女(アンコール)
でした。
いろいろな音を自由自在に出せるシンセサイザーを曲に合わせて見事に操っていただきました。 いずれも会員皆さんの青春時代に一世を風靡した名曲です。甘く切ない想いを懐かしんでいただけたのではないでしょうか。

・第3部は「皆で歌おう」です。 シンセサイザーの伴奏でいつもとは趣の違う第3部となりました。 ようやく訪れた春の歌を皆で明るく元気に歌いました。

・最後は全員が肩を組み平林正明会員指揮による「若き血」斉唱です。声高らかにエールの交歓を行いお開きとなりました。

【山崎俊道氏プロフィール】 8才よりバイオリンを始める。ギターを芳志戸幹雄氏に、近年セゴビア音楽院のフランシスコ・クエンカ氏に師事。指揮法、合奏法、音楽理論を各専門家に師事。1976年、小平ギターコンサートをきく会を設立、今年3月で第222回を迎えた。最近では2014年12月、NHKラジオ深夜便に出演。2015年名古屋で、2016年、清里でソロコンサート。2017年3月千葉県文化会館にて講演と演奏。2017年5月、オペラシティー近江楽堂でリサイタル。日本スペインギター協会会員、日本ギタリスト協会会員、フォルマールギタリスタス会員。日本橋ギターアンサンブル講師。手の合理的メカニズムを研究。1965年慶応義塾大学大学院卒。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:斎藤信雄(S38政)、金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、芳賀 崇(S47経)、平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)

♪次回以降の予定
・4月6日(土)午前10時~12時、いずみホールB:Songs
・5月11日(土)午前10時~12時、本多公民館音楽室:Songs
・6月30日(日)午前10時~12時、本多公民館ホール:
・        ありめせつこさんのソプラノコンサート