【歴】講演「江戸の成り立ちと江戸城再建」

2015年行事のトリとなる講演会(第71回)が、12月19日(土)本多公民館で、太田道灌18代目のご子孫の太田資暁(おおたすけあき)氏を講師に迎えて開催されました。出席者は45名。

江戸城は太田道灌が開き、徳川家康の関東下向により広大な城郭に改修・拡大され、皇居として現在に至っています。氏の講演は太田道灌が活躍した時代背景の説明に始まり、江戸城のシIMG_8050ンボルとしての天守閣の話に及びました。太田道灌は、室町幕府鎌倉公方・管領家系の扇谷上杉家の家宰(家老)でしたが、応仁の乱以前の関東の歴史は学校の教科書では習うことがほとんどない興味深いもので、この歴史背景を知らずに太田道灌の業績は理解出来ないのではないかと思います。こんな中で有名な山吹の話は各地に伝承があり、まだその地は特定されていないというようなお話もあり、あっという間の2時間の講演でした。

講演終了後、国分寺駅前の「グリージョ」に席を変えて、太田資暁氏も交えて懇親会を開催しました。

次回の、 歴史をひもとく会は、3月12日(土)を予定しています。詳細が決まりましたらご案内いたします。