【新】平成29年国分寺三田会新年会を開催しました。

1.日時  平成29年 1月14日(土) 18:40~20:30
2.会場  小金井宮地楽器小ホール
3.出席者 100名(会員95名、同伴者3名、H28卒塾員2名)
4.アトラクション
・   「林順子と仲間たち」 フラメンコ
・   楽しい大福引大会
・   有志による男声コーラス(I’ve Been Working on the Railroad、慶應讃歌)

・今年の新年会も昨年と同じ武蔵小金井駅前の宮地楽器小ホールにて開催しました。“若き血”をバックミュージックに参加者が入場し開会しました。塾歌斉唱、渡邉惠夫会長(S40工)の挨拶、星野信夫副会長(S42経)の音頭による乾杯により、新年会の宴が始まりました。しばし、美酒と料理で歓談の時を持ちました。
・今年のメインアトラクションはフラメンコです。ギター・カンテ(歌手)による生演奏による「林順子と仲間たち」のフラメンコ舞踊が4曲披露されました。プロのギターとカンテは素晴らしく、林順子さんの迫力ある踊りとステップにも観客が圧倒されて思わず拍手や合いの手をいれステージに引き込まれました。まさに本場のフラメンコ舞台の臨場感を味わいました。舞踊のあとは、ルンバ講習会となり、有志が舞台にあがり林順子さんから直々に振り付けを習って、林順子さん・仲間たちと一緒に曲に合わせてのダンスを楽しみました。ステージと会場の一体感が更に雰囲気を盛り上げました。予定の40分があっという間に過ぎてしまいました。舞台に上がった有志には会員の川脇信久さん(S45商)から提供して頂いたボンカレー・カロリーメイト等を記念としてお持ち帰り頂きました。
林順子さんは、プロのフラメンコダンサーで、日本のスペイン舞踊の草分けの第一人者岡田昌己に師事。フラメンコとクラシコエスパニョール、フォルクロリコなどスペイン舞踊全般を学び、舞踊団に入団し師の全ての公演、日本フィル共演「カルメン」では全国12会場、文化庁移動 芸術祭にも団員として多数出演。スペイン留学では著名な実力者アーティストに師事。現在、ソロダンサーとしてライブ活動、イベント出演を精力的に続ける一方、読売日本テレビ文化センター京葉、川口、大宮、津田沼カルチャー、麗澤大学キャンパスプラザ趣味の教室、小岩スタジオ等で教授活動を展開しhttp://elcamino-koiwa.com/)、後進の指導にも力を注がれています。  仲間たちは、林順子教室の生徒さん達で、老人ホーム等のボランティアやイベント、都内タブラオライブ等、プロ顔負けの活動で活躍されています。  演奏者は、現在プロで活躍している若手ギタリストとベテランカンタオーラの素晴らしいミュージシャンのお二人です。ギター 石井奏碧(いしいかなお)さん、カンテ(歌い手)倉掛和子(くらかけかずこ)さんです。
・フラメンコに続き、大福引大会が行われました。林順子さんに舞台に残っていだき、抽選をして頂きました。10等賞から順次抽選が行われ、抽選が進むにつれ皆さんの期待が膨らむ中、1等賞は古賀良三さん(S46経)に当たりました。賞品はいずれも自宅に持ち帰って喜ばれるものをという狙いで選りすぐって準備したものです(高級日本酒、とらやの羊羹、冷酒ペアグラス、クッキー、飾り花、エプロン等)。
