【E】 第97回Oh!Enkaの会を開催しました。

1.日時   平成29年 2月18日(土)14;00~16:30
2.会場   本多公民館ホール
3.出席者  会員および同伴者68名、岸 義紘氏(サクソフォン)、森川由美子先生(ピアノ、歌唱指導)
4.スケジュール
・第1部  カレッジソング(塾歌、慶應讃歌、早稲田の栄光、丘の上)
・第2部  岸 義紘氏のサックス演奏
・     <ソプラノサックス>①ゴーイングホーム、②アニーローリー、
・               ③日本の心の歌メドレー(故郷、埴生の宿、みかんの花咲く丘、荒城の月)
・     <テナーサックス> ①このすばらしき世界、②ハーレムノクターン、③アメイジンググレイス
・               ④川の流れのように、⑤ダニーボーイ
・     <アルトサックス> ①海の歌メロディー(真珠採りのタンゴ、アロハオエ、浜辺の歌)
・               ②上を向いて歩こう、③闘牛士のマンボ、④ゴッドファーザー愛のテーマ
・第3部  皆で聴こう、皆で歌おう、季節の歌
・               ①お菓子と娘(森川由美子先生の独唱)、②冬の夜、③雪の降る街を、④早春賦
・エール交歓 ①紺碧の空 ②若き血

・今回は会員だけでなく、稲門会、愛唱歌を楽しむ会など多くの方に参加いただきました。
・第1部はカレッジソング斉唱です。ゲストの岸 義紘氏が早稲田OBということもあり、歓迎の意味を込めて稲門会の皆様が「早稲田の栄光」を披露しました。米寿を迎えた黒川清知様(国分寺稲門会)の好きな歌でもあります。
・第2部は岸 義紘氏のサックス演奏です。岸氏のサックス演奏活動は日本経済新聞「文化」欄(2011年5月20日)に「牧師が祈りのサックス」として紹介されました。その記事を読んだ塩井勝也世話役代表が長年企画を温めており、このたび演奏会が実現した次第です。サックスは14種類あるそうですが、岸氏はソプラノ、テナー、アルトの3本を持ち歩いています。曲に合わせて使い分けますが、高らかに歌い上げる澄んだ音色から低音を響かせた迫力のある音色まですっかり魅了されました。岸氏は背筋がしっかり伸びて、サックスを吹くときも息が長く続きます。水泳選手としても活躍しており、サックスと水泳の呼吸法には共通点があるそうです。演奏も舞台ではなく、観客席まで来ます。なじみの曲を一緒に歌うことで会場が一体となって盛り上がりました。これまでにCDを出してきていますが、80歳でベスト選曲集を出すことを目標に毎日4時間練習をしているとのことです。トークも見事です。ところどころにジョークを入れながら会場の笑いを誘いました。岸氏は神父仲間と一緒にジョーク集の本を出しているほどです。
いくつかのジョークを岸氏プロフィールの後に紹介します。ご一読ください。
・第3部では森川由美子先生が「お菓子と娘」(S4年西条八十作詞)を独唱しました。当時としてはずいぶんハイカラな歌で、米寿を迎えた天野肇様(S26経)のお好きな歌です。余談ですが、西条八十の名前の由来は苦(九)が無いようにということで“八十”としたそうです。本名です。後は皆で季節の歌を歌いました。「雪の降る街を」はショパン作曲「幻想曲ヘ短調作品49」の序奏のモチーフとよく似たメロディーです。森川先生が楽譜を探して弾いてくださいました。オマージュというのでしょうか、よく似ています。
・最後はエール交換です。早稲田OB岸氏への感謝も込めて早稲田応援歌「紺碧の空」を歌いました。そして平林正明会員の指揮による「若き血」斉唱です。全員が肩を組み、広いホールで声高らかにエールの交歓を行いました。

