【E】Oh!Enkaの会「講談と一足早い忘年会」を開催しました。

1.日時   平成29年11月22日(水)17:45~21:00
2.会場   青山荘(元赤坂にある三菱東京UFJ銀行の接待用施設)
3.出席者  国分寺三田会24名、立川三田会2名、若林鶴雲師匠(塾員。S47商卒)、
4.スケジュール、
・ 第1部  講談会  忠臣義士二度目の清書 (別名:大石の妻子別れ)
・ 第2部  忘年会

・今回は塩井勝也世話役代表のはからいで青山莊和室での開催です。
・第1部は若林鶴雲師匠をお招きしての講談です。若林鶴雲師匠は塾を卒業後サラリーマンの傍ら「ひげの講談師」として有名な田辺一鶴師匠の弟子として本格的に講談を勉強したそうです。会員からの要望が多く、Oh!Enkaの会では3回目の出演です。最初の演目は田辺一鶴師匠が得意とした「第1回東京オリンピック入場行進」です。録音機でファンファーレを流し、参加96カ国を入場行進順にすべてすらすらと言い、臨場感のある6分間でした。皆がただただ驚き、感激するばかりです。「2020年東京オリンピックは200カ国以上参加するので覚えるのが大変」との発言に、会場は爆笑です。次の演目は「忠臣義士二度目の清書」です。若林師匠は忠臣蔵を得意としています。(昨年2月の演目は「南部坂雪の別れ」、昨年11月の演目は「安兵衛高田馬場駆付け」)。
大石は敵を欺くために遊郭に通い、妻を離縁、長男主税を除く子供と実母と一緒に妻の実家に預けました。遊女を身請けして、妻子を離縁する光景は聞いていても迫力があります。そして、仇討を成し遂げた後は大石の命を受けて生き長らえた赤穂義士の一人、寺坂吉右衛門が大石の妻を訪ね、討入の有様を語ります。口上では四十七士の名前がすらすら出てきます。張り扇を叩きながら独特のリズムと口調で語る講談の世界にすっかり引き込まれました。若林師匠は1か月で一つの演目を覚えるそうです。“講談師は認知症にならない”と感じた次第です。
・第2部は若林師匠を囲んで一足早い忘年会です。丸山茂会員の乾杯のご発声で始まりました。諸先輩の挨拶でも
“大満足”といった感想です。青山莊では普段なかなか飲めない美味しいお酒が格安の価格で飲めます。木村忠司会員が山形県出身ということで、有名な民謡最上川舟歌の話がでました。急遽木村会員+出席していたK・K・メンネルコール(小平界隈男声合唱団)メンバー7人で最上川舟歌を歌いました。この日は酔っているせいか合唱はうまくハモリません。合唱の後、木村会員が一人で正調最上川舟歌を歌いました。歌いこんでおり、見事です。最上川舟歌合唱はハモルと素晴らしいです。別のシラフの機会に披露できることを願っています。
・感激する講談、美味しい会席料理、美味しいお酒、楽しい仲間で会話がはずみ、大満足の夜でした。