・福引の興奮が落ち着いたところで、新入会員(3名)、国分寺在住平成28年卒業者(2名 招待)の紹介が行われました。新入会員の内の一人は新年会当日の入会者でした。新入会員の皆様には今後分科会にも積極的に参加して頂いて、国分寺三田会の会員として楽しくお付き合い願いたいとお思います。
・アトラクションのトリは、有志による男声コーラスです。昨年の新年会で好評だったので今年も有志で男声コーラスチームを組んで、英語版“I’ve Been Working on the Railroad”と“慶應讃歌(1番、3番)”を4部合唱にてアカペラで披露し(指揮 吉崎俊一さん(S41政))、満場の拍手を頂きました。アンコールとの声もかかりましたが、今年はアンコールの用意はしていないということで、2曲のコーラスで終了となりました。新年会の男声合唱は今後定番になるのでしょうか? 楽しくすごしたアトラクションのプログラムもこれですべて終わりました。
・新年会の宴も最後の〆にはいり、まず平林正明幹事長(S47経)の振りで“若き血”を、舞台に残った男声コーラスチームを起点に全出席者が輪になり肩を組み、思いを込めて歌いました。歌に続きエール「フレフレ慶應」で〆て、塩井勝也副会長(S41経)による中締めの挨拶となりました。 中締めの挨拶の中、塩井副会長の指名により新年会事務局のメンバーが舞台に上り紹介されました。塩井副会長の中締めをもって、名残り惜しいという気持ちもありましたが、料理もほぼ完食、お酒も堪能してお開きとなりました。S26年卒業の天野肇さんからH28卒業者まで100名が一堂に集う素晴らしい新年会でした。今回の新年会も会員の皆さんによるチームワークで造りあげられ、その思いと楽しさを実感しました。
・司会は新年会実行チームの野田敏夫さん(S52経)と柚木克也さん(S61経)のコンビでした。うまく会場を盛り上げて、プログラムもスムースに進行しました。前年は後片付けにも時間を要したことからタイムキーパーとして司会が重要な役目を担っていましたが、事前のシナリオの準備もあり、ほぼ予定の時間で開宴から閉宴まで進めることができました。
・会場の設営・準備は、18時より新年会事務局・幹事・応援メンバーで開始し、ケータリングのニュートーキョーさんとも協力して、予定の18時40分開場・開宴することができました。また閉宴後もこれらのメンバーが協力して片付けを行い、21時15分には会場の点検を受けて(ケータリングのニュートーキョーさんを残して)解散となりました。
・新年会会場の宮地楽器ホールは一昨年12月に予約、そして新年会事務局は新年度が始まってすぐの10月にメンバーを決定し準備がスタートしました。プログラムの概略決定、ケータリング・酒類の手配等の基本的な準備を進めるかたわら、今回も電子メールを中心に会員の皆様には案内をしました。新年会当日は17時に会場前に集合して、最終的に段取り確認の打ち合わせを行い、幹事・応援メンバーも加わって買い出し班、受付班、会場設営班に分かれて準備を開始しました。終宴後は新年会事務局メンバーだけでなく幹事・応援メンバーが協力して片付けを行いました。ここにも国分寺三田会のチーム力が表れているかと思います。
・また来年の新年会についてもすでに宮地楽器小ホールの予約がとれています。来年は1月13日(土)に開催の予定です。国分寺三田会の会員の皆様が定例行事・分科会活動にと健康に楽しい1年を送り、またこの会場で元気な顔を合わせて新年会を開催できることを祈ります。