<岸 義紘氏プロフィール>
1941年生。早稲田大学卒業後、聖契神学校に入学。さらに米国フラー神学大学院に留学した。35歳で帰国後、
巡回牧師として各地の教会に赴任した。40歳を過ぎてからサックスを本格的に学び直し、教会では説教だけでなく、サックスを吹いてきた。1995年からボランティアで全国を回り、サックスの演奏会を開催している。教会、病院、刑務所、老人ホーム等、訪問回数は2,000回を超えたとのこと。現在は自動車に3本のサックス、スピーカー、アンプを積んで一人旅。元JTJ宣教神学校学長。若い時から水泳選手としても活躍しており、日本マスターズ水泳200メートル自由形リレー(合計年齢240歳)日本記録を保持している(1分55秒14)。

<ジョーク>
(1)海外からやってきた外国人に対する試験。次の言葉を使って短い文章を作りなさい。
・   ①「あたかも」⇒冷蔵庫に牛乳が「あたかも」しれない。
・   ②「うってかわって」⇒あの青年は麻薬を「うってかわって」しまった。
・   ③「どんより」⇒う「どんより」そばが好き。
(2)息子がフォルクスワーゲン車を母にプレゼント。ある朝エンジンがかからない。前に回ってカバーを開けたらエ
・  ンジンがない(フォルクスワーゲン車は後ろにエンジンがついている)。エンジンを盗まれたと思いお巡りさん
・  を呼んだ。お巡りさんが後ろのカバーを開けたらエンジンがついている。母は「息子が予備のエンジンをつけて
・  くれた」と感激した。
(3)娘が神父に告白。「鏡を見るたびに自分がきれいに見え、友達の顔を思い浮かべ優越感を感じる。私は罪深い人
・  間だ」。黙って聞いていた神父は最後にこう言った。「娘よ、安心しなさい。罪ではない。単なる間違いだ」。
(4)探検家がアフリカのジャングルでライオンとはちあわせ。神に助けを祈った。祈りが通じたのかライオンは目の
・  前で目をつむっている。探検家は「神様ありがとうございます。ライオンもクリスチャンのようです。助かりま
・  した」。そうしたらライオンは「わしは食事の前の祈りをささげているところじゃ」といった。
(5)中学3年の息子が漫画ばかり読んでいる。父は言った。「リンカーンはお前の歳には弁護士を目指して猛勉強を
・  していたぞ」。そうしたら息子は言った。「おやじよ、リンカーンはおやじの歳には大統領になっていたぞ」。
(6)旅行者が少年に時間を聞いた。少年は牛のおっぱいを持ち上げて13時31分と言った。次の日もその少年に時
・  間を聞くと、13時34分との返事。旅行者は「ボク、牛のおっぱいの重さでどうして時間が判るの」?そうし
・  たら少年は「おじさん、しゃがんでごらん。牛のおっぱいを持ち上げると市役所の時計が見えるよ」。
(7)おじいさんが村のはずれで傷ついたツルを発見。おばあさんが傷の手当てをした。ツルは傷が治ってからツルの
・  国へ帰って行った。1か月ほどしてから絶世の美女が訪ねてきた。「おじいさん。助けてもらったツル子です。
・  3日間おいてください。お礼に何でもします」。そして最後の日に「明日はツルの国に帰ります。陽が昇るまで
・  絶対に部屋をのぞかないでください。ツルの国に帰れなくなります」。翌日、陽が昇ってから部屋をのぞくとタ
・  ンスは空っぽ。おじいさんは「おばあさん、あれはツルに見えたがサギだった」。

◆次回   3月18日(土)10:00~12:00  Songs  本多公民館視聴覚室
◆次々回  4月16日(土)10:00~12:00         本多公民館視聴覚室
・             日本フィルハーモニー交響楽団理事長・平井俊邦氏(塾員、S40経)のミニ講演会
・             「オーケストラ経営~音楽の力の素晴らしさ」を開きます。
◆7月22日(土)は本多公民館ホールで第100回Oh!Enkaの会を予定しています。下村雅人氏(テノール歌
・ 手、二期会会員)のコンサート他第100回にふさわしい催しを企画中です。ご期待ください。

世話役代表:塩井勝也(S41法)
世話役:金田 一(S42工)、高橋伸一(S45法)、久保田宏(S46工)、矢野拓郎(S46商)、芳賀 崇(S47経)
・   平林正明(S47経)、山田 健(S47経)、池田敏夫(S47商)、井上 徹(S49政)