・新年会事務局 岩田友一副幹事長(S45工)、田川尚子幹事(S40経)、藤枝とし子幹事(S43文)、小林千晃幹事(S45政)、池田敏夫幹事(S47商)、芳賀崇幹事(S47経)、山田健幹事(S47経)、野田敏明幹事(S52経)、浦田素子幹事(S54法)、柚木克也幹事(S61経)

(写真撮影 斎藤信雄さん S38政)

【囲】久しぶりに囲碁大会を開催しました

今年初めての囲碁の会は、1月8日(日)に開催し、久しぶりに大会を開催しました。15名が参加され、優勝は中條京子さんでした。中條さんは、三鷹三田会の中條満さんの奥様で、大変しっかりとした碁を打たれる方で、優勝候補の筆頭でした。おめでとうございます。対局後の懇親会席上で、3段から4段に昇段されました。元慶応囲碁部のキャプテンで慶応が全国囲碁大会4連覇を達成した時の立役者、根橋さん(37年卒、杉並三田会)を対局で破り、根橋さんから昇段は当然でしょうとの言葉もあり、全員一致での昇段でした。

我が国分寺三田会の皆様は、私(加藤)と天野さんが2勝1敗、吉沢さんと中川さんが1勝2敗でした。また、皆様良くご存じの立川三田会会長、大石さんも3連勝で中條さんと同率でしたが、残念ながら、決定戦で敗れました。心優しい大石さんですから彼女に花を持たせたのでしょう。

ところで、今年は6月17日(土)に、日本棋院にて「東京囲碁三田会第2回大会」を開催します。会長は根橋さんで、90名前後の参加者を見込んでいます。私(加藤)が幹事長を務め、我が囲碁の会の主要メンバーが幹事を務めます。東京の各地三田会囲碁同好者の皆様との交流も深まり、ますます楽しい会になって来ました。囲碁の会は毎月第一日曜日に「本町・南町地域センター」で開催していますので、ご興味のある方は是非お越し下さい。お待ちしています。

【麻】2017年(平成29年)1月:新春麻雀チャンピオン大会開催!!

新年明けましておめでとうございます。
当麻雀会では新春早々の1月3日(日)第4回白鳥杯チャンピオン大会をJR国分寺駅南口より徒歩数分の雀荘「三千院」で開催しました。
新春早々なのに雀荘はほぼ満杯。熟年の麻雀熱が衰えていないことに驚きです。
チヤンピオン大会は昨年の月例会優勝者8名とワイルドカードから勝ち上がった4名の計12名での熱い闘いとなりました。
正月らしくお酒で乾杯、写真撮影の後にプレイ開始。10時30分から~17時30分までの7時間に及ぶ長期戦なので体力勝負と知力勝負が加わります。
途中14時頃にその時点までの順位に依り上位チーム、中位チーム、下位チームに組合せを再編成。参加者全員に優勝のチャンスを与えるため卓のリフレッシュをします。大物の手造りを狙い、指の運動と頭の体操が加わりボケ防止に最適な新春の闘いとなりました。

熱戦の結果、今回は月例会での優勝者が実力を発揮、栄えある「白鳥杯」を獲得したチャンピオンは、加藤さん(S38経)で第1ラウンドの後半から波に乗り、第2ラウンドではぶっちぎりの大勝でした。2位は小林さん(S39法)、3位岩田さん(S45工)の順となりました。また、今回からワイルドカードからの参加者には3万点のハンデイを設定したのでワイルドカードから入賞された岩田さんは大健闘されたと云えます。
表彰式は新年会として場所を変え、参加者の持ち寄った賞品を取り揃え、全員でプレゼント交換。入賞者は賞金と豪華景品をゲット。参加者は大満足の一時を過ごしました。

今年度の闘いは、既に昨年12月から始まっています。月例会優勝者はチャンピオン大会の出場資格を獲得します。また来春のチヤンピオン大会が楽しみとなります。
参加メンバーも次第に若返ってきており、近年三田会に入られた方で若い頃麻雀に明け暮れた方大歓迎です。是非一度麻雀会に遊びにきてください。一緒に楽しみましょう。

世話役

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【麻】第150回記念大会2016年12月25日(日)開催さる!!

当麻雀会は2004年7月24日第1回例会から一度も休会することなく13年間を経過し、去る2016年12月25日(日)第150回記念大会を国分寺の雀荘「三千院」で開催しました。今回の参加者はこれまで最多の20名で、雀荘の半分以上が三田会員で埋め尽くされ、熱い闘いが繰り広げられました。記念大会に相応しく持ち寄ったお酒で先ず乾杯、記念写真を撮ってプレー開始。また、クリスマスとも重なったため各々クリスマスプレゼントの賞品を持ち寄り、試合後のプレゼント交換に備えました。
当会は吸わない!賭けない!ボケない!をモットーに手造りを楽しむ麻雀を目指していますが、今回も岩田さん(S45工)が役満の国士無双を上がるなど大物狙いの役づくりを楽しみました。
記念大会の優勝者は、実力抜群ながら最近2年間優勝から遠ざかっていた安齋さん(S39経)、2位利根川さん(S51経)、3位加藤さん(S38経)となりました。優勝者は勿論、上位10位までの入賞者には賞金が出て会費の一部が戻る仕組みになっているのも、当会が長続きしている理由といえましょう。

試合後は会場を移して盛大に表彰式とクリスマスのプレゼント交換を実施。また過去150回に遡って個人別優勝回数、出席率、最多得点者、最多失点者等々のランキングを分析しその結果が公表され、一部の会員には賞品が渡されました。
参加者は150回記念大会が盛大理に行われ13年間続いてきた例会に感謝するとともに次の200回記念に向けて健康で麻雀が続けられるよう誓い合いました。
いやあ~麻雀・・・楽しいですね。ボケ防止で長生きできるので昔麻雀に溺れていた方、昔を思い出してまた麻雀しませんか。お待ちしております。

世話役

 

【歴】第76回 歴史をひもとく会(武蔵国分寺歴史ドラマ第2弾)

現国分寺三田会副会長で、前国分寺市長の星野信夫氏が語る講演会「武蔵国分寺歴史ドラマ」の第2弾が平成28年12月17日(土)本多公民館で行われました。大好評だった前回の続編ということで、会場には57名(当分科会としては過去最高)の参加者が詰めかけました。

・博識ぶりに称賛の声

当日、星野講師は、関連する歴史的な出来事について時代背景を交えて手に取るように解説され、我々聞いている側は、自分が恰もその時代に遭遇しているかのようでした。武蔵国分寺地域に関する秘話は興味深い物語ばかりであり、硬軟織り交ぜて語られる幾多の人物像は息遣いが感じられるように我々に迫ってきました。

多彩な知識に基づく解りやすい説明、仏教についての深い知識、各時代の背景を貫く思想や年号・出来事・人物など歴史上の事柄を流れるように説明するその博識ぶりに、会場から称賛の声が挙がりました。

・武蔵国分寺歴史ドラマ:第2弾

武蔵国分寺の焼失後、仏教文化・学問の中心であったこの地域は、鄙びた農村へと姿を変えます。その後、長い戦国の時代が収束し、太平の世となった江戸時代には、世の中に封建秩序が形成され、儒教思想が根付きます。幕府の知行割で、多摩地域が幕府直轄地となった頃から、武蔵野の開発と共に国分寺地域は発展していきます。特に玉川上水の開墾(分水)がこの地にも大きな恩恵をもたらしました。従来の国分寺村、恋ヶ窪村に加え8新田が開発され、住民が安定した生活を営むことの可能な地に変貌していったのです。しかし、元文の大飢饉などの破滅的な危機に直面した時期もあり、更に18世紀の半ばに尾張徳川家のお鷹場となってからは、厳しい規制に苦しむ時期もありました。様々な変遷を経て時代は幕末動乱期に至ります。此の時期に活躍した人々の足跡に触れながら歴史ドラマは明治以降の国分寺に進みます。

旧幕府直轄領時代よりも生活が苦しくなったという当時の住民らの反新政府感情を下地として起こった御門訴事件は悲惨でしたが、新政府側の反幕府感情との軋轢によるものでもありました。明治22年に10ヶ村が合併して(新)国分寺村(人口2910人、420戸)が誕生しました。甲武鉄道(現中央線)の開通、国分寺駅の開設により、駅を中核に地域の中核都市として順調に発展を続けて現在に至ります。

・興味津々、なるほど、納得

57名の参加者は、講師の話に頷いたり、ハタと膝を打ったりの連続で、ア…なるほどそうだったのかと納得の様子が覗きみえました。日常、何気なく通り過ぎていた場所の縁起や、普段は気にも留めなかった地名・屋号・苗字などの由来を聞くにつけ、「目から鱗」という様子が散見され、アッという間に2時間が過ぎていました。

郷土史の語り部から、貴重な講話を聴く機会になったという感想が漏れ聞こえてきました。市内の小中学生にも聞かせたい、これからの世代に受け継いでいくべきだとの意見も多く出ていました。

この続きとして、「武蔵国分寺歴史ドラマ」の第3弾は、激動の時代であった大正・昭和から平成の現在に至るまでの道程や、現在進行中の国分寺駅前再開発に絡む裏話など、興味津々のお話が聞けると思われますので、ご期待ください。